サピックス低学年|クラスアップ・上位クラス維持のテスト対策の勉強法と勉強時間

娘は新1年生からサピックスに入り、小1、小2、小3とコースの昇降がかかる確認テストや組分けテストをくぐりぬけ、なんとか上位の方のコースを維持してきました。

小3まではアルファコースは無くアルファベットのみですが、1つでも上のコースにいたいのは、子供本人も親も同じ気持ちです。

いろんな人から話を聞いたり、実際に子供がテストを受けたりしてきた中で、低学年におけるクラスアップ・上位クラス維持するためのコツや勉強方法などが分かってきたような感じがします。

と言っても、低学年なので、特別な事をする必要はないと思います。基本的には、サピで説明にあった学習の進め方をちゃんとやっていく感じですね。

子供だけでは勉強を進められなかったりしますので、親のサポートが必要です。

我が家でのサピの確認テスト・組分けテスト対策の勉強法や勉強時間について書いてみましたので、お子さんを1つでも上のクラスに上げたい、上位クラスを維持したい方のご参考にしていただけたら嬉しいです。

 

1.偏差値60を取るための点数

上位クラスってどのくらい上位なのか、人によって定義はいろいろだと思います。個人的には、偏差値55で概ね上位3分の1なので、それより上ならまあまあ上の方だと思っています。

なので、この記事では上位は偏差値55以上を指すと思っていただければと思います。

それで上位に行くためには何点くらい取れば良いのか・・・・。

分かりやすく偏差値60を取るための点数について、考えていきたいと思います。

テストの平均はその時によって、低い時だと100点台前半、高い時だと130点台中盤で、多少バラツキがあります。

科目別に見ても、50点いかない難しい時もあれば、70点超える時もありますね。

小1~小3まで娘が受けてきた毎回のテストの平均点を平均してみると、二科で200点満点中、約119点、算数約56点、国語約63点でした。

平均点なら偏差値は50になりますね。

「では、偏差値60の点数は?」というと、平均点+標準偏差になります。

 

 

標準偏差はバラツキ具合を示す数値です。こちらも毎回異なりますが、2科目で概ね30点前後、科目別では算数16点前後,国語17点前後でした。

つまり偏差値60を狙うなら、二科で平均点+30点くらい取る必要があります。という事は二科で150点くらい。

偏差値1上げたければ、3点アップということになりますね。

テストの難易度にもよりますが、平均120点のテストだとすれば、2科で150点でおおよそ偏差値60になるのです。

算国バランス良く偏差値を取るためには、相場観として算数70点、国語80点くらいかなと思っています。

なので、我が家では、目標点数を毎回そのあたりに設定しています。テスト前の理解度、調子、得意・不得意分野かなども加味して、上げたり下げたりした時もありますが、平均が135点くらいだったとしても、150点以上取れれば、偏差値55くらいにはなりますし、子供にも分かりやすい目標なので、丁度いいかなと思っています。

平均点より+15点なり+30点なりをどうやって取っていくか、以下に我が家の勉強方法などを書いていきます。

 

2.我が家の国語の勉強方法

国語の勉強教方法についてです。テキストの内容を一通り復習するようにしています。特に先生から「ここ復習しておいてね。」「これやっといてね。」って言われたところは優先的にやるようにしています。

テストで80点を目標にする場合、

    • 漢字10問中8問以上正解(24点以上/30点)
    • 語句・文法など 満点or1問ミス
    • 長文 7~8割

このように得点できるよう頑張って伴走しています。

1年生の最初の頃は漢字がなく、ひらがなやカタカタでモノの名称や語句など出たりしましたが、10問中8問以上の正解を目標にしとけば大丈夫でしょう。

 

①まずは漢字をしっかり

漢字は結構配点が高くて、国語100点中30点くらいありますので、そこでしっかり点が取れれば、結構強いと思います。それをベースに基本的な問題を取れれば、あまり大崩れはしないかなという印象です。

