全国統一小学生テストを受けた結果を綴ってみる

全統小は規模が大きく、47都道府県、全国の会場で年に2回、6月頃と11月頃に実施されます。全国の同学年で勉強頑張っていると思われる層の中で、どのくらいの順位にいるのか、力試しにちょうどいいですね。しかも無料で受験できます。

年に2回のお祭りのようなテストかなと思います。すごくいい成績なら、賞状もらえたり、iPadもらえたりするようです。これは子供にとっては夢のような話ですね。

小1~小3まで受験させてみました。

結果や感想など書いてみます。

 

1.小学1年生6月

小1になって、学校のお勉強も始まった事ですし、力試しに初めて受けてみました。

①受けた結果

まず結果から。iPadとか賞状とかにはまだまだ全然届かない感じです。

全統小1年6月の結果

1年生は国語と算数の2科目です。今回、四谷大塚のとある校舎で受けましたが、後日、受験した校舎まで結果を取りに行ってきました。郵送はしてないようでした。

小1は7割が平均点にように問題が作られていると聞きましたが、国語も算数も平均が85点台と6割弱でした。難易度としては、少し難しかったのかもしれませんね。

サピの偏差値よりも高く出ると聞きますが、低学年だからか、そんな事もなく同じくらいでした。

 

結果の冊子を見ると、全国、都道府県別、男女別と、いろいろなデータが載っているので、結構おもしろいです。

全統小1年6月の結果(グラフ)

ここには載せていませんが、問題別の成績も分かるので、正答率が高いのに間違えた問題、逆に正答率が低い難しい問題を正解してた等が分かります。なので、得意不得意も分かりやすいです。

国語は得意なので安定感があり、今回順位が300番台とかなり健闘したと思います。他塾のテストで、多少傾向が違っても対応できる力がついてきた感じです。

算数は、いい時もあれば悪い時もあり、結構波があります。今回は問題の読み間違いにより、大問の1つを丸々ミスったのが痛かったです。

ただ、これも実力のうちですね。できる子や注意深い子なら、”あれ?何かおかしいぞ”と気付けたはずですから。

 

この全統小、四谷大塚の入塾テストも兼ねております。後日合格証が送られてきました。

合格証

やっぱり合格すると嬉しいですね。

入塾する場合は有効期限もあるので注意です。

2人に1人、およそ半分よりいい成績なら合格証をいただけるようです。

 

 

②どんな問題が出たか

出題された問題は、ざっくりとこういう感じでした。

国語の問題 

    1. 言葉に「゛」や「゜」を付ける
    2. 2つの言葉を線で結んで文にする
    3. 短い説明文読んで、そのことばを選ぶ
    4. 長文読解
    5. ひらがなを埋めてことばを完成させる

 

算数の問題 

    1. ものの数を数える問題
    2. 数の大小(例:数が3番目に大きいものは?)
    3. 順番を問う問題(例:A君は前から何番目にいるか)
    4. 足していくつになるか答える
    5. 同じ形のモノを選らぶ
    6. 規則的な変化を図に記入する
    7. 立体図形
    8. カードゲームの文章問題

 

国語も算数も、それぞれ30分で150点満点の問題です。

そんなに難しいような問題はなく、小学校の教科書で習う範囲とその応用の範囲のようですので、先取りしなくても十分できる内容でしょう。

しかし、問題の傾向に慣れていないお子さんだと苦戦するはずです。

逆に問題の傾向に慣れていると思われる四谷生にとっては、点が取りやすい問題なのかもしれません。

でも、同じ四谷大塚さんのリトルスクールオープンテスト(LO)よりは易しい問題だったと思います。今回の小1(6月)の全統小より年長2月のLOの方が難しかったように思います。

 

余談ですが、全統小もLOも四谷大塚さんの入塾テストも兼ねていますが、入塾の合格証をもらうには、全統小の方がハードルは低いと思います。

 

    • 四谷生ばかりじゃなく全国幅広く受験する
    • 問題の難易度が比較的優しめ
    • 問題数が多いため少しのミスでも比較的影響は軽微

なので、比較的入塾基準を満たしやすそうに感じます。

 

 

