最近はタブレットを使った学習もいろいろありますね。楽しく学べそうだし、これで勉強できるようになればいいなと、我が家でもやってた事があります。
しかし、思ったような効果が期待できそうになかったため、早々に辞めてしまいました。
総合的に判断すると、うちの娘にとっては合わないと思ったからです。
タブレット学習の良いところもたくさんあり、使い方次第なところがありますが、デメリットも多くあると感じました。
ICT教育も結構ですが、やっぱり勉強は紙と鉛筆でやるのが一番だなと思います。
目次
タブレット学習の良かった点
早々に辞めてしまったのですが、いろいろいい面もありました。メリットだと思ったのは以下です。
①ゲーム感覚で楽しく学べる
やってて楽しくなるような工夫がされています。正解すると次のステージに勧めたり、どんどんポイントが貯まっていき、レベルアップしていったりするようなものなど、いろいろありますね。
条件をクリアして賞品をゲットできたりするとモチベーションも上がります。
ゲームのように、やってて楽しいと続けやすいですし、自主的にやってくれたりしますね。
②学力に合わせて子供のペースで進められる
子供のやりたい分だけ進められます。最初は簡単な部分から始まるのでサクサク進みますが、やがて子供の学力相応のところで止まり、ペースが緩やかになっていきます。
そこからは学力に合わせて、自分のペースでやっていく感じになりますね。
学校などで習ったけど、苦手だったり不安な単元があれば復習できますし、できる子はもっと先へ進めて先取りできたりもします。
中には、進度や得意苦手によって、ひとりひとりに最適な教材を個別配信してくれるようなものもありますね。
③親が丸付けしなくても瞬時に答え合わせしてくれる
プリントや問題集などは、親が丸付けして、間違えていたら教えたり解き直しさせる作業が必要になります。
タブレットだとそれらの作業は発生しません。
正解か不正解か瞬時に分かり、答えもすぐに表示されますし、ものによっては、動画などで詳しく解説してくれたりするものもありますので便利です。
④学習進度や状況が見れる
どこまで進んでいるのか、親がチェックできる機能があるものもあります。
親が子供に「ちゃんとやったの?」とか聞かなくても、チェックできるので、無駄な争いを避けられたりしますね。
自主的にやってるうちは、とりあえず見守っていればOKでしょう。
⑤通わなくていい
通わなくてもいいので、時間や費用の節約になりますね。
⑥ペーパーレス・鉛筆や消しゴムも不要
ノート、鉛筆、消しゴム、赤ペンなどの学用品を準備せずにできます。
教材もデータなので、がさばるプリントをファイリングして整理する必要もないので、置き場にも困りませんね。
⑦何度も解き直しできる
解き直しも手軽にできます。プリントや問題集のように、消しゴムで全部消したり、問題コピーする必要もありません。
苦手な単元をもう一度復習する時、そこに戻って何度でも解き直し可能です。
⑧基礎となる簡単な問題を効率よく学べる
上記に書いたように自分のペースで学べますし、親の丸付けを待たなくても、答えがすぐに出てくるので、基礎になる問題を学ぶのに効率がいいなと感じました。
⑨英語の正しい発音の音声が出る
正しい英語の音声を聞くために、CDを再生したりするのは結構手間です。
タブレットなら、音声も出るので、手軽に「聞く」ということができます。あと、動画を見たりして学ぶ事もできるので、非常に便利ですね。
タブレット学習辞めた理由
ここまで書いてきたようにタブレット学習をやって、良かった点もありましたが、結局我が家では辞めてしまいました。その理由を書いていきます。下記、あくまでうちの子の場合に感じたデメリットになります。
①考えない・調べない
娘の場合、分からなくてもとりあえず答えを選んでしまうようになりました。
すぐ答えがすぐに出てくるので、それ見ればいいやと、調べもせず、深く考えもせず、適当に答えるという事が増えました。
で、間違えたら間違えたで、答えの暗記に走ります。
「思考力」が大事だと言われているのに、考えなくなったり、調べなくなってしまうのは、大いに問題だなと思いました。
②視力の低下リスク