最低8問正解、欲を言えば低学年の漢字は簡単なので、10問全て得点しておきたいところです。

国語のテキストの後ろの方で新出漢字の問題がありますが、新しい漢字の書き方・読み方・使い方などを学ぶ問題1回分と、漢字の練習問題が3ページ×2回分あります。

まず、授業終わった後、翌週までに新しい漢字を学ぶ問題+練習問題3ページを1回分やって、新出漢字を一通り勉強します。

次に、その翌週に練習問題3ページの2回目をやり、そこでできなかった漢字を復習していくようにしています。

次の国語で、前週のテキストの漢字の小テスト(デイチェ)があるので、そこで間違えた漢字を確認。我が家では、この時点で8割できてればOKとしています。

2、3回やっただけでは、なかなかできるようになりませんので、その後も1週間後、1か月後、3ヶ月後、テスト前など、適当なタイミングでコピーした漢字の練習問題&デイチェを何度か解かせています。

あと、文章に出てきた時に、「読めるか」「書けるか」を時々チェックしています。

漢字は一度に何回も書かせるような事はせず、書けない字があったらその都度教えて1、2回書かせてみるという感じです。

漢字を丸暗記だと、すぐ忘れてしまって定着しないものですし、そもそも意味を理解してない可能性もあります。

分からない漢字や言葉が出てきたら教えてあげたり、辞書で一緒に調べてあげたりすることも大事だと思います。自分で辞書引ければいいのですが、難しいと思いますので、親御さんのサポートが必要なところですね。

どうしてこの漢字を書くのか、意味を教えながら復習すると良いでしょう。

 

②文法や語句もヌケモレがないように

配点は約10~20点分くらいですが、名詞、形容詞、接続詞、助詞、副詞、熟語、慣用句、その他文法など、基礎的で簡単な文法や語句などの問題が毎回あります。これは上位層だとほとんど皆できるので、間違えると下がってしまうところです。

毎回のテキストにこれらの問題が載っていますが、1、2ページ分程度でそんなに時間かからないと思いますので、取りこぼしがないように復習しておくと良いです。

 

③長文の復習・音読

長文の復習をする際、音読やった方がいいですね。

音読をしてから、問題を解くようにしています。

音読によって、間違って読んだり、飛ばしてしまったりするのを防止できますし、内容をちゃんと読み取る訓練になります。

音読の後、残った問題を解いたり、間違えた問題や、特に先生のチェックやメモが入っている問題を解き直しするようにしています。

チェックやメモが書いてある箇所は、授業で間違えて直された箇所や、つまづいたところだと思われますので、もう一度確認した方が良いです。

 

特に確認テストでは、デイリーサピックスと同じ長文が出ます。問題の問われ方や問われる箇所はちょっと変えて出題されたりしますが、授業でやった長文そのままです。

配点が約50~60点ありますので、事前に読み込んで理解度を上げてテストに臨めば、それなりにいい点が取れたりします。

結構、差がつくのは長文の選択問題です。1問あたりの配点もそこそこ大きいため、長文をしっかり読み取って、1問でも2問でも多く正答できれば、成績はググッと上がりますね。

組分けテストでは、授業でやってない長文なので暗記が通用しませんが、問われ方はデイサピと似通っています。テキストの長文をしっかりやることで読解力を養えると思います。

あと、過去記事にも書きましたが、やっぱり国語力上げるには、読書や音読って大事だなと思います。

 

 

④長文の記述対策について

長文の中で難しいのは記述ですね。選択問題や抜き出して書く問題より難易度が高いです。長い記述は2~3問、約20~30点分あります。

配点も高いので、記述問題もしっかりやった方がいいに越したことはありませんが、ちょっとやったからと言って、すぐにテストの結果に結びつくわけではありません。

記述はできる子の方が少ないと思います。

しっかり理解して、きちんと文章にしてアウトプットできなければなりませんので、ハードルが高いです。点を取れれば差をつけることができますが、差がつくようで、あまり差がつかないところです。

当然ですが、選択問題に加えて記述でも点が取れると、その他大勢から大きくリードすることが可能です。記述ができるようになるためには、その都度コツコツと、考えて書かせていくしかないかなーと思います。

記述問題での丸付けはムダに厳しくしても記述がイヤになるだけなので、模範解答どおりじゃなくても、方向性が合っていればOKとしています。

方向性が合った答えが概ね書けたら、完璧じゃなくてもOKとして模範解答を見せながら考え方を整理するというやり方です。

テストでもある程度の部分点を稼げたらそれでヨシとして、考えて書く事を重視するといった具合にしています。

傾向として、記述1問で満点にとるために、回答に含めるべき部分が文中に2~3個くらい含まれていることが多いです。1つだけだと10点中5点とか3点とかになってしまうので、ちゃんと見つけるようにするのがコツです。

