いい保育士&ダメな保育士の特徴!担任が外れ先生だと最悪

4月になると担任の先生が誰になったか、一喜一憂する時期です。

できればいい保育士さんに担任になって欲しい。でも、たまにダメな先生に当たってしまうこともあります。

こればかりは運です。保育士の資質にも個人差があり、先生ガチャってやつかなと思います。

これまで娘を保育園に預けてきて、この先生は仕事できて、いい保育士で信頼できる、逆にこんな先生はダメだと思った特徴を挙げてみます。

 

いい保育士・できる先生の特徴

ベテランでも新人でもいい保育士さんはいます。いい保育士は以下のような特徴があると思います。とは言え、全てに当たはまる人は、なかなかいませんが、多くを満たしていると感じます。

 

1.子供の成長を促す

まず、基本的に子供の成長について考えて、より成長を促せるような行動をとります。

    • 子供達の成長を喜ぶ
    • 子供達の能力を伸ばすように頑張る
    • 子供達を頑張らせる
    • 子供達にとっていい事を企画・提案する
    • しっかり躾もしてくれる
    • 成長の段階に合わせたトレーニングをしてくれる(例えば、トイレトレーニング、着替え、スプーンや箸の使い方)

確かに子供の躾とか教育って保護者である親の役目。だけど、その保護者のサポートをしつつ、協力しながら子供達の成長ために、様々やってくれる保育士はいい先生だと言えるでしょう。

できる保育士は、「ここ保育園ですから教育はしません」と突き放すのではなく、「保育園だからお勉強はないけど、子供達がしっかり育つようお手伝いします」という感じです。

ちゃんと躾もやってサポートするという姿勢を見せてくれます。

「うちの子が、おかげさまで〇〇ができるようになりました」と伝えるとまるで自分の事のように喜んでくれる保育士さんは、いい保育士さんの確率が高いと感じます。

 

2.モチベーションが高い

やる気があって、モチベーションが高い先生は素晴らしいと思います。

娘が初めて保育園に通った日、担任の先生の1人に、「スーパー園児を育てたいんです」と意気込む新人の保育士さんがいて、とても頼もしく感じました。

こんな素晴らしい事を言ってくださる先生なら、新人でも我が子を安心して任せられると思いました。

モチベーションが高い先生なら、ルーチンワークの要素が多い保育士の仕事にもかかわらず、能動的に動き、決して受け身ではありません。

手抜きしないで、一生懸命やってくださいます。

それに園児達や保護者達により良い保育を提供できるよう、自らもいろいろ学ぼうとする姿勢が感じられます。

例え専門分野である育児についてでも、分からない事があると、恥ずかしがらず、素直に聞けるのです。

意識が高いし、頼りになりますね。

 

3.コミュニケーション能力が高い

やっぱりコミュニケーション能力も大事です。

    • きちんと挨拶ができる
    • 子供の様子を分かりやすく説明してくれる
    • 連絡帳の文章が分かりやすい
    • 一人でやらず、他の先生ともちゃんと協力して作業している
    • 保育園のルールをきちんと説明できる
    • 保護者の話をしっかり聞ける
    • 他の保育士達と情報共有できる

など、担任の先生がコミュニケーション能力が高いと、こちらも話したことが正確に伝わりやすいですし、情報の抜けも少ないです。

保育園側からの情報もきちんと伝わってきますので、安心して子供を預けられます。

あと、先生のコミュニケーション能力が高い方が、それに引っぱられて、子供達のコミュニケーション能力も高くなっているように感じます。

なので、これも大事な要素ですね。

 

4.責任感がある

できる保育士さんは、責任感があります。

    • その場限りの口先だけでなく、きちんと有言実行する
    • 嘘をつかない。
    • 何かトラブル等があった時、仲裁してくれる。
    • 子供がケガしたときなど、責任転嫁しないできちんと謝り、しっかり対応できる。
    • 保護者の質問にも誠実に回答する
    • 子供達をしっかり守る

保護者が安心して預けられるよう責任もってしっかり預かってくださっていると感じます。

 

