ママ友とのトラブルってイヤなものです。関係が悪くなると、当事者達だけでなく、周囲にも影響してしまうため、いろいろとめんどくさいです。
子供に悪い影響を及ぼすことなく、負担もストレスも少なく、なるべく平和に過ごしたいですので、お友達のママを敵に回すことなく上手にお付き合いしたい。
一度関係が悪化すると、修復が難しくなるので、できるだけトラブルにならないような付き合い方をするように努めています。
私もママ友達との関係で注意している事がありますので、それらについて書いてみました。
目次
1.まずやっちゃダメなこと
当たり前かもしれませんが、まず基本的にこれらはやっちゃダメだと思っています。
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- 自慢・マウンティング
- ディスる
- いじる
- 子供同士を比較
- ダメ出し
- 無視、挨拶しない
- プライベートに不必要に干渉する
- 嘘をつく
人として当たり前ですよね。やられたら、誰もがイラっとするものです。
親しき仲にも礼儀ありと言いますし、どんなに仲良くなっても、これらをされたらママ友との間に亀裂が入るでしょう。
何回かは許してもらえるかもしれませんが、悪印象にしかなりません。
でも、分かっていても、意外と無意識にやっちゃう人も結構います。私も、自分で気づいていないだけで、過去やっちゃってるかもしれません。
最近は、人間関係が希薄になってきていて、これらの行為が昔よりも嫌われる傾向にあると思います。若いママほど露骨に嫌うように感じます。
2.適度な距離間を保つ
気が合うママ友で他園に行ったのに今も付き合いのあるママ友もいいます。そういうママ友とは友達として付き合えますね。
けど、そういう気が合うママ友以外のママ友は適度な距離間を保った方が無難かな~と思います。
気を遣いすぎず、サラっとした関係の方が、ストレスも負担感も少ないと感じます。
浅く広く付き合う
合う人も合わない人もいますが、どうせ、何年かすれば離れ離れになります。0歳児でうちの子と同じ保育園(都内の公立認可)に入った赤ちゃん達のうち、年長になった時点でそのまま進級してきた園児達は4割弱でした。
6割以上は、よそへ行きました。
転勤や転職で引っ越していった家庭、保育園が気に入らず、転園していった子、保育園から幼稚園に転園する子とか、いろいろいました。
さらに、小学校に進学すれば、さらに、みんなバラバラです。
長い付き合いになるかも…と思ったけど、意外と関係は短かったりもします。義理や人情も大切だけど、最近はそういうのは廃れてきていると感じます。都内だと特に。
なので、あまり深入りせずに、付かず離れずがちょうどいいでしょう。
じゃないと疲れますからね。
付き合う人数が多くても、広く浅くなら負担も少ないものです。
遊ぶときは終わりの時間を決める
何組かの親子が集まって、あまりダラダラ長く遊ぶと疲れますし、時間の浪費になってしまいます。なので、終わりの時間を決めておく(用事や言い訳を考えておく)と良いでしょう。
家庭のことを質問したり、こちらも話し過ぎないように
プライベートな事とか家庭の事とか、必要以上に詮索しない方が無難ですね。
例えば、ママ友やそのご家族について
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- 勤め先
- 役職
- 年収
- 学歴
- 年齢
- マンションの価格や家賃
- 家柄
とか、ストレートに聞いちゃう人がたまにいますが、かなり失礼だし、普通に嫌われます。
大抵の人は聞かないでしょう。
極端な例を挙げてみましたが、あまりプライベートな事を話さない方が、上も下もないフラットな関係を築きやすいですね。
逆に、ヒエラルキーの上下ができちゃうと、付き合いにくくなってしまいます。そもそも都合が悪い事は知られたくないものです。
とは言え、プライベートの事を何も話さないんじゃ、仲良くなれません。
相手が話してきたら、「うんうん」と聞いて、会話する分にはいいと思いますし、こちらも差支えないような事は普通に話してますね。どこまで話すかのサジ加減は人によりますが。
でも、少なくとも、こちらからはプライベートな事は詮索しないように心がけています。
ママ友が近づきすぎる時は誘いを断る
距離感が近すぎる人、何かと近づいてくるような人からの誘いは、たまにお断りすることも手段の1つ。
ボスママが怖いって人もいるかもだけど、意外とボスママっていないから安心していいと思います。
誘いを断ったからと言って、何かされたこともありません。
それに、ボスママ気質なママって、逆に周りが離れて行っちゃうので、孤立しがちです。
保育園だと尚の事みんな忙しいから、構ってられないので、そこは安心していいと思っています。
ラインやメールは適度に
ママ友達とのメッセージのやり取りは、ラインが主流だと思います。たまにメールの人もいますが。
人によって、大量にメッセージをくれる人もいれば、連絡がしつこい人、受け身の人もいていろいろですが、気を付けている点としてはこんな感じです。
