仕事、勉強、スポーツでも、頑張って日々努力を続ければ、実力は上がっていくものです。地道に努力してコツコツ積み重ねていけば、やがては大きな力になって、成功することが可能です。
絶対に成功するとは限らないけど、「継続は力なり」の言葉どおり、私もこれまで継続できたことが自分の力になったと思います。
でも、続けるのって大変。もう二度とやりたくないって思うこともあります。
やろうと思ったけど、続けられなくて、やめちゃったりすることも結構ありますね。
続けるのって苦痛だったりしますが、工夫次第では継続することも可能。私にも自分なりの継続するためのコツや方法があって、これまで継続して得てきたモノもいろいろあります。
これらについて書いてみました。
目次
1.継続して得たモノの例
まず、私が過去に継続してきて、得てきたモノの例を3つ紹介してみます。大した事はないのですが、継続することで、私もいくつか成功した事、得られたモノがありました。
①バスケでシュート練習しまくってスタメンになれた
小学生の時、バスケ(ミニバス)してたのですが、始めの頃ずっと控えでした。バスケは好きだったのですが、なかなか試合に出してもらえませんでした。私は運動がそれほど得意ではなく、身体能力はクラスで中の下くらいだったと思います。
でも、やるからには上手くなって試合に出たいし、たくさんシュート決めて点を取りたい。そして、みんなの足を引っ張ることないようにみんなのレベルに早く追いつきたいと思っていました。
そこで、バスケのリングを買ってもらって、放課後とか朝に、庭で1人黙々とシュート練習することにしました。あと、昼休み、順番で小学校の体育館が使えた時とかにも少し練習。
どこぞのバスケ漫画のようにシュート2万本……とか膨大な量ではなく、多分30本~50本くらいだったと思う。(正確な量は不明)
ミニバスだと3ポイントはありませんが、ゴール下より少し離れたミドルからのシュート成功率が上がり、得意になりました。
シュート練習始めて3か月くらい続けた頃、先生から「次の試合、交代で出すから準備しとけ」と言ってもらえました。
そこで、ようやく初めて試合に出してもらえたのです。
それから、控え1番手の6人目の選手になれて、誰かと交代で毎試合出られるようになり、試合経験を積んでから、シュート以外もどんどん上達したし、体力も向上していきました。
1日たったの数十本だったけど、最終的にはスタメンになれて、チームの得点王争いするまでになれましたし、フリースロー成功率もチーム1になれました。
そんなに強い小学校じゃなかったのですが、嬉しかったですね。
仮に1日50本とすると1か月1500本にもなるわけで、積み重ねって大事ですね。
②TOEICで800点以上とれた
社会に出ると、TOEICのスコアって結構見られる思います。その人の英語力を示す試験として広く普及しているからですね。
履歴書でも800点って書いてあると、結構いいと聞きます。
会社の上司に「英語を活かして仕事をするためには、800点以上とらなきゃなー」と言われて、必死こいて勉強した時期があります。
平日(でも金曜は休み)は2時間、土日は3時間の英語の勉強して、さらに英会話も週1で習いました。それを1年くらい続けて、ようやく800点以上とる事ができました。勉強時間は合計で1000時間くらいだったと思います。
英語を勉強したおかげで、海外出張にも同行できるようになり、海外企業が絡む案件でも貢献できるようになりました。
③トレードで勝てるようになった
株やFXで勝てるようになるまで、結構な時間がかかりました。どうしても儲けたかったから、平日はひたすら実践、土日はチャートの分析しつつ、過去チャートでトレードの経験値を稼ぎ、経済の勉強と情報収集を繰り返しました。
私の場合、年間で勝てて納税できるようになるまで、3年くらいかかりました。
5分の時もあれば、何時間もやる日もあるけど、3年くらいはほとんど毎日やりました。時々、目がいたくなりましたが。
でも、これが不思議とやっている間は苦痛じゃなかったんですよね。割と楽しかったです。比較的得意分野だったし、人と絡まない一人作業だからストレスが少ないのかもしれません。