③受けさせてみた感想

勉強ガチ勢、トップ層との分厚い壁を感じました。すごい子達は全国にたくさんいますね。

受験前にちょっと緊張して口数が少なかった娘。今回は入口で並ぶ人数の多さ、会場の雰囲気にちょっとのまれた感じでしたが、娘なりに頑張ってくれたと思います。

今回、受けて良かったところはいろいろありました。

    • 問題数が多かったのにも関わらず、全ての問題に手を付けることができた
    • 問題用紙と解答用紙が別々なのは初めてだった(伝え忘れた)けど、ちゃんと対応できた
    • 分からなくても選択問題は選ぶだけ選んでいる
    • やや苦手だった算数の理解度は上がってきて、国語とバランスとれてきた
    • コンディションが多少悪くても力を出せた
    • 後日入塾の合格証が送られてきたので娘のやる気がアップした

といった感じです。

この週は英会話、サピの確認テスト、サッカー、ピアノの発表会と習い事が連日続いてて、テスト当日の午前中は水泳でした。

日曜午後の全統小が大トリだったわけですが、すごく疲れたみたいでした。

家に帰ってから機嫌が悪かったり、夜はお風呂に入らずそのまま寝るし、月曜朝は寝坊という始末。

詰め込み過ぎないように、習い事の振り替えなど、うまく調整しないと子供の負担が増えてしまいますね・・・反省。

悪かった点は、この3点です。

    • 問題文を正しく理解できず大失点
    • ケアレスミス(簡単な問題ほどやってしまう)
    • 見直しをしてない

受験後は、疲れた顔だったものの、にこにこして出てきました。「算数も国語も1問か2問分からなかったけど、他はできた」と言っていたけど、フタを開けてみるとやっぱり他にも間違えていましたね。

ええ、いつもの事です。(国語はそのとおりだったのですが、算数が…)

今回で言えば、問題文を読み飛ばしたのか、図形の数を書くところを「〇」と書いてたり・・・。使う図形は合っているのですが。

あと、カードゲームの文章問題も間違いが目立ちました。国語は得意なのですが、算数の問題での読解力不足が目立ちます。

国語の問題はほとんど正確に読み取れているのに不思議です。

この辺りは、問題に慣れれば、大丈夫・・・だといいのですが、そもそも理解できなかった可能性もあります。

あと、国語も算数も少し時間が余って、終わるまで少し待っていたと言うのですが、相変わらず見直しはせず…。

私「見直ししてたら、〇って書いたとこ、間違いに気付けたかもよ」

娘「う~ん、そうだね~」って棒読みしつつ脱走してクローゼットの中に籠り、うぇ~んと悔し泣き。

まあ、悔しがる事は、良い事だと思います。が、怒られたわけでもなく、普通に言われただけで泣いてしまうのはやっぱり精神面で弱さがあります。ここ、私の悪いところ似ちゃいました。なんとか逞しく育てたいものです。

 

2.小学1年生11月

6月に続いて11月も受けてみました。11月3日で文化の日、今回で2回目の受験です。

「受験は文化だ」って誰かに言ってみたいですが、あまり言える相手がいないのが寂しいところです。。

ちょうど1年前、年長の11月も受けさせようと思っていたのですが、この時はサピの入室テストと日が被ったので、受験を断念していました。

早いものであれから、丁度1年経ったんですね。

 

①受けた結果

1年経って、どれくらい成長したのか結果を楽しみにしていたのですが、ちょっと微妙でした。

この前より、算数は点数も偏差値も少し上がりましたが、国語が結構下がりました。合計も偏差値60割ってしまいました。

全統小1年11月の結果

問題見た感じでは、普通かなと思っていたのですが、平均点を見ると、算数がやや難しくて国語が比較的優しかったようですね。

一応、前回と同じ点数帯にところに辛うじてとどまったのが救いです。

全統小1年11月の結果(グラフ)

 

②どんな問題が出たか

出題された問題は、ざっくりとこういう感じでした。

国語の問題 

    1. 正しい文になるようにひらがなを選ぶ
    2. 正しい漢字を選ぶ
    3. 1年間のイベントの順番(せつぶん、ひなまつり等)
    4. 長文読解
    5. 正しい文になるようにひらがなを選んで単語を作る

 

算数の問題 

    1. 数の大きさを問う問題(どっちがどれだけ大きいか?)
    2. 立体図形(分けるといくつになるか)
    3. 計算問題
    4. 文章問題(計算・時計・平面図形など)
    5. 計算系の文章問題
    6. 平面図形(右から〇番目、上から〇番目)
    7. じゃんけんゲーム文章問題

 

今回も、国語と算数それぞれ30分で150点満点、合計300点満点の問題です。

そんなに難しいような問題はなく、小学校の教科書で習う範囲とその応用の範囲ですが、国語の長文が少し長くなり、1500字~2000字近くあったと思います。

あと、算数の問題でも文章問題が割と多く出ていました。文章の量が多くなったので、「時間がなくなって全部の問題を解けなかったー」と言っていました。

奇問難問みたいなのはなかったものの、1年生の後半に入り、少し考える問題が増えていたと思います。

この全統小は、はなまるリトルの類題が多いように思います、基礎になる大事なところが、はなまるリトルに詰まっている感じがしますし、全統小の点数をあげるには、これをやると良さそうに感じます。