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- リアルでの関係と同様、浅く広くを心掛ける
- 相手に返事を期待しない(追撃のメッセを送らない)
- ラインを見ない時間を作る(22:00~起きるまで)
- 大量に送らない
- 返事も簡潔に
パパ達とは挨拶程度がちょうどいい
ママ友の旦那さんとの接し方って、難しいですよね。あまり仲良く接して、何か間違いがあると困りますし、無視しても失礼だと思います。
同じ園で子供がお世話になる時もあるのですから、邪見に扱うのは良くありません。
実際、うちの子の園で、あるパパを毛嫌いしてたママ友がいて、空気のように無視してしまった例があります。自意識過剰だとは思うのですが。
送迎の時なんて、まるで不審者でも見るかのような態度でしたね。
やっぱり、そのパパが怒って「失礼なババアだ、あの子は我が家に出入禁止。プライベートでも、もう遊ばないように!」となったらしいです。
ママと子供同士は仲良かったのに、そのペアで遊ぶこともなくなり、そのママ友同士の仲も悪くなっていきました。周囲も共演NGということで、遊びに誘いにくくなってしまいましたね。
で、結局は両方とも、いずらくなったのか転園してしまいました。
とまあ、こういう事もありましたので、人として最低限の挨拶や世間話程度はするようにしています。
因みに、間違いが起きないよう連絡先の交換はママ達限定としています。これなら割と安全ですね。
誰かのパパから連絡先聞かれたら、「旦那から禁止されてまして、ママを通してのご連絡でお願いします」って答えることにしてます。
それか、どうしても必要性がある場合は、旦那のを教えた事もありました。
ママ友達が一緒の時は、パパ達も混ざって子供達を一緒に遊ばせることもありますね。予防線を張りつつ、挨拶や世間話程度なら、パパ達も無害なものですね。
子供もお世話になったりするので、パパ達も敵に回さないようにした方がいいね。
3.ポジティブに接する
基本的にポジティブに接した方が、印象が良くなるので、なるべくそうしています。
褒める
褒めるのが一番。相手のお子さん、ママ友、旦那さんのことを褒めましょう。褒められると嬉しいものです。
褒められて照れる人はいるけど、イヤな人はいないはず。
こちらに良い印象を持って接してくれるでしょう。
褒めるネタは、何でもOK。
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- お絵描き上手だね
- その洋服かわいいね
- パパが料理してくれるなんて素晴らしい
など、1つか2つでいいので、適度に褒めましょう。
でも、褒め過ぎはダメだと思います。相手がつけあがっちゃうと逆にムカつく時もありますし、おだてすぎて変に思われてしまうかもしれません。
明るく穏やかに接する
明るい方が相手にいい印象を与えます。暗いとうざがられてしまうかもしれません。
穏やかに接すると、優しくて付き合いやすいと思ってもらえたりして、ママ友の輪を広がっていきます。
性格がきつい人には近づきたくないですからね~。
4.まず自分から何か与える
相手から何かしてもらうのを期待するのではなく、まず自分から与えるといいです。相手にとってメリットがあることを与えると、何らかの形で返してもらえることが多いです。こちらにいい印象をもってくれることでしょう。
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- 相手の子供を褒める
- 相手のお子さんを少しの間、預かって一緒に遊んであげる
- 旅行のお土産を渡す
- 上の子のお下がりのお洋服をあげる
など何か相手にメリットがあることをするといいです。
高確率で好印象を持ってくれて、良好な関係でいられるでしょう。
でも、〇〇してあげたのに…とお返しは期待しないこと。
お返ししてこない人にこちらが悪印象を持ってしまうと、それが相手に伝わってしまいます。なので、良好な関係を築けたら、そこまででOKとしています。
5.習い事は一緒にやらない・情報交換の相手を選ぶ
ママ友付き合いで習い事やお受験などの情報交換はよくあります。
でも、一緒に習い事等はしない方がいいですね。
保育園のママ友と仲良くなると、一緒に習い事しようってなったりしますが、それはやらないようにしています。
というのも、勝手にライバル視されたり、嫉妬されたり、詮索されたりして、うざかったことがあるからです。
例えば、体操教室の習い事で、うちの子が先に上のクラスに進んだ時、一緒に習い事してたママの目がやばくなりました。
その後も、保育園の送迎で時々会う間柄だったけど、3か月くらい無視されたことがあったのです。
もうそのママはどこかへ引っ越したので関係ないのですが、当時はすごいイヤな感じで園への送迎がしばらく苦痛でした。
逆に、うちの子よりママ友の子が先に上のクラスに行った場合、私も嫉妬したと思います。(無視とかは、しないまでも)