5.どの親や子供にも公平に接する

人間だから、多少は対応に差が生じてしまいがち。その保護者や子供のタイプに合わせて、対応しないといけない面も確かにあります。

しかし、対応に少しの差は出てしまうものの、できる保育士は、比較的平等で差別しません。

気に入った子供や付き合いやすい保護者だけ、えこひいきせず、できるだけ平等に接してくださいます。

 

6.保護者に提案やアドバイスをしてくれる

ただ安全に預かるだけではなく、保育の経験や知識に基づいて、保護者にアドバイスや提案もきちんとします。

トイレトレーニングの方法、歯磨きの方法など、こんなふうにやってみてくださいと教えてもらいましたし、いろいろと不安になった時にもアドバイスをいただきました。

うちの長女は2歳~3歳頃、ビデオやDVDは見るのですが、絵本にあまり興味を示さない時期がありました。そんな時、「無理に絵本を読み聞かせしなくても、興味あるものだけで、焦らなくて大丈夫ですよ」というご助言をいただきました。

成長とともに、いつしか興味のある絵本から読むようになってくれました。

4歳頃、ナスが嫌いで食べなかったのですが、相談したら「嫌いな物も食卓に出した方がいいと思います。」と言われ、そのとおりにしたら、いつの間にか食べてくれるようになりました。

さすがだなーと思いました。

 

7.業務遂行能力が高い

いい保育士はもちろん仕事もできます。保育士の仕事はハードで残業も多いですが、しっかり業務をこなせます。

    • たくさんの業務を処理できる
    • 何かあれば上役の先生にきちんと情報共有している
    • 行動が早い
    • 手抜きせずにしっかり仕事する
    • 連絡帳やプリント等の記載が分かりやすい
    • 園への持ち物など分かりやすく説明する
    • できるだけ親の要望を聞いてくれるよう努める

 

8.後輩保育士の指導・ノウハウ伝授をしっかりやる

いい保育士は、自分の持っている知識やノウハウの伝授、後輩の指導、異動の引継ぎなどもしっかりやります。

経験豊富なベテラン保育士が後輩の育成をちゃんとやってくれないと、異動や退職でメンバーが変わった後に保育の質の低下を招いてしまう恐れがあります。

うち子が通う園のような公立認可だと、定期的に異動もあるし、よく新人保育士が配属されるのですが、このような園だと、しっかりやってくれないと後で困ることになりますね。

 

9.態度や性格がいい

やっぱり人を育てる仕事だと思いますので、性格も大事。こういう保育士さんだと親としても安心できます。

    • 嫌味を言わない
    • 笑顔が多い
    • 優しい
    • 謙虚
    • 素直
    • 態度がいい
    • 同僚保育士、保護者や子供達にパワハラやモラハラをしない
    • 同僚保育士と子供達の奪い合いをしない、嫉妬しない

性格が悪いと、子供達の性格も悪くなってしまいそうで心配になりますが、性格のいい保育士さんなら、子供達にいい影響を与えてくれると思いますので、健全に育ってくれることでしょう。

 

 

ダメな保育士の特徴

一方、ダメな保育士だなと思う先生の特徴は、基本的にこの逆でこんな感じだと思います。

    • 子供の成長とか保護者がどう思うかとか、どうでもよく適当
    • 子供の成長を喜ばない
    • モチベーションが低い
    • コミュニケーション能力が低い
    • 責任感がない
    • 保護者や子供達に対して不平等
    • 保護者にいい顔しているだけでアドバイスなどがない
    • 業務遂行能力が低い
    • 後輩保育士の指導育成をしっかりやらない
    • 態度や性格が悪い

 

例えばこんな感じ

私が見てきた例を挙げるとこんな感じです。

①人によって態度を変える。大学の先生とか弁護士とか官僚している親にはペコペコしてるくせに、それ以外の親には偉そう。

②早く仕事が上がれたから、いつもより早く迎えに行ったら、園児を怒鳴っていた保育士。いい顔してるのは親の前だけ?