その部分をちゃんと見つけて文章に書いていれば、ちょっと書き方が悪くて満点にならなくても10点のうち7点とか8点とかもらえたりします。

低学年では物語文ばかりだったと思います。なので、出来事、心情や心情の変化などを回答の要素に含めるような問題が多いですね。

例えば、「A君はドキドキしていたとありますが、どうしてですか?」みたいな問題。

「今日の運動会のリレーのためにチームのみんなと毎日練習してきたが、練習の時に何度かバトンを落としているため、本番でもバトンを落とさないか不安に思ったから。」みたいな感じで、文中から出来事と心情を含めて回答するのがコツです。

我が家では、出来事と心情を両方書いて1つの文にまとめるのが難しければ、まず心情だけでも書こうって感じにしています。

心情のところだけさらっと1行書いただけでも三角で部分点がもえらますね。

抜き出し問題でなければ、一言一句模範解答どおりというのは、ほぼ不可能です。文中にある言葉or近い言葉でまとめてあって、回答すべき要素が全て含まれていて、文章として成り立っていれば満点もらえます。

もちろん、「なぜですか?」と理由を問われているなら語尾は「~から。」、「どのようなことですか?」と問われているなら語尾は「~こと。」と書くように気を付けて、失点を防ぐことも大事です。

あと、テストには直接関係ないですが、時々ある作文の宿題もちゃんとやって、書く力も養った方が良いと思います。将来、記述が多い難関校を受けるなら尚更ですね。

 

3.算数の勉強

次に算数の勉強教方法についてです。こちらもテキストの内容を一通り復習するようにしています。国語と同様、先生からやってくるように言われたところは優先的にやるようにしています。

テストで70点を目標にする場合、

    • 一行問題など最初の10問で8問以上正解
    • 大問2~3あたりの基礎問題を7~8割
    • 後半の大問で3~5割(テストの難易度による)

基礎的な問題を全て正解するとクリアできることが多いのですが、ミスがつきもの。いくつか落としても、その分応用問題も少し正解できれば70点以上とることは可能です。

一見難しそうな後半の大問でも、(1)とか①とか、あっさりサクッと解けちゃう問題もありますね。

ただし、小学校低学年で問題の取捨選択ができるかというと、難しいですので、娘には「難しい問題は飛ばして、解ける問題からどんどんやろう」って言っています。

 

①基礎力トレーニングで計算力アップ

基礎力トレーニングはとても大事です。

算数の基礎体力はやっぱり計算力。計算力がないと答えが合わなかったりするので、算数がイヤになってしまったりすると思います。

なので、計算力は大事。早くて正確な計算力は武器になると思います。

しかし、テスト問題1つ1つ見てみると、そんなに難しい計算は出てきません。

基本的な計算の手順をしっかりおさえつつ、1日1ページやることになっている基礎力トレーニングや、授業で配られたデイリーサピックスの計算問題をやっていれば十分だと思います。特に基礎トレですね。

それでただ解くだけではなく、時々時間も測るようにしています。テストでは時間が限られており、スピーディに解かなければなりません。

実際、テストで後半の問題にも手をつけられるようになるためには、最初の一行問題等の10問を5分程度で解くスピードがほしいと思っています。

    • 1年生で1分
    • 2年生で2分
    • 3年生夏休み前で3~4分
    • 3年生夏休み以降で3~5分

娘が基礎トレやっているのを見ていると、だいたいこのくらいのスピードで1ページ解けて、平均して9問以上正解できているなら、十分なスピードと計算力があると判断して良さそうです。

すぐ終わるページもあれば、ひっ算とか新しい傾向の問題が出て時間使うページもあるため、一概には言えませんが。

間違えたページや、計算に時間がかかったページがあれば、もう一度解かせたりしています。算数の成績が落ちた時、普段の基礎トレ+2問以上間違えたページ、つまり2ページ分毎日やらせてみたら、成績が上がりました。