なので、なるべく同じ園の子と一緒の習い事は避けた方が無難です。
特に第一子同士はリスクが高いです。
上のお子さんがいるママ友なら、経験上、上の子基準の目線になるため、比較的寛容な傾向だと思いますが…。
あと、習い事の情報交換も相手を選ぶべきだと思います。
詳しく知りたいからつい質問したくなりますが、できれば同じ園の同学年のお子さんのママ友には聞かない方がいいかもしれません。
同じ園でも、上のお子さんがいるママか、別の学年のママとか、他園のママ友だと、ライバル視されたり嫉妬されたりというのはあまりないと思いますので、できるだけそういうママ友に聞くようにしています。
特に同区で他園のママ友は、意外に真新しい情報や同じ園のママ友が知らない情報を知ってたりするので、交流するとためになるし、楽しいかもしれません。
6.悪口大会には参加しない
そこにいない他人の悪口や噂話を言い始めるママ友とかいます。世間話的な噂話だったら、「へ~、そうなのね~」と適当に相槌打ってりゃいいのですが、悪口言い始めたら参加しないようにしています。
用事を思い出した等の適当な理由をつけてその場から離れたりしています。悪口大会に参加してしまうと周りの人にも悪い影響を与えてしまうし、自分達の価値も下げてしまいます。
あそこのお家ではあんなふうに思っているんだね~と…。
後になってから、「あなたも悪口言ってたじゃん」とか「同調してたじゃん」とか言われかねないので、そうならないように悪口大会には基本不参加です。
私やうちの子も影で何か言われているかもしれませんが、直接言われないし、これまでどおりの付き合いができているなら、無害なので別にいいかなと思っています。
あと、誰かの悪口を話されたときに、それを安易に信じない方がいいかもしれません。
わざと悪評を流して、憂さ晴らしするママ友もいたりします。
悪評流された人は、娘の友達のパパなんだけど、神レベルにめちゃくちゃ優しい人なのに、嫉妬されたのかなーと、かわいそうに思いました。
なので、自分の目で確かめた方がいいですね。
7.子供が迷惑かけないようにする
嫌われる親の特徴の1つは、子供が迷惑かけているのに対応しない事だと思います。この親にしてこの子ありという言葉もありますが、子供より親の方に問題あるため、「このママとは付き合いたくない」と思うことがたまにありますね。
まあ、私も人の事言えないのですが、子供が迷惑かけないように、迷惑かけたらフォローするよう心がけています。
子供が問題を起こしたらすぐ謝る
当たり前だけど、子供が何かトラブルを起こしたら、すぐ謝るようにしていますし、保育園で子供が誤って友達にケガさせた時は菓子折り持って相手の家まで謝りに行った事もあります。
謝るなら時間が経たないうちに謝った方がいいですね。
菓子折り持って謝りに行くと、大抵は「そんなに気を遣わなくても…」「大丈夫ですから~」とか言われて水に流してくれて、しかも仲良くなれたりしますが、謝りに行かないと逆に「あの親なんなん?」となってしまいます。
ちょっと謝りすぎなくらいでも、ちょうどいいのかもしれません。
きちんと我が子を叱る
怒らない子育てとか叱らない子育てとか流行っていますが、勘違いしていて、子供が何をしても叱らないママ友もいます。「子供のすることですから~」とか言って…。
やっぱりそれはおかしい感じます。
ルールを逸脱したり、迷惑かけたなら、きちんと叱るべきでしょう。ママ友との関係うんぬんよりも、子供のしつけのために、ですね。
日本や世界の主要各国が法治国家なのだから、ルール上ダメなものはダメですし、社会通念上、認められないような事をさせないように教育した方が子供のためだと思います。
過度に厳しく叱ったり怒ったりする必要はありませんが、きちんと躾する親じゃないとママ友からも距離を置かれてしまいますね。
勝手に友達の家に行かないようにする
子供の友達が、親の目を盗んで遊びに来ちゃった事があります。1回か2回なら笑って許せるけど、3回以上になってくると、だんだんうざくなってくるものです。
約束したわけじゃありませんし、こちらも予定があるのに、「この子の親は何やってんの?」「迷惑かけて何も感じないの?」と不信感や不満がつのりました。
昔、こういうのが原因で近所にいたママ友とは距離を置いたこともあります。
やっぱり、勝手に外に行かれると危険もありますし、迷惑かけないように勝手に遊びに行かないように注意した方がいいですね。
道路や駐車場で遊ばない
なるべく道路や駐車場では遊ばない方がいいでしょう。近くを車が通る危険もありますし、車にキズ付けちゃったら大変です。それに、子供達の声がうるさくて近所迷惑になってしまう恐れがあります。
暖かい目で見てほしいので、近所の人達とのトラブルを避けるために、道路や駐車場で遊ぶのは避けるようにしています。
うざがられないように注意
子供がママ友にうざがられていないか、よく見ておいた方がいいです。
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- 失礼な事言ってないか