 

③受けさせてみた感想

前回は少し疲弊した中で受けさせてしまいましたが、今回はコンディションも良かったと思いますし、あまり緊張せずに受けられたようです。

小1になった頃から、算数をコツコツ頑張ってきたので、算数が少し伸びてくれました。最初の計算問題を全て正解できたのが良かったと思います。

算数が難しい中でも結構点が取れるようになり、元々得意だった国語よりも偏差値が上でした。算数の課題はやはり図形、国語では文章問題です。

でも、最近なんとなく国語の低空飛行が気になります。今回は国語の平均が高かったので、ちょっとの失点で偏差値が結構下がったのかなと思いました。

目立ったのは長文での失点です。読み飛ばしとか、意味を勘違いして読んだりというのがあるようです。

普段、本はよく読んでいるのですが、時間制限がある中で焦りがあるのかもしれません。「問題はなるべく全部解いてね。」って言ったのが、いけなかったかも・・・。

 

3.小学2年生6月

今回で3回目の受験になりました。

全統小の対策は特にしていなかったのですが、はなまるリトルも少しずつやってましたし、日頃から漢字や計算もコツコツ強化してきたし、先日のSAPIXの確認テストの復習も頑張っていたので、そこそこいい感じに仕上がっているはず……だよね?

 

①受けた結果

偏差値的には、国語がアップ、算数がダウンして、2科ではほとんど変わらず。点数も同じくらいでした。GW明けからそこそこ勉強していたのですが、思ったよりできなかったなーって感じです。

全国の平均点は、国語が90強、算数が90弱、2科180強でした。

 

②どんな問題が出たか

2年生になりましたが、1年生と同じく国語と算数それぞれ30分で150点満点、合計300点満点の問題です。

国語の問題 

    1. 漢字の読み
    2. 読点の位置
    3. 反対語を書く
    4. 二つの言葉を1つにする
    5. 長文読解

150点なので、問題数も結構多いですね。

長文は2000字くらいあり、結構長くなっていました。文章を読むスピードが必要になりますね。

抜き出し問題はありましたが、長い記述問題が無かったのと、漢字を書く問題はありませんでしたので、易しめだったかなと思いました。

 

算数の問題 

    1. 計算問題
    2. 文章問題(計算、時計、目盛り)
    3. 文章問題(長さ、序列、数の大きさなど)
    4. 平面図形
    5. 思考系の文章問題
    6. 立体図形(ブロックの数を答える系)
    7. 思考系計算の文章問題

30分で大問7つはサクサク解かないと結構厳しそうです。

そういえば、ひっ算は出ませんでした。

問題文もそこそこ長いですし、ちゃんと読んで理解しないと答えが出せないような問題もあり、特に後半は小2にしてはやや難しいですね。

 

③受けさせてみた感想

成績表取りに行った時、「難しい問題も正解してますし、上位目指せますね」とおっしゃっていただけたのが励みになりました。

ここのところ、サピでのテスト成績がイマイチ上がって行かないので、いろいろ不安や苦しさがありましたが、嬉しいお言葉をかけていただき感謝です。

すこく気が楽になりました。

今回、国語はよくできたと思います。空欄がなく全問回答できて、いくつかしょうもないミスなどありましたが、苦手なところも特になさそうでした。

長文で記述がなかったため、少し見直しもできたみたいです。

しかし、算数は下がってしまいました。前半の計算や基礎的な問題で時間を使ってしまい、後半の問題を解ききれずに時間切れになったようでした。

どうやら、前半の問題で「本当に合っているのかなー?」って確かめ算したり、見直ししてたらしいのです。序盤の計算はバッチリだったのですが、時間使いすぎですね。

そういえば、早稲アカ、四谷大塚、浜学園のテストでは、立体図形のブロックを数える系の問題を見かけるのですが、サピではこれまででテキストにも出てきてない気がします。高さを比べるのは見かけたのですが。

(後日談:サピのテキストだと夏期講習のとかに出てきました。)

他塾の立体図形とか思考系の問題を、集中力最高潮になっているであろうテスト中に挑戦してほしかったのですが、あまり手をつけられなかったのが残念でなりません。

それでも平面図形が結構できてたのは収穫でした。図形の課題は3次元。

とりあえず、ちゃんと復習せねば。

 

4.小学2年生11月

久しぶりの他塾テストです。娘は今回で全統小4回目の受験になりましたが、回を重ねるとどんどん受験者数が増えていきますね。

初めて受けた小1の6月の受験者は1万3千人ちょっとだったのが、小2の11月では2万人を超えていました。

会場の受付に並んでいる時、娘が小学校で同じクラスの子(四谷生)や、サピでで隣の席の子とかを見かけたらしく、「あの子達も受けるのか~、手強い…」と言いつつ、真剣な表情に変わり、瞳にかすかな炎が揺らめいているように見えました。これは闘魂?覇気?

