公務員共働き夫婦が羨ましい!勝ち組すぎるパワーカップルだと思う

正直、公務員の共働きで二馬力の夫婦が羨ましい。最強だとは思いませんが、私にとっては上級国民と言える存在で、勝ち組すぎます。

知り合いに公務員夫婦が何組かいますが、精神的な余裕を感じます。いいなー、私もあんな風になりたいと思わずにはいられません。

 

1.安定した収入

まず、羨ましいのは収入面。額が特別高いわけじゃありませんが、辞めなければ長期に渡って、超安定して収入を得られるのがすごいです。

世帯年収1000万円超える

公務員の正職員の場合、30代にもなれば、ノンキャリでも500万円を超えてきます。旦那さん1馬力なら平均的ですが、奥さんも公務員なら同じくらい稼げるので、2馬力だと世帯年収1000万円の大台をクリアできちゃいます。

旦那さんと奥さんが同じくらい稼いで1000万円以上というのは、バランスがいいですね。

50代とか定年間際になると2000万円前後の世帯年収になります。

キャリア官僚だったらもっと増えますね。激務ですが。

でも、「ふん、1000万円なんて都内なら普通だもん」とか思わなくもないですよね。

そう、確かにたくさんいます。

高収入の職業はたくさんあって、経営者、医者、弁護士、私大の教授、公認会計士、パイロット、プロスポーツ選手、外資系、IT系、投資家、芸能人、上場企業の管理職、キャバ嬢など様々。

このようにありますけど、なるのが超難関だったり、リスクの高い職業も多いです。今成功している経営者だって今後もうまくいくか分かりませんし、プロスポーツ選手だってケガ・故障のリスクがありますし、通用しなくなったら引退です。大金持ちの投資家だっていつ大損するか分かりません。

医者、弁護士などは超難関の割に、なっても意外と稼げない人もいます。競争激化しており、お客さんを獲得し続けるのは大変そうです。

私の周りで結構多いのが、旦那さんが大企業勤めで、奥さんが派遣かパートで世帯年収1000万超えのパターン。

でも、仮に世帯年収が一緒でも、稼ぎが「旦那さん≒奥さん」の公務員と比べると、可処分所得が少なくなってしまいがちです。

これは旦那さんに偏ってしまうと、所得税の税率が高くなるので、税金を多くとられてしまうからですね。

それに、民間でお勤めの旦那さんが50代で役員とかになれず役職定年になると、収入が大幅に下がってしまいます。

こうして考えてみると、公務員2馬力ほど確実性があり、可処分所得も多く、安定して定年まで1000万円以上を維持できる職業ってそんなにないのかもしれません。

公務員はよほどの事がないと基本的にクビにはならないので、公務員共働きなら安定したパワーカップルになれますね。

 

夫婦の退職金が4000万円以上

内閣府のHPによると、平成30年度に退職した国家公務員(行政職俸給表(一)適用者)の定年退職した時の退職金は、平均で21,523千円。

ということは、共働きで2人とも定年まで勤めたとしますと、4000万円以上の退職金をゲット可能です。地方なら家をキャッシュでポンと買えちゃうくらいの金額。

老後資金2000万円必要だとか言われていますけど、その約2倍です。

 

年金もたくさん

基本的に共済年金が厚生年金とに一元化され、昔ほどの旨味はないものの、2馬力で正職員として定年まで働いていれば、それに応じて年金が相当もらえることになります。

公務員も55歳超えると、定期昇給しないらしいですが、一般企業のように役職定年でガクッと収入減になって「年金が思ったより少ない」という事態にはまずならないので、50歳超えてきた時に年金額の見通しも立てやすいです。

 

