サピックス小1からの偏差値推移~上がったり下がったりです~

サピックスに小1で入ってからこれまでのテストを振り返ってみると、良い時もあれば悪い時もありました。算数も国語も上がったり下がったりです。

他の子の偏差値って、どのくらい変動しているの?

どんな感じで推移してるの?

過去のテストってどんな感じだったの?

って気になったりしている方のご参考になれば幸いです。

 

2科偏差値移動平均線

うちの子の場合、2科偏差値の移動平均線をグラフにしてみるとこのような感じになります。

2科偏差値移動平均線

移動平均線なので、デコボコをならしていますが、多少上下しています。

1年から3年までで、毎回のように人数が増えて行きました。「後から優秀なお子さんが入ってくる」という噂を聞き、うちの子も偏差値下がっていくのかなーと不安でしたが、人数が増えた3年時は上昇傾向にあります。

こうして見ると、勉強も波がありますね。

    • 調子の良し悪し
    • 本人のモチベーション
    • 親の勉強みてあげられる余裕の有無
    • 習い事が忙しいorそうでない
    • 体調の良し悪し
    • 疲労の有無

いろいろな要因がありました。

2年生の5月頃がボトムになっていますが、特に2年の頃は、3回に1回くらい悪い時があったため、それが足を引っ張っています。

 

これまでの各テストの偏差値について

上のグラフでは、2科の偏差値で、しかも移動平均でデコボコがならされています。各テストで、国語、算数はどうだったのか少し書いていきたいと思います。

その前に、この記事では、各テスト結果の偏差値をこのように表記しています。

S:64以上

A:60~63.9

B:57~59.9

C:54~56.9

D:50~53.9

E:50未満

また、表の一番左の列に終わったテストの記事のリンクを貼っております。テストを受けた当時の感想等を書いてますので、ご参考にしていただけますと嬉しいです。

 

1年生

サピックスでは、組分けテストや確認テストの結果によってコースの昇降があり、スパッとコースが決められてしまいます。まだ小1とは言え、競争の中に身を投じているわけで、テスト前は親もピリピリ。子供だけでなく親にもプレッシャーがかかりますね。

組分けテスト、確認テスト、復習テストと、毎回のテストは結構大変ですが、頑張って勉強して成長していく子供の姿を見る事ができたと思います。

 

2科国語算数
1年5月度確認AAA
1年7月度組分けAAB
1年7月度復習ABA
1年10月度確認ABB

うちの子は小学校受験をしませんでした。なので、最初は小学校受験した子達に追いつくために、娘をどう導いたらいいものかと、必死に頑張ってたような気がします。

小学生最初の1年生は、しっかりやりたいと頑張ったので、偏差値60以上をキープできました。

 

2年生

2年になると60に届かない事が多くなり、苦しんだ1年だったように思います。

2科国語算数
新2年1月度組分けAAC
新2年1月度復習BCB
新2年3月度組分けBBC
2年5月度確認CCD
2年7月度組分けAAB
2年7月度復習CBE
2年10月度確認BBC

習い事のプールの選手育成コースが結構大変でして、小2の娘には負担が大きすぎました。算数も国語も急落した時期があって、どうリカバリーしようかと悩みました。

2年の頃、両親とも仕事が忙しくて勉強みてあげられる時間もあまり取れませんでしたし、少し中だるみもあったかもしれません。あと、その時の調子によっても、まあまあ上下してたなーという感じです。

 

3年生

1,2年生の時よりも人数が増えて、コース数も増えたので、ちょっとの差でコースが上下しやすくなりました。

他から優秀児が入ってきて、「どんどん抜かれていくかも」という危機感を持っていたことで、娘に「成績を上げながら、ストレス少なく勉強に向かわせるためにはどうしたらいいか」と考え、試行錯誤した結果、まあまあうまく誘導できた感じがします。

少し体力が付いてきたのと、集中できる時間が増えてきたので、新3年の春頃から少し勉強量を増やせたのが大きいと思います。

国語がぐーんと伸びてきてくれました。

2科国語算数
新3年1月組分けBCA
新3年1月復習BCA
新3年3月度組分けASC
3年5月度確認AAB
3年7月度組分けCBD
3年7月度復習ASC
3年10月度確認BCB

 

体調が悪かった7月の組分けを除けば、3月以降、2科60前後をキープできており、2年生の頃より成績が安定してきました。

 

最後に

サピックスに入ってからの偏差値の推移について書いてみました。

テストの度に勉強して、まだ小さいのによくここまで頑張ったなーと毎回思うのですが、テストがあって競争するからこそ、レベルアップできているんだと思います。

どこかで見聞きした子供は競争して勝手に伸びていく……というのは、そのとおりだと感じますが、それをマネジメントする保護者側もいろいろ苦労が絶えませんね。

保護者が子供に合わせて復習内容を選択し、子供をうまく誘導して勉強させ、得点できるところを増やしていく……テストまでにできない問題をどれだけ減らせるか、みたいなところがあります。

結局は勉強したかどうかですね。

テストに向けてきちんと準備して、本人の調子も悪くなければ、成績をキープあるいは少しずつ上げていくことは可能だと思います。

とは言え、まだ3年ですし、あまり無理しすぎず、親子ともに楽しさ味わいながら頑張るのが丁度良さそうです。