これまで何カ国か海外旅行に行ったことがある。楽しいこともいろいろあった。学生の頃はもっといろいろな国に行きたいと思っていたんだけど、いつしか嫌いになり、行きたくなくなってしまった。
もはや海外旅行にあまり魅力を感じないし、そもそも外国にあまり行きたいと思わない。仕事の海外出張はもっと嫌いすぎる。
国内旅行だったら行きたい場所もいろいろあるけどね。
こんなこと言うとまた”若者の海外旅行離れ”とか否定されそうだし、「変わってる」とか「えー、女性なのになんで?」とか言われるけど、行きたくない理由もいろいろある。
目次
海外旅行断ったら友達を失った
友達に韓国旅行に行かないかと誘われ、行きたくないと断ったら、「変わってるね」って言われた。
合わないところは、そのコが韓国とかK‐POP好きなところか……。私は全く興味ない。
というのも、昔ソウルに行ったことある(仕事+遊びで)けど、あまりいい思い出がないからかも。
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- 人がぶつかってくる、韓国人は基本的に避けない
- スリや置き引、タクシーのボッタクリも警戒しなきゃで気が抜けない
- ショッピングモールでゴリ押し!押し売りが酷い
- ガン見された、ナンパがしつこすぎてうざい(その手の犯罪は多い)
- エステでセクハラ(その手の犯罪は多い。大事な事なので2度言いました)
- 車の運転があらくて恐い
- 夜間一人で外出できないので、部屋にひきこもった
- 食事があまり美味しくない
- 反日的なお国柄だからか、お店の人から雑な対応された
- 見どころが少なく、あまり刺激がない
そもそも、ほぼ全てにおいて日本より見劣りする韓国に行っても、そんなに楽しめないと思っている。なので、プライベートでは全く行きたいとは思わない。
で、断ったら、その友達がフェードアウトしていった。連絡してもスルー。
割と気が合う友達だと思っていただけに残念。
でも、それで離れていく関係なら、そこで終わって良かったのかもしれない。
海外旅行に行きたくない理由
韓国だけでなく、海外旅行にあまり行きたくない理由はいろいろある。海外旅行に行きたくないとか言うと、先輩とかに、”視野が狭い”、”つまらないヤツ”、”おかしなヤツだ”など言われたりするけど、行きたいと思わないんだもの、しょうがないでしょ?って感じ。
もう少し多様性を認めてほしいなーと思う。
で、なぜ行きたくないのか理由を挙げてみた。
1.お金がかかる・費用が高い
コスパ的に見合わないと思っている。海外旅行の場所にもよるけど、1回で数万~数十万万円かかるので、結構高額。
でも、その割には、これまでの経験上、高い割にそこまで楽しめなかったりで、料金に見合う価値を感じない事が多い。
給料高くないのに、1回で数十万とか鬼だと思う。コツコツ貯めたお金を、飛行機代やホテル代にほとんど消えてしまうのは、なんかもったいない。
それにパスポートを発行しなきゃいけないし、ところどころでチップも払わないといけない。
あと、お金に関して言えば、外貨への両替にかかる手数料が高いのもヤダ。
FXトレーダーの端くれである私からすると、両替所や銀行だと、なんでこんなにスプレッド広いの?ってなる。
FXを使って両替したほうが安く済むけど、銀行から引き出すときに手数料取られたりしてモヤモヤする。
2.時間がかかる・移動が大変
移動も大変で時間がかかるのもつらい。場所にもよるけど、飛行機で数時間~十数時間かかるため、行きと帰りで1日ずつ潰れることもままある。
待ち時間が多いし、結構疲れる。エコノミー症候群にもなりそう。
実質的には、その2日を除いた日数分しか観光に使えない。
3.格安スマホだとめんどくさい
3大キャリアだと、いろいろなサービスがあって便利だけど、格安スマホユーザーの場合、そのままだと現地で使えなかったりする。
フリーwifiもあるけど、ない場所が多いので、モバイルWi-Fiルーターをレンタルして借りたりした。出かける時は常に持っていかなきゃだし、私はその辺りの知識に疎いので、レンタルするのが、すごく億劫で負担感があった。
4.日焼けがイヤ
赤道に近い南国に行くと日焼けがヤバい。キレイな海で海水浴とかバナナボートや水上バイクとかに乗るのは楽しかったけど、日差しがすごいので日焼けが酷くなる。
それに海水だとベトベトしてイヤだ。
国内の屋内プールの方がいい。
5.言葉の壁がある
どうしても言葉に壁がある。少し英語でお話できても、詳細まで伝えられる自信はない。
注文の仕方が悪かったのか、注文した食べ物と全く違うモノが来たこともあったし、発音が悪かったのか大笑いされたこともある。
身振り手振りでも頑張って話せばなんとかなちゃうものだけど、いろいろ失敗を想定すると恐い。飛行機の乗り継ぐとき、間に合わなくなったら…とかね。
あと、何かのトラブルに巻き込まれたとき、言葉足らずになるでしょうから、日本にいる時のように対処できないかもしれないのも不安。
