理系の女子って人生有利なのかもと時々思います。
というのも、文系の私にない色々なメリットがあって、人生得していると感じるからです。
文系も理系も両方とも良し悪しあるし、人それぞれバックグランドも違えば、得意不得意もあるのですが、私にはないリケジョの強みに対して、しばしば羨望の眼差しを向けてしまいます。
リケジョの羨ましいと思う特徴を挙げてみました。中には男女関係ないじゃんってのもありますが、理系の頭脳は羨ましいので載せてみました。
目次
1.モテる
リケジョはモテることが多いです。周りに男性が多いからですね。
高校くらいから文系理系に分かれますが、理系に行った女子はその後、高校や大学(女子校除く)、会社と男性が多い環境で、勉強や仕事をすることになる可能性が高いです。
なので、少し可愛ければモテまくるのが羨ましいと感じます。
逆に文系は女子が多いため、ライバルが多いのです。
結婚も意外と早かったりしますね。しかも院卒にも関わらず20代中盤で好条件の男性をしっかりと捕まえて結婚…とか。
大学一緒だった男性、会社の先輩や同期などチャンスは多く転がっていますし、男性と接する機会が多いので、付き合い方も上手になっていきます。
モテない人もいますが、文系で同スペックの容姿だったら、やっぱり理系の方がモテると感じます。
2.先生に可愛がられる
大学で男子学生だと先生から怒られる場面も、女子学生だと怒られず、優しくされるものです。
褒めて伸ばしてもらえるのはメリットですね。それも、男子ばかりの中に少数の女子がいる理系だと、なおさらそんな感じがします。
男性よりも女性の方が口が回るので、先生としてもコミュニケーションが取りやすいというのもあると思います。
叩き潰されて、心折られてしまったりするリスクも少ないですし、逆に、自己肯定感を高めやすく、学業のモチベーションも保ちやすいと感じます。
3.人間関係が比較的楽
学校でも会社でも周りに女性が少ない環境のため、リケジョのママ友は人間関係が比較的楽だと言います。
女性が多い職種、例えば看護師や保育士だと、人間関係によるトラブルとか多いと聞きますが、男性が多いと多少は楽なようです。
男性からしてみても、女性が増えると人間関係がいろいろめんどくさいというのを感じたりするようです。
確かに、私も女性ばかりの職場よりは、どちらかと言うと男性が多い方が仕事しすいと感じますね。
4.潰しがきく
理系だと潰しがきくというのはよく言われます。実際に文転した人に聞くと、文転した直後は、出遅れ感はありますとのこと。しかし、覚えることでカバーしやすいです。
なので、その遅れを取り戻すのは比較的容易だと思います。
逆に文系から理系は結構難しいです。難しくしているのは、数学や理科などが積み重ねの要素が大きい学問だから。どこかでつまづいてしまったら、そこからやり直す必要がありますね。
どこまでさかのぼるかにもよりますが、時間がかかることが多いです。高校の数学で言えば、数Ⅰ・Aを学習し、次に数Ⅱ・B、次に数Ⅲ・Cと進んで行きます。
文系の私からしたら、数Ⅲとか難しすぎます。おそらく、できるようになるまで膨大な時間を要しますね。下手したら、どんなに時間かけても全然ダメかもしれません。
なので、理転はハードルが高すぎますが、文転は比較的容易だと言えるでしょう。
途中で文系にチェンジすることが容易なので、チャンスが広いと思います。
5.就職に強い
理系は就職にも有利だと思います。本当にここが羨ましいです。
推薦が使える
文系にはほぼない学校推薦が使えるのはとてつもないメリット。そのため、理系の方が就職には有利ですし、就活が比較的楽だと言われます。
就活の時、私は何十社も受けに行って、ボロボロになりながら、やっとの思いで内定もらったのですが、リケジョのとある友達は、たった3社だけしか受けていませんでした。
第1志望の企業(研究室で共同研究してた企業)に学校推薦で行けたからです。他の2社は面接の練習用とのこと。
もちろん、面接に何度か行って、合格しなきゃ内定はもらえないのですが、合格率は文系よりも高いと聞きます。
それに面接の回数も少なくて済むことが多いようです。私は5回も6回も面接受けに行った会社もあるのに、その友達は内定までたったの2回。
初回の面接と最終面接だけです。
