残業ってどのくらいしてますか?
日本人は働きすぎなんて言われ、働き方改革で残業を抑制する動きがありますが、残業って悪い事ばかりじゃないと思います。
残業やりすぎて長時間になってしまうのは問題ですし、最近は残業がすごく嫌われる風潮にあると思います。しかし、少ない残業なら、いろいろなメリットがあると感じます。
残業代稼ぎしている人もいますね。
生活残業はよくありませんが、適度にムリのない範囲での残業は生活の質を上げたり、仕事の満足度を上げるんじゃないかと感じます。
目次
残業やりすぎのデメリット
まずデメリットから。私にもかつて残業100時間以上やってた時代がありました。あの時は、残業中叫んでしまったり、泣いてしまったりしたこともありました。
残業が多いとつらいですね。当時の私は社畜でした。
1.疲れて心身ボロボロで健康を害す
残業が多いと疲れます。疲れがたまってなかなか取れないけど、次の日も会社に行かねばなりません。それで、次の日も遅くまで残業してまた疲れがたまるという悪循環。
それが続くと体に不調が表れたり、精神的にも参ってしまいます。そのうち健康を害して、しばらく長期離脱を余儀なくされてしまうなどの危険性がありますね。
私の場合、よくある生理不順になっていました。
2.美容に良くない
夜寝るのが遅いのは、美容にはよくありません。肌もボロボロで、やつれてしまいます。
そんなんじゃモテないし、仕事でもぞんざいに扱われてしまいます。なんと言っても、人は見た目大事だったりします。
3.自分の時間がなくなる
当然、残業で時間を取られてしまうため、自分の自由な時間が減ってしまいますよね。
もっとやりたい事がたくさんあるのに、全然できない、満たされない日々が続きました。
4.生産性が落ちる
夜遅くまで仕事すると、頭がボワ~っとして、思考力が低下してしまいます。作業のスピードが落ちて仕事の生産性が落ちましたし、判断力も落ちてつまらないミスも増えてしまいました。
5.仕事をたくさん回される
「残業できる体力がある」「たくさん仕事を処理してくれるヤツだ」とか思われると、どんどん仕事を回されてしまいます。
仕事すればするほど、あれもこれもと仕事を依頼されてしまうので、どこかでセーブした方がいいですね。
6.サービス残業の悪夢
働いた分、全て残業代が支払われればいいのですが、人件費として配分されている予算には限りがありますし、労働時間も法律のルールを逸脱しないよう管理しなければなりません。
なので、これ以上は残業代出せないというラインがあると思います。
それでも、やらなければならない仕事があると、サービス残業に身を投じることになりがちです。
これもやりがい搾取だったりしますが、個人的にはお金を稼ぐために働いているのに、サビ残は最悪です。
最近はサビ残なんてしませんが、無限に仕事が降ってきてサビ残する悪夢を見たことも。
7.モチベーションが上がらなくなる
残業しすぎて疲れ果てると仕事への熱意や意欲が減退し、やる気がなくなってしまいます。
心を壊したり、体を壊したりして長期離脱するまで使い潰されてしまうと、復帰したとしても、もはやモチベーションが上がらないかもしれません。
そこまでいかなくても、「働きたくない」「もう仕事嫌い」「最低限しかしない」となってしまったりします。これ今の私です。
8.上から目をつけられる
管理する上司からすれば、残業やりすぎている従業員の存在は困るのです。上司だって残業を抑制するよう上から命令されていたり、ミッションとして目標を立てているはずです。
「残業減ってないじゃないか」「目標未達だね」といい評価を得られないかもしれませんし、管理能力を問われかねません。なので、上司も必死ですね。
9.不倫に陥りやすい
遅くまで残業していると男性の上司や先輩とかから「ごはんまだなら、食べに行かない?」と誘われることがあります。お酒が入って、いろいろ話しているうちに不倫してしまうとかよくある話ですね。
いけませんわ。
10.セクハラされやすい
残業してると世間話してくるオジサンとかたまにいます。「お疲れさん」とかいいつつ、肩を触ってきたり・・・。あと、なぜか世間話してきたりして下心丸見えです。
セクハラされる前に帰った方がいいですね。
11.夜道が恐い
夜遅くなると帰りの夜道が恐いです。暗いと不審者とかいないか不安になります。自意識過剰かもしれませんが、「絶対に自分の魂と身を守らないと」って最大限の警戒をしながら帰りました。
恐いし疲れているからと、タクシーを使ったこともありました。(でも、それだとお金が減ってしまいますので、働く意味が分からなりますね。)
適度な残業のメリット
上記のようなデメリットもありますが、やりすぎなければメリットもあります。働くのは大変ですが、ほどほどに残業することで、満足度を上げることも可能だと思います。
人によって、”適度な残業時間”は違うと思いますが、私の場合は月20時間くらい。(育児中の身なので最近残業できませんが)