期間にして、テスト前2~3週間でした。

なので、基礎トレだけでもやりこめば、基礎力がアップするため、点数や偏差値の上昇が見込めると思います。

基礎力トレーニングは毎日やって習慣化してしまうと良いでしょう。

なるべく疎かにしないで、できるだけ毎日やらせるようにしています。(たまにやり忘れる日もあります…反省)

そういえば、小1とかの最初の方、基礎トレも簡単なので1日で何ページも進めちゃうお子さんも(配られたその日に終わらしちゃうお子さんも)いらっしゃったみたいですが、毎日やった方が学習効果も高いですし、習慣化できるため、毎日の方がいいようです。

あと、基礎トレのノートを買った方がいいという話も聞きますが、我が家は買ってません。買った方がいいのかもしれませんが、今のところ、いらない紙の裏とかで足りてますね。

 

②テキストの問題を復習

上記にも書きましたが、算数のテストでも配点の大部分は基本的な問題です。テストの難易度が高い場合でも、基礎的な問題をしっかり取れれば、60~70点くらいは取れるような問題構成になっています。

なので、それだけで平均点くらい取ることは可能です。平均点はその時のテスト問題などによって変わりますが、基礎的な問題を全部正解しただけでも算数の偏差値が60以上になりますね。(サピの場合、基礎のレベルが高いのですが)

まずは、基礎的な問題から、取りこぼしがないようにしておくべきだと思います。算数は積み重ねの学問なので、簡単な問題を先にやって、ガッチリ基礎を固めてから、少し難しめの問題に行くようにしています。

算数のテストではテキストの類題(主にデイリーサピックス)が多く、数値が変わっていたり、少しひねった問題だったりするので、形が変わっても自分で考えて回答できるようにしとかなきゃ点に結びつきません。

なので、算数を勉強する時は、なるべく答えを教えず、ヒントを出して、自分の力で解かせるようにしています。

うちの子はちゃんと文章を読めてない時も結構あって、ヒントの半分以上は問題文の解釈。「もう一回読んでみて」って何度言った事か…。

考えて解かせると、難易度が高めの問題は時間がかかったり、考えても答えにたどり着けない時もあります。特に「やってみよう」と書かれている問題は、算数得意な子向けの難しい問題もあります。

我が家では、できない問題があれば飛ばすようにしています。

しかし、低学年のテキストでは、手も足も出ないほどの難問じゃありませんので、最終的には全問解かせています。

分からなかった問題も、少し間をおいてからやらせるとできたりしますね。

なお、テストはデイサピの類題が多いのですが、もちろん小3からあるデイチェもやっておくべきです。ほとんど計算問題で、直近のテストにはあまり出ませんが、後々必要な力になります。

 

③図形を実際に作ってみる・図を書いてみる

計算力も確かに大事ですが、低学年で各塾のテストをいろいろ受けさせた感じですと、計算よりも図形の方が、小学校のカリキュラムと比較すると重視されているように思います。図形問題の方がやや難易度高めで、そこで差が付きやすいかなといった印象です。

『百聞は一見に如かず』で、実際に作ってみたり図を書いてみると良いです。紙を切って本当に答えと同じになるかやってみると理解が深まります。

机の上だけではなかなか理解できなかった展開図の問題も、箱を作って展開図にすると、「なるほど!」となったりしますね。

 

4.テストの復習もやる

テストを受けっぱなしにしないで、復習する事も大事だと思います。次の学習につながっていくからです。

間違えたところの復習は、各テストの後、必ずやるようにしています。

出題された問題って、大事だから出題されたのです。

学習の基礎部分を間違えたままにしておくと、学習が進んだ後で、しっかり理解できてなくて、後々困ることになりかねません。

あと、意外と盲点なのが正解した選択問題です。

選択問題で正解した問題も「これ、なんでこれでいいんだっけ?」と確認すると良いです。実は分かってなかったのに、たまたま合ってた問題もあったりします。

特にクラスの昇降が関係ない復習テストの復習はつい疎かにしがちですが、後の学習の土台になったりしますし、次の組み分けテストで似たような問題が出てきたりするかもしれませんので、こちらもちゃんとやった方がいいでしょう。

 