推薦使う以上は内定もらったら、そこに行かねばならない暗黙のルールがあるのは足枷だですが、大手企業や優良企業を少ない面接でパスできてしまう可能性があるのは魅力的です。
それに落ちても、推薦枠が残っている会社があれば、また推薦使えます。この格差は非常に大きいものです。
倍率が比較的低め
理系の専門分野が多岐に渡るので、それぞれに希少性があります。
理系だと大学院出ている人も結構多いですが、その専門分野で勝負できたりします。文系だと、人気の会社に希望者が殺到して、大変な倍率になりますよね。
けれど、理系だと限れた人達での勝負になったりするので、それほど高倍率にはなりにくいです。
就活の説明会とかで、理系と文系で別れるとき、いつも理系の少なさに驚いていました。「技術系の方々はこちらへ」と別室へ移動するとき、席を立つ技術系は数人だけで圧倒的に多い事務系がそのまま残っている事がありました。
中には、事務系の倍率が理系と100倍以上違うんじゃないかと思わせるような会社もありました。
理系は推薦があるために、一般枠での応募者は限られますので、そんなに高倍率にならない事が多く、事務系のように消耗戦になりにくいのです。
会社の内部では、技術系の採用人数に対する各分野での内訳もある程度決まっていたりするため、希少性の高い分野を専攻している学生の場合、実質の倍率は、更に低いのかもしれません。
そして、最近は女性活躍が叫ばれ、女性の比率を高めようとしているので、リケジョはハードルが低くなっています。
ただ、専門分野をそのまま仕事に活かせている人は稀ではありますね。
でも、私の周囲だと、文系女子だとパートや派遣も多い中、リケジョは正社員が多いです。
何かデータを持っているわけじゃないけど、感覚として、私の周囲にいるリケジョは少数だけどみんな収入が高めですね。
大学院からも就職の間口が広い
理系だと院卒(マスター卒)も一般企業などから需要があって、就職しやすいです。
学部4年生で就職してもいいですが、超大手企業などでは、より高度な人材が求められるため、むしろ院卒(修士)の方が入りやすかったりします。
待遇も2年間が加味されて、それなりにいいはずです。
博士課程まで進学すると、逆に就職の間口が狭まってしまうものの、学部4年生とマスター2年生での就活、1年ずつ新卒カードを使えるチャンスがあります。
4年の時に不景気で入りにくかったり、就活で失敗したとき等、院に進学して再チャレンジ可能。
とは言え、院での2年分学生を続ける学費や生活費などのコストはかかりますね。
それに対して、文系は4年での1年勝負で、院に進学すると就職が難しくなってしまいます。
日本社会において新卒カードは大変貴重。
4年生で内定取れず、新卒枠からあぶれてしまうと厳しいです。既卒だと就活の難易度がぐーんと上がってしまい、希望の職になかなかありつけなかったりしますね。
技術系公務員は狙い目
公務員試験の種類や区分にもよりますが、技術系公務員は、事務系と比較して倍率が低かったりします。
例えば、令和元年度の国家公務員一般職の場合、単純に最終合格者数を申込者数で割って倍率を出すと、行政区分の倍率が約4.4倍に対して、技術系は約2.4倍。
倍率的には技術系の方が比較的合格しやすいです。
その年によっても、倍率は変わってきますが、多くの人数を採用する国家公務員一般職の技術系職員や、そこそこの人数を採用する大きな自治体の技術系地方公務員は狙い目かもしれません。
小さな自治体だと、技術系職員の募集人数がごく少数で、激ムズのところもありますし、そもそもその職種を募集していなかったりもします。
民間企業に就職してうまくいかなかった場合、若いうちなら技術系公務員になってしまうのも1つの選択肢かなと思います。
同期のリケジョで、働きながら勉強してあっさり技術系公務員になった人もいます。「行政職より倍率低いし、試験もそんなに難しくないよ」とのこと。
まあ、彼女は数学や計算力が半端ないですからね。「正しい式さえ立てちゃえれば、あとは点とれる」みたいに豪語するほどだったから楽勝だったのかもしれません。
しかも、出先機関なので割とホワイトらしく、羨ましすぎます。
6.就職後もちやほやされる・大切にされる
理系だと就職後も周囲に男性が多く、ちやほやされたり、優しく接してもらえたりするので得です。仕事のモチベーションを保ちやすいと思います。