③子供には「挨拶しましょうね」と言うくせに、どの保護者にも絶対に挨拶しない保育士。保護者と会うとツンとして目をそらし、事務室に隠れる。当然、笑顔もなし。

④特定の園児にだけ、すごくきつく当たる保育士。でも、お気に入りの園児や付き合いやすいママにはめちゃくちゃ丁寧。差別しすぎ。

⑤準備物について質問したら、「確認します」と言われたけど、一向に回答をくれない。

⑥お迎えの時、その日あったことを質問したらきちんと話せない。ちゃんと見てないって事だよね。

⑦うちの子が2歳くらいの時、太ももに長さ5センチくらいのひっかきキズをつけられて帰ってきたことがあった。しっかり園に抗議した。でも、毎月のプリントに、キズ0件と書かれていた。先生も「申し訳ありません」と認識してたはずなのにね。隠ぺいしたのかな? この先生には不信感をもった。

細かく書けば、もっといろいろあるのですが、このへんにしときます。

こんな感じの先生がいると、園に不信感を持つし、虐待も疑ってしまいます。

子供の保育園は、公立認可だから公務員保育士なのですが、公務員の倫理的にアウトでしょ?って思う先生もいました。

 

長女が年長時の担任は外れ先生で最悪だった

正直、長女が年長時の担任の先生は外れでした。年長なので担任は2人だけですが、うち1人が結構ひどかったです。やる気なさ過ぎて、正直キレそうになったりしました。

いつもほとんど笑顔もなく、ムスっとしていました。

それはなぜか?と言いますと、おそらく、ニコニコ笑顔で人当たり良くすると、

    • 保護者から話かけられ、いろいろ聞かれる
    • 何か要望されるかも
    • クレーム言われるかも
    • 給料増えないのに時間取られて嫌だ

という事だと感じました。

つまり、疲れるし、めんどくさいからに自己防衛しているのです。そもそも処理できるだけの能力がないんでしょう。

自己肯定感も低そうでしたし、その人見ると、あからさますぎて腹が立ってしまいました。ちゃんとやれよって怒りたくもなりましたね。

でも、がまん。がまん。

もうすぐ卒園だし、トラブルになるような事はやめておこうと思っていました。

しかし、ダメな先生だと子供にとっても良くありません。

    • 保育園でのトラブル増加(事故につながりかねないので危険視)
    • 子供の生活リズムの乱れ
    • 子供のモチベーション低下
    • 発表会等のできが良くない

など、保育の質が低下してしまいます。すると、子供の成長に悪影響になりかねません。

この年はコロナがあったものの、

それにしても、去年の年長さんと比べて、遊びの質が低下してない?

って思いました。これは、先生の資質によるものでしょう。

なぜなら、やんちゃな男の子がケガしたとか、園児同士のケンカとか増えましたし、保育園イヤだと不登園になってた女の子も1人いました。(後に、無事復活)

この女の子、土日にみんなで公園で遊ぶときは、ママと一緒に来て普通に遊んでいました。

もっと小さい子供なら分かるけど、もう年長ですから、「絶対、おかしい!」とママ友達と思っていました。

 

 

最後に

公立認可、私立に関わらず、いい先生とダメな先生がいると思います。

上の娘の保育園は、公立認可だから良くも悪くも公務員って感じでしたが、いい保育士さんの方が多くて、これまでお世話になってきたことには感謝していますし、恵まれた環境だったと思います。

ところが、最近、残念ながらいい保育士さんが減ってきたなーと感じることがあります。異動や退職もありますが、いい保育士さんだったのに、その先輩にダメな人がいて、悪い影響を受けたせいかダメ保育士に変身しちゃった先生もいました。

なので、正直、保育園やめさせようかなと思ったこともあります。

でも、今となっては、その後、娘関連では決定的なトラブルもありませんでしたし、無事に卒園できてサヨナラできました。長女は何事もなく逃げ切れて、小学校行けたので良かったです。

でも、将来産まれてくる子供達や新しくパパママになる方々のためにも、もっといい保育士さんが増えて、保育の質が高くなってくれることを期待しています。