マウンティング女子の対処法&マウントやめたら変わったこと

マウンティングされるのはイヤですよね。すごくムカつくし、時にはキズついたりします。

少し前はママ友からされて悩んだりしました。

と言いながら、私も過去にマウントしてしまった事がありました。

でも、そもそもマウンティングはやめた方がいいですね。結局自分にブーメランが跳ね返ってきて、損するからです。

人間関係で消耗したくないので、マウンティングとは無縁の世界で生きたいものです。

やめたいと思って、やめるように心がけたら、いろいろいい事がありましたので、それについて書いてみます。

 

マウンティングする心理

人間には承認欲求というものがある。自分を認めてほしいために、自慢したり、相手をディスったりします。

自信のなさ、劣等感やコンプレックスの裏返しだったり、人間関係の序列でなるべく上位にいたい、自分の価値や凄さを分かってほしい等といったことから、相手に対してマウンティングするのだと思います。

いろいろなものがマウンティングのネタになりますね。

容姿、年齢、学歴、年収、職業、旦那のスペック、子供のスペック、家、出身地などなどいろいろです。

 

マウンティングの対処法

なるべく不快な思いはしたくありません。マウンティングされた時、私は主にこんな感じで対処しています。

 

1.スルーする

基本はこれですね、スルーすること。そんな話聞かない、興味ない、どうでもいいといった感じです。

反応すると、よけいにマウンティングされるから、反応しなければいいという話ですね。

 

2.情報を与えない

自分の情報を与えてしまうと、それがマウンティングのネタとなります。なので、情報を与えなければいいのです。マウンティングするような人には、あまり自分の情報は与えない方が賢明でしょう。

 

3.マウンティングやり返す

やり返してこない人に対しては、やりたい放題、サンドバック状態となりかねません。なので、時にはやり返すことも大事。でも、相手を選んで、恨みを買わない程度に留めた方がいいですね。

 

4.話題を変える

「ところで、〇〇はどうでしたか?」とか別の話題に切り替えると効果的。誰か別の人がいれば、そっちに話しかけてみたりとか…。悪い流れは断ち切りましょう。

 

5.承認欲求を満たしてあげる

マウンティングしてくる人って認めてほしくて仕方がないのです。なので、認めてあげるフリをしましょう。(心の中ではどう思おうとバレなきゃいいと思っています。)

そうすれば、だいたいマウンティングがおさまります。「いいね」「すごいね」「うらやましい」等といった言葉をかけて、肯定してあげましょう。

でも、あまり調子に乗らせるのはNGなので、ほどほどに。

 

6.「イヤだ」「キズついた」と言う

そんなこと言われるのはイヤだ、キズついたとはっきり言うのも1つの方法です。直接イヤだと言われると普通はそれ以上やめるでしょう。

 

7.堂々とする

弱いと思われると、マウンティングされやすいです。強そうだと思われれば、されなかったりします。無理に強そうに見せなくてもいいですが、最低限普通に堂々としていた方がいいと思います。それだけでも、結構違いますね。

 

8.関わらない

どう対応してもマウンティングばかりな人もいます。そんな人とは関わらないのが一番です。

どうしても関わらなきゃいけない人の場合は、必要最小限の関わりにとどめましょう。

 

マウンティングやめた理由

マウンティングをなるべくしないように心がけています。マウンティングって、自分が損するんですよね。若気の至りとは言え、過去、不毛な争いをしていた私はなんだったんだろうって思います。マウンティングやめた理由は下記です。

 

1.彼氏取られたから

過去、私はよくマウンティングしていました。独身の頃、ハイスペックな彼氏ができた時に周囲に自慢してしまったのですが、その友達の中の1人に、彼氏を奪われてしまったことがありました。

ケンカした隙をつかれて、もっていかれてしまったのです。

その後、ボロボロになった私をあざ笑っていたあの顔は一生忘れん。

キィィィー、あのクソビッチめェェー!!