技術系の女子社員は、そもそも貴重な存在だったりします。
最近では、女性管理職を増やそうとしている企業は多く、技術系男性社員が多くを占める中、少数の女子がいると、どうにか女性管理職に育成したいと最初から目をかけられることもあります。
技術系は学部卒もいますが、マスター卒(大学院前期課程修了)が結構多いですよね。
学卒も院卒も関係ないと言う人もいますが、やっぱり院卒の女子の方が有利だと感じます。年齢も少し上というのもあるけど、同期見てると期待のされ方が違いますし、優遇されているのが分かります。
7.計算や分析が得意
数値に強く、計算や分析が得意。それに説明も論理的。理系だから当たり前かもだけど、これは羨ましいです。
こういうのってセンスなのかもしれないですね。パパッと計算できたり、分析してデータで示してくれる人ってすごいと思います。
-
- 数値がずらりと並んでいたデータを見て、「あれ?これ変じゃないですか?」とすぐ間違いに気が付いたりする。
- データをまとめるよう依頼すると、仕事の趣旨に合わせていいバックデータを揃えてくれたりする。分析も得意な人が多いと感じる。
- だいたいこのくらいかな?と目安となる数値をパパッと概算で出してくれたりする。
例えばこういう時、理系ってかっこいいし、その能力が羨ましくなります。
8.子供に算数や数学を教えられる
子供に専門性を身に付けさせたいと考える親は多いです。私もその1人。
できれば、希少価値のある専門性を身に付けさせたいと思っています。
そう考えると、本人次第ですが、やっぱり理系に進んでくれたらいいなと思います。
最近、ITとかプログラミング等が流行っていますが、やっぱり理系だと専門分野が多岐にわたるので、オンリーワンになりやすくなると思うのです。オンリーワンって実はその中ではナンバーワンなのです。
そのためにも、子供には算数を得意になってくれたら嬉しいのですが、私は教え方にイマイチ自身がありません。家で子供の勉強を見るのはママが多いでしょう。
数学できるからと、教え方もうまいとは限らないですが、得意な人は肝になる部分をおさえています。
算数を教えるのが上手いリケジョママには嫉妬してしまいます。
リケジョママのお子さんはやっぱり算数得意だったりします。うちの子が4歳の頃、その子の家に遊びに行ったら、リケジョママが算数系の知育おもちゃ出してくれて、そこから我が子も多少足し算ができるようになりました。
私にとっては、大学のあんなに複雑な数学、物理学などの知識があり、子供と遊びながら算数教えられるママさんは尊敬に値します。
仮に我が子が理系に進まなくても、受験の事考えると、算数や数学ができてほしいですね。
9.ITのリテラシーが高い
理系だとITのリテラシーが高い人も結構います。たまにダメな人もいますが、研究室とかでPC使いまくってきたような技術系の人達は概ね高いと感じます。
仕事で有利
理系の人全員ができるわけじゃありませんが、プログラミングが出来たり、ITリテラシーが高いと、仕事でもいろいろと有利です。
-
- 私みたいなのが必死こいて、夜中まで膨大な単純作業してたら、自動でデータをまとめるようなバッチファイルを作ってくれて、一瞬でデータを処理
- エクセルのマクロとか使って、作業を自動化
- PCやネットワークに精通していて、何かトラブルがあったときの対応が早い
などなど、すごいなーと思います。私みたいなのが何人束になってかかっても、とても敵わない。だからこそ、技術系の人材は就職で有利なのかもしれませんね。
自分の無能さや存在の小ささを思い知りました。私もできないばかり言わず、努力しなきゃいけません。
プログラミングの副業
自宅でプログラミングの副業をしている知り合いもいます。どのくらい稼いでいるのか不明ですが、個人で仕事を取ってきて、稼げるのはすごいことです。
プログラミングできると結構稼げると聞くので羨ましいですね。努力次第なんでしょうけど、文系の私にはいくら頑張ってもできそうにありません。
最後に
リケジョや理系の人達の羨ましい特徴などについて、こうして挙げてみると、やっぱり人生得していると思います。
特に、モテるのと、就職に強いのが羨ましいです。
私は理系にはなれませんでしたが、娘達はリケジョになってくれたら嬉しいです。今のところ、バリバリ文系っぽいのですが。