①受けた結果

朝から家庭学習もスムーズにこなしてましたし、精神的にも前向きでいて、あまり緊張せず落ちついた様子(言いすぎかも)。

お、今日の娘は調子良さそう!

と期待しましたが、偏差値的には、2科で60強と前回より少し良かったかなー程度でした。(娘の覇気はまだまだ弱いのか…)

算数、二科>60>国語>50

全統小2年秋結果

点数は、算数が約8割、国語が8割弱で、2科点数は前回とだいたい同じくらいでした。

全国の平均点は、国語が90点強、算数が80点台中頃、2科170点台で6月よりやや難しめだったようでした。

国語は読み間違いなどのミスがありイマイチでしたが、算数はそこそこ健闘しました。

前回、算数の後半にあまり手が回らなかったのですが、今回は前半がスムーズに解けたらしく最後の問題まで手を付けられたようでした。

そういえば、前回、3次元の図形が課題だなーと思っていたのですが、すっかり忘れてしまいました。。

ほとんど対策してなくて、すまぬ、娘よ!これは親(監督)である私の責任。

やはり今回も立体図形が後半に出たので、そこ全滅かなーと思いましたが、あまり図形の対策をしなかった割に、少し得点できていたのは嬉しい誤算でした。

 

②どんな問題が出たか

国語と算数それぞれ30分で150点満点、合計300点満点の問題です。

国語の問題 

    1. 漢字
    2. てにおは問題(助詞・助動詞)
    3. 文に合う言葉を選ぶ
    4. 同じなかまの言葉を選ぶ
    5. 長文読解
    6. 文章の並び替え

150点ですし、問題数も結構多いですね。配点の高い長文では、記述問題はないものの、6ページにも渡る文章で、今回もハードそうでした。

 

算数の問題 

    1. 計算問題(和、差、積)
    2. 文章問題(計算、時計、かさ、図形)
    3. 平面図形
    4. 文章問題(お金の計算、場合の数など)
    5. 思考系の文章問題
    6. 立体図形(ブロック系)
    7. 規則的な計算(思考系)

今回は全部で30問出題され、それを30分で解くので、1問あたり1分の計算ですね。

やはり後半が難しいので、高得点を狙うには、前半をささっと早く正確に解いて、後半の時間を確保しないとですね。

 

 

③今回の感想

算国とも150点満点のテストなので、100点満点のいつものテストより、大きな数値で点数が返ってきます。

なので、娘的にはすごくいい点数が取れた感じになるようで、嬉しそうにしていました。ポジティブになれたのは良い事ですね。

算数はあまりミスなく、いい感じでした。

算数は前半の大問4までの基本的な問題だけで100点前後取れるように作られています。それにプラスして、大問5,6,7の最初の方の簡単めの問題を確実に取れれば、結構いい点が取れるような問題構成になっています。

後半の大問の後ろの方に出てくる正答率が1ケタの問題こそ全部ハズレでしたが、頑張って考えて回答していたので、すごく良かったです。

その代わり、今回は国語がイマイチな点数でした。

知識系でいくつか穴があり、漢字や同じ仲間の言葉などで間違いが散見されたことと、長文では自己採点だと正解だと思っていた問題が2つバツになっていたので、ちゃんと回答できてなかった箇所もあったようです。

最近、「国語は得意でできるから、そんなにやらなくてもいいでしょ」的な事を言って、調子に乗っていた娘には良い薬になりました。

あと、知識系の問題で「えー、これ知らなかったのね~」っていう発見にもなりました。

他塾のテスト受けると、違った角度から出題されるためか、こういう発見がしやすいですね。

そういえば、全統小は塾でのテストより偏差値が高く出るとか聞きますが、娘がこれまで受けてきた成績を見るとそうでもありません。サピでの偏差値と同じくらいです。

その理由は受験者層が結構ハイレベルであることと、四谷系の問題に慣れていないことの2つが大きいと感じます。

高学年になると中受する層はだんだん受けなくなってくるようですが、低学年の受験者層って、既に塾に通っているお子さん、塾に行ってなくても中受を考えている層、教育熱心なご家庭のお子さん達が大勢を占めていて、全国的に腕に覚えのある層が受けていると思われます。

