埼玉に住むと「ださいたま」と言われ、不当にディスられてしまうことがあります。埼玉にいるいとこの家に遊びに行った時にその話を聞いたことがあります。
でも、東京で生まれで都内在住の私から見ても、むしろ埼玉県は魅力的で、全くダサくないと思っています。
旦那ブロックさえなければ、埼玉に住んで、子育てしたいくらいです。
個人的には、東京出るなら、横浜でもなく、千葉でもなく、埼玉県のさいたま市が一番住みたい地域。
何度も行った事があるので、多少のバイアスがかかっている感は否めませんが、冷静にメリットについて考えてみると、コスパが良いと感じます。
埼玉擁護というか、ださいたまと言われてキズついた人の励みになればいいなと思って書いてみました。
ダサいと言う人がダサいんだ!
元気出していきましょう。
目次
埼玉に住むデメリット
まずは、デメリットから挙げてみます。元気出していきましょうと言ったそばから、デメリットなのですが、美味しいところは、後に取っておきましょう。
1.ださいたま言われる
まず、問答無用で”ださいたま”とディスられてしまいます。
目立った観光地・特産品が少ない、一部のプロスポーツファンの民度が低い、さいたま市が政令指定都市になったのが千葉や横浜と比べて遅く、しかも平仮名だったりと、ディスられてしまう要素はいろいろありますね。
過去からのイメージだけで毛嫌いされてしまったりもします。
だけど、記事の後半で、全然ダサくないと言いたい。
2.海がない
海がないので、千葉か神奈川まで潮干狩りや海水浴に行くにはちょっと遠いです。これは立地上仕方がありませんね。美味しい海産物を食べたいと思ったら、田舎の海の方に旅行とか行かないと、なかなかありつけないのは、デメリットだと思います。
3.通勤で混雑する
埼玉都民という言葉があるように、さいたま市や川口市などは、東京のベッドタウン。朝夕の通勤電車は、すごく混雑します。
でも、ベッドタウンは、どこもそうですね。
4.駅まで遠い
浦和や大宮をかかえるさいたま市内でも、都心と比べると、駅までの距離が遠い場所がまだまだたくさんあります。なので、地下鉄かJRかの駅まで、少し歩かなきゃだったり、バスに乗って駅まで行く必要性がある場所が結構あります。
県内でも、少し郊外に住むとしたら、車がないと不便かもしれません。
5.医師・病院が少ない
医師や病院は少ないと言われます。なので、病気などで治療を受ける場合、
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- 選択肢が少ない
- 待たされる時間が長くなる
- 医師が患者1人あたりにかけられる時間が少ない
といったことが想定されます。
6.ヒートアイランド現象で熱い
ヒートアイランド現象によって、真夏の気温は、かなり高いです。特に熊谷が暑いです。
コンクリートやアスファルトに覆われ、緑地が少ないこと、自動車の排気、エアコンの排気による熱とかが原因だと言われていますが、東京の平均気温は過去100年で3度くらい上昇しているそうで、熱くなっているんですね。
真夏は暑さで過ごしにくくてつらいです。夏は夜でもエアコン無しではやっていけません。その熱気が、東京から埼玉に流れてくるので、暑いんだと思います。
そのせいか分からないけど、最近だと、東南アジアみたいなゲリラ豪雨が埼玉でも時々あるようですね。
7.空港まで遠い&西日本へ行くのに不便
西日本へ行くには、新幹線だと東京駅まで出て乗り換えのため、東京を経由しなければならないず、少し遠くなります。なので、西日本へ行くには少し不便さがあります。
飛行機乗ろうとすると羽田or成田までのアクセスが良くないため、北海道や九州・沖縄に行くのに時間がかかってしまいます。あと海外へ行く時もですね。
8.治安が悪い
警察庁の平成30年の刑法犯に関する統計資料によると、都道府県別人口 10 万人当たり刑法犯認知件数は、埼玉県818.6と、大阪府1084.3、東京都828.3に次いでワースト3位。
埼京線とかチカンが多いとよく言われていますし、地域によっては外国人が多いし、犯罪は多いですね。
全国が646.4なので、治安は悪いと言えるでしょう。
因みに神奈川県509.8、千葉県746.6で、データ上、神奈川は首都圏では比較的治安が良いようです。捕まってないヤツが多いだけかもしれませんが。
埼玉の魅力・メリットたくさん
デメリットを上げてきたけど、次は埼玉の魅力について書いてみます。
実はコスパがいいかもしれません。都心程じゃないのものの都会な面もありつつ、地方のいい面も合わせ持っています。いいとこ取りできるのです。
1.都心に比べて不動産価格・家賃が安い
都心に比べて不動産価格や家賃は安いです。中でも、さいたま市は、その利便性等に対して安いと感じます。
人によっては、「浦和は都心と同じだ」と言う人がいますが、残念なら、都心の高級住宅街みたいなセレブ感はないため、そこは庶民的だと思います。
でも、その辺りは犯罪は少ない方だし、すごい高級感はないまでも、広くて快適なマンションやお家をやや安価な価格でゲット可能なのが魅力的ですね。
東京で家族4人暮らしの我が家は、4人暮らしとしてはちょっと狭いマンション買っちゃったんだけど、住宅ローンが家計を圧迫して苦しんでいます。
埼玉に住んでいたら、こうはなってないはずです。
同じ出費でも埼玉ならもっと質の高い暮らしができたんじゃないかと今更ながら思います。
それに、大宮~浦和のあたりは、新しいマンションがどんどんできているのが魅力的です。今後発展していくエリアかもしれません。そうであれば、不動産価格も上がるかな?と思います。
2.街がそれほど混雑してない・道が広い
街を歩いてても、そんなに混雑していませんし、道が広く作られているため街を歩いてて快適さを感じます。
お店もそんなに並ぶ必要もありません。
さいたまスーパーアリーナでのイベントやツールドフランスなどの大会があると、そこそこ混雑するけど、そこまで苦痛になるほどではないですね。
3.教育水準が高い
特に、浦和周辺は文教地区と呼ばれていおり、学力レベルが高いです。親の教育熱が高く、進学塾もそろっています。
大宮~浦和近辺には、国の合同庁舎、県庁、さいたま市役所があり、N社とか超優良企業が集まっているのも大きいかもしれません。そこに勤める方々の収入からして、おそらく、大宮~浦和に住む人も多いのでしょう。
そもそもベッドタウンで、大企業とか優良企業に勤めるサラリーマンも多いです。
なので、その方々のお子さん達が全体のレベルを押し上げているのではないかと想像しています。
4.人が優しい
比較的、穏やかで優しい人が多いなーと思います。
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- 人が冷たくない
- 親しみを感じる
- 見栄をはらず、むしろ謙遜している人が多い
- あまり選民意識がない
- あまりツンツンしてない
- 自意識過剰な人が少ない
- ちゃんと挨拶する人が多い
- わざとぶつかってくる人もいない、避けようとする人が多い
- 村八分も、そうないみたい(もし、あっても稀?)