2.住宅ローンが組みやすい

公務員は信用力があるので、借金しやすいのも強みです。1人でもすごいのに、2人分の借金ができます。

なので、住宅ローンを組んで住みやすいお家を買ったり、教育ローンを組んで子供の勉強も支援したりということが可能になりますね。

借金は返すの大変ですが、たくさん借りれるならば、人生のステージに合わせて適切な環境を整えやすいです。

うちも住宅ローンでもっと借りられたら、今より広いマンションに住めたなーと時々思います。

 

3.育児の制度が整っている

育児のための制度が整っているのがすごいです。代表的にかいつまんで挙げると、国の場合、下記の制度があります。併用NGだったり使うための条件とかいろいろあるみたいなので要注意ですが、状況に応じて制度を利用することで、育児中でも働き続けることが可能になります。

 

3年育休とれる

民間だと長くとって育休は2年ですが、なんと育児休暇を3年取る事が可能なのです。ルール上は3歳に達するまで休むことが可能なので、じっくり子育てできるのは素晴らしいメリットですね。

みんなより育休1年多く取れる分、難関の幼稚園お受験とかも対策しやすいと思います。

 

産前・産後休暇

産前6週間前(双子以上だと14週間前)から産前休暇とれますし、 出産の翌日から8週間は産後休暇がとれます。これは民間も同じですが、公務員でもちゃんとあります。

 

育児短時間勤務

未就学児を養育するため、短い勤務時間にすることが可能で、下記のパターンから選択できるようです。

    • 週5日、1日3時間55分勤務
    • 週5日、1日4時間55分勤務
    • 週3日、1日7時間45分勤務
    • 週3日のうち、2日を7時間45分、1日を3時間55分勤務

週3で働くとかいいですね。毎日時短取るより、週3でメリハリ付けて働くのもありだなーと思います。

 

育児時間

未就学児を養育するため、1日2時間以内まで勤務しないことができます。官でも民でも、これを使う人が多いですね。世間的に時短勤務と言ったらこれに相当。

 

看護休暇

子供が熱を出したり、病気になった時、特別休暇として看護休暇を使う事が可能。子供1人だと年5日、2人以上だと年10日使えます。

この制度、民間でもありますが、使いずらいから有給休暇使ってしまうと思います。

でも、公務員だとみんな使うから使いやすいみたいです。有休を温存しやすいというメリットがありますね。

 

残業免除

小さい子がいる場合、残業を免除あるいは制限をかけることが可能です。知り合いのママ的には、きちんルールとしてあるので帰りやすいとのこと。

3歳未満なら超過勤務しないこと、小学校入る前まで1月に24時間、1年に150時間を超えて超過勤務しないことが可能。

あと、深夜勤務の制限もあって、深夜の午後10時~午前5時に勤務しないことができます。

 

フレックスタイム制

小学校6年生までの子がいる職員は、総勤務時間数を変えずに、日ごとの勤務時間数・勤務時間帯を変更可能のようです。

 

昼休み短縮

国の職員がママ友にいるのだけど、通常1時間ある昼休みを30分とか45分に短縮することが可能とのことです。

そのママ友は時短使わずフルタイムですが、昼休みを30分にしてるおかげで保育園の送迎が普通に間に合っています。給料も減らさず、送迎できるのって素晴らしいですね。

私の会社も昼休み30分にして、早く帰らせてほしいものです。

 

テレワーク

公務員も育児中の職員はテレワークが可能で、どんどんテレワークしやすい環境になりつつあるそうです。さすがにずっと職場に行かないのはムリでしょうけど、通勤しなくてもできる仕事を家で行い、通勤にかかるはずだった時間を育児に割り振ることが可能になります。

 

男性の配偶者の出産休暇&育児参加休暇

奥さんが出産の時に男性職員が取れる休暇があります。配偶者出産休暇と育児参加のための休暇という2種類あるらしいです。

配偶者出産休暇は、奥さんの出産のため入退院の付添い等を行うための休暇で2日とれます。

育児参加のための休暇とは、奥さんの産前産後期間中に、未就学児を養育するための休暇で5日。

この2つの休みは、有給休暇と別に取れるので、旦那さんの協力が得やすいですね。

 