液晶の画面をずっと見ていると、やっぱり視力の低下リスクが気になります。瞬きもせず、画面を見続けている様子を見ると、ドライアイとかも心配になりますね。
③ゲームばかりやってしまう
我が家でやってたのはゲームがついているのですが、そればかりやってしまい、学習があまり進まなくなってしまいました。
一応、勉強もやるのですが、まずゲームやってから問題に取り掛かるみたいな感じになってしまい、逆に効率悪いなーという感じでした。
④字が書きにくい
タブレットだと、感度が悪かったりして文字が書きにくく、「書いて覚える」「書きながら考える」という事がしにくいと思いました。
文字の「とめ、はね、はらい」も適当になりがちです。
大人になってPCでばかり仕事していると、小学生の漢字すら思い出せず、書けなくなってしまう人も結構いらっしゃることと思います。
私も漢字が思い出せなかったり、どんどん字が下手になっていきました。
ポチポチ選ぶ系の問題ばかりだとしても、やれば勉強になるかもしれませんが、やっぱり書いて頭に叩き込むようにしなければ定着しないと感じました。
⑤通信トラブル・タブレットの故障のリスク
我が家では、これはなかったのですが、もし通信トラブルやタブレットの故障があれば勉強がストップしてしまいます。
もしかしたら、新しく買わなきゃいけなくなるかもしれません。そういうリスクもありますね。
⑥難易度の高い問題には不向き
難易度の高いけど配点の高いような問題、国語で言うと長文、算数で言うと文章問題や図形問題などは、タブレットでは厳しいなという印象です。
タブレットだと比較的簡単な問題が多いです。
学年が進んでいるお子さんのタブレット学習を見せてもらったのですが、例えば国語の長文、長文のページ切り替えがめんどくさいですし、頭に入りにくいと思いました。
紙ならページをめくってすぐ見つけりそうなものも、苦労して探す感じでした。
問題も比較的簡単な問題しかなく、抜き出して書いたり、選択する問題ばかりでした。(たまたまかもしれませんが)
塾などで一番差がつきやすい記述問題は、タブレットだと正解、不正解、部分点などの判定が難しいんだと思います。
算数でも、段階を踏んで解いていくような思考力が必要な感じの問題は無かったりします。
数式をたてて解いていくような問題、場合分けして手書きで表作って考えるような問題、図形に補助線ひいて考えるような問題などは、タブレットで対応しにくいと思います。
算数の図形に関しても、コンパスや三角定規などを使って作図してこそなんだと感じます。
⑦意外と費用が高い
タブレット学習の費用は、トータルで考えると割といい値段します。月々数千円の料金に加え、タブレット代、オプションで追加料金、入会金などいろいろです。
塾などに通うよりは安い事が多いですが、内容的に比較的簡単な問題が多い割には、全部合計してみると、意外と高くついたりします。
それなら、普通に市販の問題集を買った方が安上がりかもしれません。
⑧子供を放置しがち
タブレットで自主的に進めてくれるからといって、放置しがちになってしまいました。
プリントや問題集だと分からない問題は聞いてくるのですが、タブレットだとすぐ答えが出るので、聞いてきません。一人で進めてしまいます。
どこまで進んだかはすぐ分かりますし、親としては楽ではあります。
でも、特に低学年のうちは、親子のコミュニケーションを大事にしながら勉強させたいので、う~んって感じです。
⑨疲れやすい
なんとなく感じているのが、疲れやすいということです。
休日にタブレット学習した日に昼寝したりしますし、学校から帰ってタブレットすると、夕方に少し寝たりもします。
オンラインでの学習も見てて疲れやすいと感じますが、タブレットも疲れやすいなーと思います。
脳への刺激が強すぎるのかもしれないと思いました。
最後に
タブレット学習では、一番伸ばしたい”思考力”が伸びないと思いましたし、難易度の高い問題にはイマイチ対応しずらい印象を持ちました。
とは言え、タブレットも使い方次第かなと思います。基礎的な問題はタブレットでやって、基礎を固めてから、紙ベースの難易度の高い問題に取り組むという事もできそうです。
我が家は家計的にきついのでタブレット辞めちゃいましたが…。
でも、やっぱり勉強は紙と鉛筆で手を動かしてやった方がいいと感じました。