ムダに残業代稼ぎするのはダメですが、ムリなく上手に残業できれば、メリットを感じられると思います。
1.残業代が手に入る
まず、冒頭に申し上げたとおり、残業代が手に入ることです。
働くのはお金のためって人は多いと思います。残業すれば、通常の時給よりも1.25倍以上の割増の時給でお金がもらえるのは、素晴らしいことです。深夜残業なら時給が1.5倍以上にもなります。
36協定とかで上限があったりしますが、手っ取り早く稼ぐには残業が一番。
副業だと基本的に割増になりませんし、そもそも本業より時給がいい仕事を見つけるのが難しいものです。
時給いい副業は、夜の仕事とかですよね。昔チャレンジを試みましたが、向いてなくてすぐ辞めました。
他にもいろいろやってみましたが、手軽にサクッと稼げる仕事なんて、まずありませんね。
それよりは、残業した方が楽に稼げるというものです。しかも確実性があるし、副業みたいにやましい事は何もありません。
残業代稼ぎは良くありませんが、弊社の場合、どんなに頑張って稼いでも、会社の内部留保ばかりが増えてしまいます。もっと従業員に還元してもらいたいものです。
お金もらえなきゃ仕事なんてやってられませんよね。
残業することで成果を上げられるなら、残業もアリだと思います。少しくらい残業代をいただいてもバチは当たらないと思っています。
2.信用・評価される
社内でリア充になりたければ、みんなから評価され、信頼されることが重要。日本社会では、まだまだ残業で評価される文化があります。残業することで、その職場の仲間の輪に入れてもらえるところがあります。
最近少しは、改善されてきたけど同調圧力があり、みんなが働いている時間は一緒に仕事しなきゃ、問答無用で評価が下げられてしまう危険があります。
上の年代の人達から「なんだ、アイツは」と白い目で見られてしまったりします。
有給休暇使いすぎたり、定時で帰ってばかりでは低評価につながるのです。
逆に、多少付き合い残業をしていれば、減点されないわけです。何か大きなミスをやらかさなければですが。
周りから”頑張っている”と評価されますし、信用されるようにもなります。
うまく評価者の信頼を得て評価されれば、出世しやすくもなりますね。
3.成長できる
残業することで成長につながります。会社の中で仕事できる人達の顔を思い浮かべてみると、残業多かったり、過去に残業しまくってた事がある人達です。
成果を出したり、仕事できるようになるためには、仕事の質も大事だけど、やっぱり量やらなきゃいけないと思います。
量より質だと言われたりするけど、個人的には量をこなしてコツをつかんでスキルを身に付けたり、効率のいいやり方を体得したり、知識も増えると思います。成功も失敗もたくさん経験できて成長できるわけで、最初から失敗せず、効率よくなんてムリだと感じます。
要は量が質を高めてくれて、仕事ができるようになるという事。
できる人には、もっとたくさんの仕事や重要な仕事を任されたりするので、よりスキルアップしたり、経験を積むことが可能になります。
起業や転職でキャリアアップをしたい人とかは、自分の夢や目標をかなえるためのプロセスとして、会社の仕事を頑張って、成長のチャンスを次々とものにしていくといいです。
”会社を利用する”くらいでいいのかもしれません。
4.仕事しやすくなる
残業してると周りの人達から頑張っていると思ってもらえます。頑張っている人って、あまり怒られません。
なので、仕事のストレスが減りますし、仕事しやすくなります。
さらにスキルアップができてくると、自身の発言力も上がります。一目置かれると、周りも協力的にもなり、その結果さらに仕事しやすくなります。
仕事をしやすくなると、より成果を出しやすくなるので、好循環ですね。
5.承認欲求を満たせる
承認欲求、自分で自分を認めることと、他人から認められることの2通りありますが、これを満たすことが可能。
周りから評価されるのは、上で書いたとおりですが、残業して成果を出して、それが自信になって、自己肯定感を高めることができます。
承認欲求を満たせると心が満たされて、精神的にも豊になると感じます。
6.モテる
社内で評価され、自身があって仕事ができて、出世できそうな男性がいれば、女性からモテます。容姿や性格が悪くなければ。
共働きが当たり前になってきた現在、逆に、仕事できる女性も男性からモテたりしますね。
女性は容姿の方がモテるファクターとして重要だと感じますが、仕事や収入も大事なファクターになりつつあります。結婚するなら稼げる女性がいいと思っている男性も増えてきたと感じます。
最後に
長時間の残業はデメリットが目立ちますし、残業と聞くとネガティブなイメージがあると思います。しかし、ほどほどに残業すれば、残業代はじめ、いろいろなメリットを享受することが可能です。なので、うまく残業するといいと思います。