トレードは今も頑張ってて、会社やめて独立できるよう奮闘中です。
2.目的や意味を明確にする
何も考えず、とりあえず、頑張って続けよう!では経験上、続きません。
その時やろうと思って、やり始めても、「これやるの、つらい。続ける意味あるんだっけ? やっぱりやめよう」となりがちです。
目的として何を達成したいのか、何を得たいのかを明確にしないとモチベーションって続かないと思います。
逆に、目標が明確になって、絶対に達成したいから、これを続けようと頑張れるものです。
私の場合、例に挙げた3つの事をなぜ頑張れたかと言いいますと、
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- 好きなバスケでどうしてもスタメンになって試合に出て活躍したいから
- 海外向けの仕事もできるようになりたくて、TOEIC800点くらいの英語力が絶対に必要だと思ったから
- 給料だけじゃ将来不安だし、もっと稼ぎたい(もっと言えば経済的自由がほしい、さっさと会社やめたい)から
という理由。
なので、まず目標や意味を考えて明確にした方がいいです。
目的は、お金でも、承認欲求でも、自己実現でもなんでもいいと思います。
継続するコツなどテクニカルな話はその後でOK。
逆に、目的や意味を見出せない事は、自分にとってそれほど重要じゃないので、ムリしてやらなくてもいい事なんだと思います。
3.継続のためのコツやテクニック
目標を明確にしたら、あとは根性で続ける……ってのは冗談。
確かに根性もある程度必要かもしれないです。ないよりあった方がいいはずです。
でも、それで続けばいいのですが多分難しくて、続けるための工夫した方が続けやすいと思います。
ゲーム、漫画、動画とかなら、何時間でも続いちゃうのは好きな事や楽しい事からですよね。
継続しようと思ったことが、好きな事や楽しい事なら苦労せずに続けられるでしょう。
でも、自分のために頑張ろうとすることって、あまり楽しくない事、苦しい事が多いので、何か工夫する必要があります。
私が何か続けるために、良かったなと思うコツやテクニカルな話をしてみます。
①得意な方法を選ぶ
できるだけ得意なもの、やるのに負担感が少ないものを選択するようにしています。
上でトレードを例に挙げましたが、銭儲けなら、トレードじゃなくても、夜のバイトでもなんでもよかったはずです。
でも、夜のバイトは昔やってみた事があるのですが、要領を得ることができず、数日ですぐ辞めました。
明らかに不得意で、すごく負担も大きかったので続きませんでした。
トレードを長い間継続できたのは、昔から政治、経済、地理などの社会科が割と得意な方で、少しだけ経済にリテラシーがあったのも大きかったです。
それに、文系だけど、それほど数学に苦手意識はなく、数値に対して抵抗はなかったのも幸いでした。
同じ投資でも、不動産は不得意で無理そうだから手を出していません。
このように、比較的得意な事の方が続けやすいと感じます。
②すぐに成果を求めない
成果を求めると、焦るし、成果が出ないからとすぐ投げ出してしまいそうになります。
ローマは1日にしてならずという言葉がありますが、1日でいきなりできるようにはなりません。成果が出るまでは少し期間がかかるものなので、焦らず少し待ってみるのは大事。
個人的にはモノによるけど、月単位のスパンで考えるようにしています。
③成果を分析・見える化する
すぐに成果を求める必要はありませんが、今の自分がどの位置にいるのか、途中経過を分析したりして、見える化することは大事。
成果が出てると嬉しくなります。それに、途中経過が分かることで小さな目標も立てやすくなって、より続けやすくもなりますし、反省点や改善点があれば、修正していけます。
例えば、ダイエット。
毎日、体重を測ったグラフを見ると、あと1か月後にあと1キロ痩せようとか、目標が立てられます。最近、夜アイス食べたせいで、少し増えてる~とか、反省することもできますね。
④ムリしない
すごく負担になる事って続けるのが大変です。
なので、続けることができる量に留めておくことも大事です。
例に挙げたバスケで言うと、シュート1日数十本程度だから続いたのです。それに集中してできました。