小学校の勉強だけで受けに来るお子さんもいるのかもしれませんが、おそらく割合的には少ないかなという印象です。

塾によっては全統小の成績が特待生の条件になっていたりしていて、それを狙いに来てる子達もいます。問題は比較的易しいですが、高偏差値、高順位を狙わせようとする保護者もいて、ハイレベルな争いになる感じですね。

あと、都内でも地方でも四谷系(早稲アカ含めて)の塾に通っているお子さんが割と多く受験していると思います。塾によっては、事前に対策授業があったり過去問解いてたりするので、他塾にいて四谷系の問題に慣れてないと苦戦しがちですね。

なので、場合によっては「あれ??塾での偏差値より低い……なんでやねん」となったりするのかなーと感じます。

 

5.小学3年生6月

小3になると変わるのが、回答用紙がマークシートになること。初めてのマークシートで、やはりミスがありました。というか撃沈しました。

今回は、「ジュニア予習シリーズ 演習問題集 算数 三年 上」を一通りやってから、全統小を受けたので、私としては結構自身がありました。

これで算数は、四谷生&早稲アカ生とのカリキュラムギャップがかなり解消されているはず…。

期待を胸に、会場へ送り出しました。

 

①受けた結果

さて、どのくらいできたかなーと結果をオープン。

60>算数>50>二科>国語

あれ!?惨数…酷語…

う~ん、お約束のマークミスね。違う問題に回答しているのが多数。。

まさか、二科偏差値40台とは、盛大にミスりました。

全国の平均点は、算国とも90点弱、2科170点台後半で例年通りの難易度だったようでした。

 

②どんな問題が出たか

国語と算数それぞれ35分で150点満点、合計300点満点の問題です。試験時間は算国とも2年生の時より5分長くなりました。

国語の問題 

    1. 漢字(同じ漢字のものを選ぶ)
    2. 漢字(読み)
    3. 擬音語
    4. 慣用句
    5. 長文読解

長文は長くてハードですが、マーク式なので全部選択式ですね。

 

算数の問題 

    1. 計算問題(和、差、積)
    2. 文章問題(目盛り、計算、図形)
    3. 文章問題(長さ、図形、かさ、展開図)
    4. 長さ文章問題
    5. 平面図形の長さ
    6. 掛け算の思考系カードゲーム
    7. 積み木(思考系)

6、7は少し難しいので、今回は3~5の長さの問題をどれだけ取れるかで結果に大きく影響したかなと思いました。

 

③今回の感想

問題用紙の回答した番号に〇を付けてきてたので、自己採点してみると、

国語117点、算数125点、合計242点でしたので、前回より順位や偏差値も少し上がりそうでした。

結構いい感じかなと思って成績取りに行ったのに、まさかのマークミス・・・。

問題番号が合ってるか、確認してなかったようです。それにしてもこんなにミスるもの?

でも、マークミスも実力のうちですが、自己採点なら、まあまあの結果になっていたので、良しとすることにします。きっと記述方式なら取れていたはずってことで。

ジュニア予習シリーズ演習をやり、数学得意なパパがメインで指導した事もあって、結構対応できて、そこそこ解けていたと思います。最後の問題まで手をつける事ができていました。

予習シリーズの演習問題集、すごくいいですね。送料がかかるので、ちょっと高いですが、サピ、グノーブル、エルカミノ、浜などに通っていらっしゃるなら、これをやる事で、四谷系のテスト対策にもなりますし、所属塾と違った角度からの問題を解く事で総合力がつく気がします。

自己採点では簡単な計算問題など全部できてましたが、マーク式なので、答えが選択肢にない場合、再計算すれば答えに辿り着いちゃう事を考えると、ちょっと微妙な感じですね。

うちの子は、国語の長文の記述にはそこそこ強いのですが、選択肢で迷った問題が結構目立ちました。問題用紙見ると、正解しても間違えても、結構迷ってましたね。
本質は同じだと思いますが、選択問題だと微妙に迷わせるような選択肢があるので、記述にない難しさがあるなーと感じました。

 

6.最後に

この手の無料テストは受ければ受けるほど、子供の経験として蓄積されていくと感じています。

今回のテストも子供の成長のためによかったと思いますし、次回、小3秋の全統小も頑張ってほしいなーと思いました。