6.治安が悪い
日本のように治安がいい国や地域ってそうそうない。基本的に外国は日本より危険。
何かあったら帰ってこれなくなるんじゃないかと不安がある。
テロとか犯罪、過激なデモなど、いろいろと恐ろしい。
7.鷹のように鋭い目でガン見されて恐かった
日本ではガン見してくる人は、そんなにいないと思う。ガン見してくる人は変な人。
でも、海外では、女性をじーっと目で追ってくる人が多い。地域にもよるけど、そういう文化なのだ。
犯罪に巻き込まれないまでも、ガン見されるだけで恐い。日本人じゃないから、何考えてるのか分からないので恐さ倍増。もう日本に帰りたいと思った。
外国人の顔の系統もあるためか、目つきがヤバい。体も大きく、鋭い目つきでガン見されると、とてつもない恐怖を覚える。
お、お前らは鷹の目のミホークかww
射るような眼差しを向けないで。ゾロさん助けてください。
海外には露出の多い服は着て行かない方がいいね。ってか、もう行きたくない。
いつ、やられちゃうか分からないもの。
8.衛生的に汚い
世界の大都市ってぱっと見た感じすごいんだけど、よく見ると結構街がゴミだらけで、異臭もしたりする。それにトイレも汚い。よくこんなんで暮らせるなーって感じ。
日本のように水道水を飲めるような地域がほとんどない。基本的に、水を買って飲まなきゃいけない。
飲み物に入った氷(が原因だと思う)を食べて、お腹が痛くなったこともある。
それに様々な病気のリスクもあるので、恐ろしい。
実は東京ってすごいクリーンだと思った。
東京よりもキレイなのはシンガポールくらいかな、(行った事ないけど)。ゴミのポイ捨ては罰金とられるらしい。
9.食事が不味い
まあ、これは仕方がないと思う。個人的には、日本の食事が世界で一番美味しいと思う。
外国での食事が日本人の私の口には合わないというのもあると思うけど、基本的に美味しくないので期待できない。
近所のファミレスとかの方が圧倒的に安くて美味しいような気もする。
グアムで30ドルくらいしたステーキとかゴムのように固かったし、イタリアのパスタも、フランスで食べたフレンチも、上海で食べた中華も、う~んって感じ。
あと、どの国だったかヨーロッパで食べた”Sushi”は本当に酷かった。
和食が食べたくなって、つい行ってしまったけど、大失敗。
逆に本場の味を知る外国人からしたら、日本で食べるパスタやフレンチは不味いのかな?
現地で本場の味を楽しむのもいいけど、日本人向けにカスタマイズされた日本のお店に行った方がいいかなと思う。
10.サービスが雑で酷い
基本的に、日本のような丁寧なサービスは受けられない。海外旅行に行くと基本サービスが雑。日本人的には失礼すぎて許せなくなるような態度の店員もいて、お金払うのイヤになる。
たまにアジア人差別?日本人差別?って思うときもある。
もしかしたらそういうのもあるかもしれないけど、いろんな人の話を聞くと、どうもサービスの受け方というものがあるらしい。
例えば、チップを払う、ウェイターの名前を覚えたり予約するとき指名する、その店のルールを理解する、気前よくお金を払うなどだ。
ウエイターと仲良くなったり、お店の常連として、素晴らしい客だと認識してもらうよう努力も必要みたい。
そもそも観光客はその場限りなので、大事にされなかったりする。
それに、日本人は文句があっても黙っている人が多いので、ナメられてたりもする。私もこのタイプかな。
基本的にはチップは大事。チップ払わないとサービスの質が悪くなるし、払うとサービスよく接してくれたりする。
ホテルでチップ払い忘れたとき、ベッドメイキングがぐちゃぐちゃだったこともあったかな…。
チップによって生活が成り立つ人もいるけど、お店にお金払うのにチップを払う意味ってよく分からない。
やっぱり私は海外になじめない。
11.団体行動がめんどい
何度か行ったことがある国ならまだしも、初めていく国に旅行する場合、ツアーで申し込んだりする。
集合時間も決まってて、行く場所も決まっているので楽ではあるけど、ツアーだと団体行動しなきゃいけないのが、ちょっとイヤ。
結構周りに気を使っちゃう性格なので、疲れてしまう。
あと、誰か集合に遅れるとその後の行程が押したりする。もっとゆっくり見たいところも、時間が限られてて、サーっと見て終了になってしまったこともあった。
なので、団体行動はあまり好きではない。
12.一緒に行きたくない人がいる
旅行するメンバーで一緒に行きたくない人がいると、旅行事体行きたいと思えなくなってしまう。
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- 人間的にあまり好きじゃない人
- 自己中、身勝手な人
- 気が短く無視したりケンカになりやすい人
- 自分の意見を言わない、他人任せな人
- 体力がなくすぐ疲れる人
こんな感じの人がいると一緒に行くのイヤ。
家族旅行だと旦那。自己中で短気な旦那とは旅行に行きたくない。