 

2.リベンジマウンティングされたから

かつて自分と同じようなスペックの後輩ができました。後輩だし、可愛がってあげようと思っているうちに、ついマウンティングしちゃったのです。

ディスったり、つい上から目線のアドバイスをしてたことがありました。

その時は、その子のおねえさん気取りだったのです。

ところが、私が結婚して子供できて産休とか育休とか取っている間に、私より上に出世しました。

そしたら、逆にマウンティングされるようになってしまいました。役職が上だから言いたい放題です。

きっと、マウンティングされたからリベンジしてきたのでしょうね。

会社の立場でも、仕事の中身でも負けて、完璧に下克上されてしまいました。負けを認めるとともに、マウンティングでキズつく痛みを知ったのでした。

 

3.敵を作るから

マウンティングされた側からすると、面白くないですよね。場合によっては、「憎たらしい」「許せない」と恨みをかってしまうこともあります。

マウンティングした相手から、無視されるようになったり、悪い噂を流されたこともありました。

 

4.マウンティングしない人がすごかったから

超金持ちだったり、充実している人はマウンティングしないものです。

知り合いの起業家ママ友とかはマウンティングしません。マウンティングなんかして、事業が傾いたらシャレになりません。それに一生懸命頑張っていて、充実してるんだと思います。

あと、意外に都心に住んでるママ友ってマウンティングしないです。のちのち自分が損することを知っているのだと思います。してるのは中途半端な小金持ちとか、田舎から出てきたばかりの人とかですね。

超金持ちのお嬢様とかも金持ちアピールしないものです。むしろ、金持ちだと悟られないように、お金の話は避けたがります。

金持ちだと知られると、泥棒に入られちゃうかもしれませんし、悪い男が寄ってくるかもしれません。ほとんど得する事がなく、いろいろと不都合ですからね。

 

5.バカにされたから

ある時、ついマウンティングしてしまったら、「はいはい、認めてほしいのね。仕方ないわね~、よちよち」というのを感じ取りました。能ある鷹は爪を隠すみたいに、隠れたすごい人はたくさんいます。あの時、相手からの評価は格段に下がりましたね。

なんか悔しいし、むなしくなりました。

 

6.人が離れていく

一緒にいると楽しくないばかりか、かえって不快な思いをさせてしまいます。なので人が離れていくんですね。

過去、仲の良かった友達ともマウンティングがきっかけで疎遠になってしまいましたし、グループの中で仲間はずれにされたこともありました。

 

7.情報が入手しずらくなる

ある時、ママ友から子供の習い事の幼児教室について聞かれたので、こんな感じだよーって教えてあげたら、「な~んだ、お受験用じゃないのね。うちはやめとこうかな」ってバカにされたことがありました。

すごくムカついたので、このママ友には有益そうな情報は絶対に話さないことにしました。

その時、思いました。「そうか、このように情報を与えたくなくなるんだ」と…。

 

8.自分のスペックは変わらないから

マウンティングしたその時は楽しいかもしれません。でも、それで自分のスペックが上がるのかというと今までと変わりませんよね。

そればかりか、周囲からの評価や自分の価値を下げることになってしまいます。

 

 

やめたらこんなに良いことが

マウンティングをなるべくしないように心がけて生活すると、いろいろといい事がありました。

 

1.友達が増えた

自慢しない、相手をディスらないため、近づきやすくなったのでしょう。ママ友や友達が増えたと思います。人付き合いの輪が広がり、交友関係は前より充実したと思います。

 

2.敵が減った

グループの中で、”この人は敵”って人が減ったと思います。人付き合いのストレスが減りましたし、人間関係での消耗が緩和されました。

マウンティングするから応戦されるんだと思います。基本はやらなきゃされないのです。

でも、マウンティングしてくる人は相変わらずいるのですが、表面上の付き合いだけに徹すれば、どうってことありません。

どうせ人生のステージが変われば友達も入れ替わります。その時には微妙な人とは自然消滅して、良いお友達が残るものですからね。

 

3.情報が入手しやすくなった

人付き合いの輪が広がりましたし、相手を楽しませるようになったんだと思います。ラインも含め、会話の中でいろいろな情報を入手しやすくなりました。

 

4.褒められることが増えた

褒められることが増えたと思います。ポジティブな言葉をかけてもらえると、正直嬉しいものです。マウンティングしないだけでも、相手の評価が下がりにくいと思いました。

 

5.絶対評価で考えられるようになった

相対評価だと上には上がいますので、トップ層の人達と比較して劣等感を抱きやすくなります。なので、他人と比べてばかりだと良くありません。

マウンティングをしないように心がけてから、”人は人、自分は自分”と、人との相対評価ではなく、絶対評価で考えるように少しマインドが変化したような気がします。

前の自分より今の自分がどれだけ成長できたかで、自己評価できるようになりました。

子供に対しても、前よりどれだけ成長したかを見るようになったのはいい傾向だと思います。

 

最後に

マウンティングを完全にやめられたかというと、まだまだです。でも、マウンティングしないようにするだけでも、損することが減ったばかりか、良いことが自分に跳ね返ってくることを実感できたと思います。

野生動物の世界だとマウンティングも大事なのかもしれませんが、人間社会はダメですね。