4.介護の制度も整っている

育児のための制度が整っていますが、介護のための制度も似たような感じで整っているようです。フレックスタイム制、残業免除、昼休み時間の短縮などは介護でも使えますし、介護休暇等も使えます。

 

介護休暇

両親等の介護を行うための休暇で通算6か月、3回まで分けて取るのも可。

介護時間

連続3年の間 に1日2時間以内まで勤務しないことができます。

 

5.育児・介護中の職員への理解がある

育児、介護の制度が整っていますし、職場の理解がある(ことが多い)ので、制度を使いやすいと聞きます。女性で育児や介護があっても辞めずに働き続けやすいですし、男性職員も育児や介護に参加しやすくなりますね。

 

ワークライフバランスを推進

「女性が輝く社会」をつくるため、政府がワークライフバランスを推進しています。

人口の半分の女性達の能力を社会で発揮してもらおうということですね。そのためにも、育児や介護と仕事の両立が推進されています。

最近、管理職の評価にも、育児や介護中の職員も働きやすいよう配慮したか、加味されるようになってきたらしいです。

なので、管理職から積極的に配慮しようと働きかけてくれたりもするとのこと。女性職員にだけでなく、男性職員にも。

働き方改革には必要なことですね。

 

育児・介護の制度を使う人が多い

育児や介護の制度が整っていますし、ワークライフバランスも推進されているので、割と多くの公務員が制度を使っています。使う人が多いので、雰囲気的に使いやすいでしょう。

他の職業と比べると介護や育児にパワーを割きやすいんじゃないかと感じます。

 

負担の少ない部署に配置

知り合いの公務員ママ友は、育休明け、出張が少なく、負担の少ない部署に配置してもらえたそうです。時短なのに激務で残業が多い部署じゃ、ムリですよね。

比較的、そういった希望をきいてもらいやすいと聞きます。

 

男性も育児に参加しやすい

最近、男性職員も育休とか配偶者の出産休暇とかを取るように進められているようですし、普段からパパも育児に参加できたりします。

公務員パパだと、保育園に毎日のように迎えに行ってくれるパパが何人かいますし、家事とか育児やってくれるパパも多いです。8割以上ワンオペの私からすると大変羨ましいなと思います。

 

6.子供も優秀だと感じる

公務員共働き夫婦、私の周囲に数組いるが、その方々の子供達を見ていると優秀だなーと思います。やっぱり頭の出来がいい子供を持つご家庭を見ると羨ましいです。

公務員になるには、ノンキャリでも倍率の高い試験をパスしなきゃいけないだけあって、マジメで優秀で比較的高学歴な人が多いと感じます。

産まれ持った能力というか、遺伝なのでしょうか。お子さんの能力が比較的高いですね。

保育園の子供達をあまり比較したくないけど、長女の保育園の年中~年長で、親が公務員のお子さんって、

    • 文字の読み書きができる
    • 足し算や引き算などの計算ができる(しかも早い)
    • 絵や工作が上手
    • 運動能力が高い
    • 大人の言う事をちゃんと聞ける

という感じです。やんちゃな子もいますが、少なくとも勉強ができるようになりそうな子が多い印象があります。

正直、うちの子がこの子達より上になるためには、かなりの努力が必要だと思ってしまいます。

もっと才能あふれる子に産んであげたかった…あまり優秀じゃない母でごめんよ。

 

 

最後に

隣の芝は青く見えると言いますが、公務員で共働きの夫婦っていいなと思いましたので書いてみました。福利厚生は大手民間の方が勝っているように思いますが、微々たるものですし、公務員2馬力には敵わないなーと感じます。

いろいろ羨ましいですが、嫉妬しちゃった時の私の対処法はこれです。

もし、大学生に戻れたら公務員に挑戦したいかも。