前に、旅行先で大ゲンカした事がある。
私は比較的のんびりしていて、行動が遅い(でも時間的には遅れてない)からと、せっかちな旦那がブチ切れた。
「お前が楽しめるように、しっかり予定を立てて、その通りに行動したいのに、なんでチンタラしてるんだ!それに、海外は危ないんだから、勝手にあちこち行くな。子供もお前も守らないといけないオレの身にもなってみろ。すごいストレスだし、ものすごく疲れるんだぞ。仕方なく連れてきてやってるのに。さっさと動け!!」
みたいに言われ、まあ気持ちはギリギリ分からなくないけど、あぁ旦那とはもう旅行に行けないなーと思った。旦那も勝手知ったる国内旅行だと、こうはならないんだけどね。
私とは価値観や考え方とかが違いすぎることが分かった。これは結婚する前に気づけなかった私のミスでもある。
13.時差ボケがツライ
行きも帰りも、昼夜逆転したりすると、時差ボケがツライ。時差ボケのせいか、帰国後、よく体調を崩すことがある。
14.日本に持ち帰れないお土産がある
日本に持ち込めないお土産おいろいろある。肉製品、乳製品、フルーツなどの食品、植物、特定の動物の革製品などは、持ち込めなかったりする。あとアジア圏だとコピー品とか偽ブランド品など。
細かく決まっているので、旅行先の国や地域によってOKなモノもあるけど、ダメなモノが結構多い。
食べ物や植物に関しては、病気とかがあるから検疫も必要だし、特定の動物の革製品などはワシントン条約によってNG。
せっかく高いお金を出して買った毛皮、バックとかお財布も、没収されるかもしれない。基本的には、絶滅に瀕するような希少動物から作ったと思われるモノは要注意。
気を付けないと、せっかく現地で買っても、ムダになってしまうことがあるし、罪に問われたらシャレにならない。
あと、香水とかお酒類とかは決められた量を超えると入国審査の税関チェックで課税対象になるし、海外製品の高額な腕時計やアクセサリーなどを身に着けて旅行に出かける場合には、日本出国時に税関への申告が必要。
そうしないと旅行中に買ったモノだとみなされて、課税されちゃうかもしれない。
これらのことは気を付ければいいだけなのだけど、考えることが増えてめんどくさい。
15.帰国後、後片付けが待っている
旅行行った後、イヤなのが片付け。日数が多くなるほど、荷物も多くなったりして、服や持ち物荷物の整理など。
お金払って、貴重な休みを使って、何の罰ゲームだと思う時がある。
16.休日はゆっくり過ごしたい
せっかくのまとまった休みなので、ゆっくり過ごしたい。旅行行って、帰ってきたらすぐ仕事というのは、結構つらい。
体も休めたいし、やりたいこともいろいろある。
旅行で休みを消費してしまうのは、正直もったいない。
17.行かなくても動画や写真で十分
今の時代、現地に行かなくても、youtubeで動画見たり、誰かが書いたサイトに載ってる写真を見れば、それで十分だったりする。ふ~ん、こんな感じか~とだいたい分かるからね。
テレビでいいどこ撮りした番組見れば、そこに行ったような気になるし、お腹いっぱい。
国内旅行の方がいい
海外旅行に行ったら行ったで楽しかったりする。
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- 日本では食べられれないモノを食べられる
- そこでしかできないことを体験できる
- 異文化を楽しめる
など、いろいろメリットもある。
でも、海外旅行に行けば行くほど思うのは、日本って実はすごいってこと。
パリとかニューヨークとかロンドンより、東京の方が上だと思っている。
やっぱり日本が好き。日本人で良かった。
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- 食事が美味しい
- 治安がいい
- 街がきれい
- 比較的安く行ける
- 移動時間が比較的短いので効率がいい
- サービスの質が高い
- 四季がある
日本が世界最高、神レベルの観光地だと結構本気で思っている。
なので、旅行行くにしても、私は国内の方が好きだ。お金も時間もかけて、いろいろなリスクを負って海外に行くより、国内の方が楽しめる。
キレイな海見たけりゃ沖縄、雪見たけりゃ北海道。美味しい中華食べたいなら横浜があるし、美味しいイタリアンやフレンチなら東京や大阪に勢ぞろいしている。
あと、外国に行って金使うよりは、日本国内で使いたい。兼業だけど投資家の端くれとして、日本の将来が不安すぎるので、稼いだ金は国内で消費したいと思っている。
がんばれ日本!!
最後に
海外旅行行きたくないというと、否定される事が多いので、行きたくないと思う理由をちょっと愚痴も含めて書いてみた。
同じように思っている人もいらっしゃるかもですね。
でも、いつの日か、日本のどこかの都市が世界一の観光都市と言われるようになり、日本が世界一の観光収入のある国になることを期待。
世界の富裕層が遊びにくるような国になってほしいなー。