これが1日300本とかだったら3日坊主で終わったでしょう。
あと、やる事リストが多すぎるとムリがきます。1日は24時間と限りがあって、やれる事も限りがあります。
例えば、過去の私の場合だと、出産後、子育てしながら、
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- youtubeの動画作成
- ブログの執筆
- FX等のトレード
- 筋トレ&ジョギング
- 育児書を週に3冊読む
- 副業のためのプログラミングの勉強
- 家庭菜園
なんでもかんでもやろうとしていた時期がありましたが、ある時ムリが来て寝込みました。体力的にも、10代や20代前半のようにはいきません。
なので、無理なモノはやめました。
欲張らずに、やる事を絞った方がいいですね。
⑤習慣化する
システマチックに習慣化してみるのもいいです。一日のリズムの中に、やる事を組み入れてスケジューリングするのです。
英語を勉強していた頃、月~木は毎朝6時に起きて、出勤前に1時間勉強するようにしていました。
最近だと火~土は毎朝6:00前に起きて、必ず夜中の欧米時間の情報収集をやるようにしていますし、4時間足や8時間足のローソク足が固まった後、トレードのチャンスがあったりするので、夏時間での6:00、10:00、14:00、18:00、22:00の前後にはチャートをチェックする時間を数分だけど作るようにしています。
夜中の2:00はさすがにムリなのでやりません。睡眠大事なので寝ています。
⑥誰かに協力してもらう
誰かに話して協力してもらうのも効果があります。要は逃げ場をなくしてみるみたいな感じです。
筋トレは子供が見ている前でやる事にしていいます。できたら、カレンダーに子供がシールを貼るルールです。
やるの忘れてると、「ママ~、今日金曜だけど筋トレやった~?」とか、シールを貼りたいがために言ってくるのです。
イヤでも、やらざるをえなくなります。
あと、友達とつながって相互監視してみるのもいいかもしれませんね。ランニングアプリの中には、登録している友達が何キロ走ったか分かるアプリもあります。
ちゃんと走ってるかバレちゃうから、走らなきゃ~ってなりますね。友達と何キロ走ったか、何キロやせるか、勝負してみるのもいいかもしれません。
⑦障害を取り除く
継続の邪魔になりそうなことを排除し、環境を整えることも大事。障害になりそうなことがあると、それを言い訳にしてしまうし、ストレスになるしで、続けにくいものです。
例えば、朝の子供が寝ている時間にいろいろやりたい私は、旦那や子供が寝ている時間に目覚ましセットしています。
すると、朝、上の子が起きちゃたりするし、旦那は「うるっせーんだよ」とキレます。
なので、私と下の子は別の部屋で寝るようにしています。上の子も下の子も、寝かしつけはしますけど別々ですね。
⑧楽しくなるような工夫・楽しい要素を探す
楽しいと思えることなら、続けられます。
なので、楽しいと思える要素はないか探してみたり、何か楽しくなるように工夫してみるのもいいです。
例えば、仕事の入力作業で、ピアノ弾くみたいにリズミカルに入力してみるとか、ランニングで、つらくなってきたら、筋肉体操で有名なあの先生が、「あと100メートルしか走れません、ランニングは裏切らない、最後まで走りきる」とか言うのを想像してみるとか…。
楽しくなれば、続けやすくなりますね。
⑨毎日じゃなくてもOK~休みも大事~
休むのはダメ、習慣化して、毎日続けるべきだという人もいます。
確かに休み入れたがために、そのままズルズルとサボってしまうリスクもありますし、毎日習慣化するのはいいと思うのですが、休みなく毎日というのは、結構きついです。
私はどちらかと言うと休みの日を作る派です。
例えば、週1で休みを入れてもいいと思うのです。気持ちをリセットしたり、脳や体を休めるのも大事だと思います。
上で例に挙げた英語は、金曜は休みにしていました。(週末は会社の飲み会が多かったため)
それ以外にも、気分の乗らない日はやらなかった日だってありますし、体調悪い日はやってません。子供の関係で何かあれば、そちらを優先していますし、女性だと周期的に体調が悪くなる日だってありますから、そういう日は外したりしています。