5.家庭学習時間

では、家でどのくらいの時間、勉強しているのかというと下記です。

学年や時期によって少し変わるかなと思います。

下記の「その他」は英会話などの習い事の宿題+市販のテキストでの先取りの時間です。サピだけの勉強時間だとそんなに多くはないと思います。

先取りもサピのクラスアップ&維持に少し役立っているかもしれませんが、それほど貢献しているわけでもなさそうなので、やっぱりサピのテキストの復習が大事ですね。

 

①1年生

新1年生~1年生までは、家庭学習を全部合わせて1日5分~35分、平均20分強くらいでした。週あたり約2時間半。

学年×10分+10分とか、学年×15分とか、いろいろ言われたりしますが、概ねそのくらいでした。

小1だと集中できる時間は短いですので、こんなものかなと思います。

内訳は学校の宿題5分~10分+サピの勉強が5分~15分+その他5分~10分という感じで、日によってバラツキがあります。

学校の宿題が無くサピなどの勉強がサクッと終わったりした日は、短くて5分程、逆に宿題が多くてサピなどの勉強に手こずった日は30分を少し超えた日もありますね。

一応、全く勉強しない日は作らないようにしていました。

 

②2年生前半

新2年生の2月~夏休みは、家庭学習時間は1日15分~1時間。

平均40分くらいで、土日に約1時間、平日は約30分で、週当たり約4時間半。

平日は学校の宿題10分、サピ10分、その他10分という感じです。

土日は学校の宿題0~10分、サピ20分、その他30~40分ですね。

ただし、上記の時間を連続して勉強するのは、集中力が持たずムリなので、平日は朝と夜に勉強時間を分けていますし、土日も途中で休憩入れたり、朝昼晩で時間を分けたりしますね。

 

③2年生後半

2年生の夏休み明けると、体力もついてきて、もう少し長い時間もつようになってきました。秋から冬は1日30分~2時間で平均すると約1時間でした。

土日に約1時間半、平日は40~50分くらいで、週当たり約7時間。

平日は、学校の宿題10分、サピ20~30分、その他10~20分。

土日は、学校の宿題0~10分、サピ40~60分、その他30~40分。

だいたい15分とか20分で1区切りにして勉強するようにしています。

 

④3年生前半

新2年生の3月~夏休みは、家庭学習時間は1日40分~2時間で平均1時間15分くらいでした。

土日に約1時間半~2時間、平日は40分~1時間15分で、週当たり約9時間やる感じです。

平日は、学校の宿題15分、サピ20~30分、その他10~30分。

土日は、学校の宿題0~15分、サピ40~60分、その他30~45分。

3年生になり、理科、社会が増えたのと、学校の宿題やその他も内容がやや難しくなり、ボリュームも増えました。

 

⑤3年生後半

夏休み明けてからの3年生後半は、家庭学習時間は1日1~2時間で平均1時間25分くらいでした。

土日に約1時間半~2時間半、平日は40分~1時間半で、週当たり約10時間やる感じです。

平日は、学校の宿題5~15分、サピ20~45分、その他10~30分。

土日は、学校の宿題0~15分、サピ1時間~1時間半、その他30~45分。

勉強時間が増えてきましたが、20分~30分で一区切りにして休憩を入れるようにしています。平日は朝晩に分けて勉強し、土日は日中も勉強したりしますが、長時間連続での勉強は避けています。

 

⑥質も大事

もちろん、もっと長くできるお子さんならやっても大丈夫ですし、ある程度の量をこなした方が学力を上げる事ができると思います。

でも、勉強した時間よりも内容が大事だと思っています。ダラダラと時間ばかりかけても、身に付かないと思いますので、子供が集中できる時間で、できる分量をやるようにしています。

なので、その日の分が終われば、それでOKとして、早く終わったからといって、あれもこれもと次々と教材を出さず、子供との約束どおりにそこでスパッと終わりにしちゃっています。

追加すると子供の不満や不信感がたまっていく(つまりヘイトたまる)ので、その日決めた分だけにした方が良いでしょう。

 

6.最後に

仮に、将来難関校を受験するにしても、1年生や2年生の低学年の段階で必ずしも上位のクラスにいなくてもあまり問題ないと思いますし、長い目で見て、楽しく勉強して基礎学力を上げていく事の方が大事だと思っています。

とは言え、勉強する環境等を考えると、下のクラスより上のクラスの方がいいでしょう。そのためのご参考になれば嬉しいです。