なので、住み心地が良いと親戚のコは言っていました。
優しい人が多いのは、人口が密集すぎてないからなのか、それか東北や北陸から出てきた人が多いからかもしれません。あるいは、役所がいくつかあるので、公務員系が多いためかと思います。
いずれにしても良い事ですね。
5.サービスの質がいいと感じる
支払う価格の割に、サービスの質がいいと思います。
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- 優しい人が多いため対応が丁寧、塩対応されることもそうそうない
- 比較的お店が広いので、ゆったりできるし、品揃えも豊富。
- 混雑してないため、ゆっくり商品を見れる
- 店員さんが疲弊してない、元気がある
なので、気持ちよく買い物や食事などのサービスを受けられると感じました。
6.災害のリスクが少ないと感じる
災害のリスクは、1都3県の中では比較的少ないと思います。地震が起こった時の津波のリスクは少ないでしょうし、海に面した埋め立て地がないので液状化のリスクも少ない。
災害考えると、海がないのはメリットですね。川は心配ではありますが。
東京のどこぞのエリアのように木造住宅ばかりで消防車も入っていけないような地域は、あまり見当たらないので、火事が広範囲に広がってしまうリスクも少ないでしょう。
将来、大地震が起こった時に東京だと生き残れないかもしれません。埼玉にいてもそうかもですが、埼玉の方が生き残れる可能性が少し高いような気がします。
7.都心までのアクセスが良い
例えば、浦和から東京や新宿まで、電車だと30分以内で到着できます。通勤電車は混雑するけど、時間的にはそんなにかからないで行けちゃうのです。
23区内に住んでも、結局は混雑した電車を乗り継いで通勤することになったりするので、あまり変わらないのかもしれません。
それに、休みの日に東京に遊びに行くとしたら、定期券もってれば、交通費の節約にもなりますね。
駅まで徒歩10分程度の駅近に住んでれば、特に不便さは感じないと思います。
8.東北・東日本へのアクセスが良い
西日本や北海道に行くには、ちょっと不便だけど、その反面、東北や東日本に行くためには、アクセスがいいです。
東北新幹線や北陸新幹線は大宮に停車するし、車で高速道路に走っちゃえば、北関東、東北、北陸などへのアクセスは割と楽ですね。
9.大型商業施設が多い
大型の商業施設がいろいろあるので、そこに行けば、1度に必要なモノをだいだいそろえることが可能。
コクーン、越谷レイクタウン、イオンモール、ららぽーと、三井アウトレットパークなど、いろいろありますね。
10.アップダウンが少ない
広い平地が広がっており、あまりアップダウンが激しくないため、坂や階段を上ったりすることが比較的少ないと感じます。なので、自転車での移動も楽なのはメリット。
11.観光地も結構ある
目立つ観光地があまりないみたいに言われますが、探せば、結構楽しい観光地はいろいろありますね。
例えば、
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- 東武動物公園(動物にエサやりできるスポットが多い)
- 鉄道博物館
- 小江戸と言われる川越の街
などあるので、面白いと思います。
12.自然豊か
県の中心部は都会だけど、そこから離れると結構自然豊かです。少し足を伸ばせば、キレイな緑に囲まれたスポットに行くことが可能です。
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- 長瀞渓谷(ながとろけいこく)の紅葉
- 羊山公園の芝桜
- 権現堂桜堤
など、見所がありますね。
13.子育てしやすいと感じる
街の作り全体的に狭い東京と比較すると、子育てしやすいと感じます。
埼玉に子連れて遊びに行くと、子供を見ている時のストレスが、普段より軽減されるように感じます。
どころどころに大きな公園もありますし、遊び場は多いです。大きな運動公園には、スポーツ施設も付いてて、それらの予約もそこまで激戦じゃないので、スポーツするにもいい土地柄。
大型の商業施設には、だいたい子供を遊ばせられるような場所があります。東京だとあっても狭いけど埼玉のは割と広いですね。
洋服やおもちゃなどのお店、飲食店も広いので、子供が他人に迷惑かける率が低いように思います。
道路も広めなので、多少安心できるというものですね。
あと、子供とその親に対して、あまり迷惑顔されないのがいいです。暖かい目で見てもらえると、本当にありがたいし、そういう人ってカッコイイと思います。
最後に
埼玉について、メリットとデメリットをあげてみましたが、メリットの方が勝っていると思うし、生まれも育ちも都内の私から見ても、全くダサくありません。
ださいたまと言われてキズついた人の励みになれば嬉しいです。