あと、モノによっては2日に1回の方がいいものだってあります。
例えば、筋トレ。
私も、ダイエットの一環で筋トレしてるけど、筋トレって毎日やると、筋肉が萎縮しちゃうのです。
なので、筋トレは2日に1度。月水金に筋トレして、日火木にランニングして、有酸素運動と組み合わせてダイエット頑張っています。土曜は子供の習い事とか、イベントとか多いから、運動系はお休みにしています。
休みの日を作る事で、体も回復するし、いい感じだと思います。
こんな感じで休み作っても、続けられるならOKだと思います。
4.やめる判断をする
うまく継続できれば、どんどんレベルアップしていき、自分の実になっていきます。
しかし、必ずしも続けるべきかというと、そうではないと思います。いつかやめる判断をする時が来るものですし、時にはやめる判断も必要でしょう。
ある程度続いたことをやめる判断をしたのって、個人的には以下のパターンが多いです。
①良くない方法だと分かった
例えばダイエットで、置き換えダイエットしていた時があって、確かに継続してみると体重は減っていきました。
でも、健康を考える、必要な栄養素を摂取していないから、ダメだと感じました。
やっぱり、ダイエットは運動が一番ですよ。
②目標を達成した
目標を達成したら、そこまででやめにすることも多々あります。
小1の頃、全く泳げず、顔を水につけるのすらコワかったので、スイミングスクールに通いました。
「クロール、平泳ぎ、背泳ぎで25mを泳げるようになるまで」と親と目標を立てて、3年生の頃、それらができるようになって辞めました。
おかげでプールの授業も好きになったし、友達と夏休みプールに一緒に行って楽しく過ごすことができました。
あと、大学受験とかそうですよね。受験生だった頃は、目標とする大学やより偏差値の高い大学を目指して、日々何時間も勉強しました。
でも、大学に入ったら、当たり前ですが、受験勉強はお終いで、大学生としての勉強が必要になります。
③得られるモノが少ない
あまり効果がなかったり、得られるモノが少ない場合は、途中でやめるという判断もアリだと思います。投資で言う損切りですね。
youtuberに挑戦した事もありましたが、動画50本で収益はゼロ。数百時間もの時間をつぎ込んでも、全く収益が出ず諦めました。そもそも動画編集とか、負担が大きすぎて自分には向かない事でした。
もっと続けるべきだと言われるかもしれませんが、時間が無駄だと思ったのでyoutuberは損切りしました。
あと、長時間の残業もですね。
新人の頃、今より長時間残業が多少許されていた時代でした。
それで、お金も欲しいし、仕事ができるようになりたい、もっと成果を上げたいからと、1日3時間以上必ず残業という目標を立てて、残業しまくってたことがあります。
でも、負担が大きすぎて体調も崩してしまいましたし、意外と成果は上がりませんでした。長時間になると、頭がぼわーっと働かなくなってダメですね。
それに会社のルール上、残業代にも上限があります。あるところを超えると、タダ働きとなってしまうのです。
なので、残業はやっても出る分までにしました。
④より優先度・重要度の高い事がある
環境や状況の変化で、より優先すべきことや重要な事をやらねばならなくなります。
私の場合、例えば英語。
TOEIC800点達成して、仕事でも英語をある程度使えるようになって、しばらくしたある日、若手によくあるローテーション異動で別の部署に異動になりました。
異動先では全く英語を使うことがなく、また別のスキルが必要になります。なので、そちらの勉強やスキルアップが優先。
せっかく伸ばしてきた英語ですが、一旦勉強やめることにしました。勉強しつづけた方がいいかもしれませんが、あまり使う見込みがないんじゃ、磨いても仕方がないと思います。
転職も考えたけど、リスク高いので、異動先で頑張ることにしました。
最後に
このような感じで、私がこれまで継続して得てきたモノ、継続するためのコツや方法などについて書いてみました。どなたかが何かで成功するための助力になれば、嬉しいです。