- ママ友にしつこくまとわりついてないか(←愛情不足のお子さんに多い)
- お友達に意地悪してないか
子供のすることですので、大抵の事は大目に見てもらえるけど、積み重なって我慢できなくなると、そこで関係が終わってしまう事もあるので、気を付けた方がいいと思います。
うざがられてそうだと思ったら、ママ友に「すみません」と謝りつつ、子供を注意すれば大抵の場合はOKだと思います。
8.忘れず御礼する
ママ友に何かしてもらった時には、忘れずに御礼や感謝の気持ちを示すのは大事。
何もしないと印象が悪くなってしまいますし、良好な関係を続けるために御礼とか感謝の言葉は必須だと思います。
御礼と言っても、基本的に大そうなモノじゃなくても大丈夫でしょう。
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- 旅行のお土産を渡す
- お菓子をあげる
- おもちゃをあげる
- 洋服をあげる
とかで十分。何か特別すごい事してもらえたとかじゃなければ。
その気持ちが大事ですね。
あるママでこんな人がいた。
何組かの親子で公園に遊んでいたとき、緊急の用事が入ったとかで「ちょっと見ててくれる~?」と子供を置いてその場を立ちさり、家に帰って用事や家事。仕方なく皆でその子の相手もすることになりました。
解散して帰る頃になっても、ママが戻ってこないから、仕方なくその子を家まで送っていきました。
でも、「ありがとうございました」の一言もなかったですし、何か御礼されたわけでもありませんでした。。
当然、私も含め周りは怒って総スカン。
そのママの子は、今も同じ園にいますが、ママ友達との付き合いには一切顔を出さなくなりました。今となっては、もうみんな気にしてないですし、困った時はお互い様だから、みんなで集まる時、社交辞令で声はかけていますが、もう参加しずらいんでしょうね。
あの時、普通に「ありがとう」と一言、言ってくれるだけでも、全然違ったと思うのですが。
感謝の気持ちを示したり、御礼って大事だと感じました。
9.きちんと意見を言う
基本的には、深入りせず、多少失礼なことを言われてもスルーですが、きちんと意見を言うことは大事。
自分の意見と違う意見に同調し、また他の意見にも同調していると、一貫性もなく、八方美人になってしまいます。
結構、八方美人って嫌われてしまいます。優柔不断で、本心が分からないので個性が見えず、信頼されなくなってしまうから、気を付けた方がいいですね。
10.自意識過剰にならないように心がける
私は自意識過剰かもしれません。そのせいで、人付き合いに支障をきたしてしまったことがあります。大学生くらいの頃なんてひどかったと思います。
自意識過剰で、周りからどう見られているのか気にしすぎてしまうと、自然な付き合いがしにくくなります。
というのも、
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- 人からの評価が気になる
- 強がってツンツンした態度を取ってしまう
- 失敗が怖くなる
- ネガティブな思考
- マウンティングしてしまう
- 緊張してしまう
- 自己中
- 外見を気にしすぎて派手な服装(金がかかる)
- ナルシスト
- 感情的になりすぎてしまう
- 融通が利かない
- 男性を過度に警戒してしまう
- 萎縮する
- 疲れてしまう
こんな感じになりがちだからです。
これじゃ、ママ友どころか人間関係全般的にうまくいきません。
私の場合は完璧を求めすぎるのが原因。年齢がアラサーになって子育て始まった頃から、かなり良くなったけど、もう少し丸くなりたいですね。(もちろん体は細くなりたい。)
なので、自意識過剰にならないように「完璧じゃなくていい」「自分は自分、他人は他人」と、心がけるようにしています。
自意識過剰になっていないか、時々、自問自答しますね。
11.会社のママとは付き合わない
同じ会社や取引先のママやパパから、お子さんも一緒に遊ばないかと誘われることもありますが、子供を含めた付き合いには参加しないことにしています。
公私混同してしまうためです。
あと、ペルソナを被ってて、家族に見せる顔と、会社で見せる顔は違いますしね~。
なので、申し訳ないけどお断りしています。
もちろん、仕事の延長での最低限のお付き合いはしますが、子供まで巻き込みたくないです。
12.去る者は追わず
普通に接しているつもりでも、そっけない態度をされることがあります。もやもやするけど、人間だから合う人と合わない人がいますので、切り替えて、あまり気にせず他のママとお付き合いしましょう。
気にしすぎても良い事ないもの。
そのためにも、2.で書いたように、適度な距離間を保って、広く浅くの付き合いがいいと思います。
最後に
以上の事に気を付けて、ママ友と付き合うようにしています。全くトラブルがなかったわけじゃないけど、大きな問題にならず、比較的低ストレス低負担で過ごせていると思います。
ご参考にしていただければ嬉しいです。