義実家に行きたくない!義両親嫌いすぎるので父子帰省したら皆ハッピー

義実家に帰省する盆、正月が近くなると憂鬱になります。ストレスも半端なく、時には胃がキリキリと痛むような感じがします。

それは、義実家の義両親や旦那側の親戚達とウマが合わなくて、好きではないからです。というか嫌い。

これまで、帰省しなくちゃいけないと思ってましたが、年末年始に旦那と子供に父子帰省させてみたら、それがなかなか良い選択であることに、今更だけど気が付きました。もっと早く気づいていれば、過去の連休も楽しく過ごせたのに…と思います。

父子帰省おススメです。

義実家に帰省したくない理由

いろいろとイヤな事が多くてストレスがたまります。会社より行きたくありません。

義実家に帰省するのが嫌な理由を挙げると結構たくさん出てきて、我ながら驚きますが、一般的によくある事かなと思います。

 

1.義母を好きになれない

義両親とは、波風立てずにやっていけています。でも、なかなか好きになれません。夫の事は好きになったのに、その親の事を好きになれないのは少し不思議。

義母を好きになれないのは、こんな感じだからかです。

    • 義母が私の料理をまずい、栄養が偏っているとディスる
    • 子育てのやり方に口を出す。あーでもない、こーでもないと。
    • もっと効率よく家事しろと言ってくる
    • マウンティングしてくる
    • 保育園に預けるなんてかわいそうだと言われた
    • 「あそこの嫁はすごい、あなたも見習いなさい」と他家の嫁と比較される
    • 3人の嫁同士を比較して、私が一番ダメな嫁だとディスられる
    • その他、義母に対して何かと気を使うから

こうして書くと結構酷いような印象になりますが、一つ一つは軽く言われる感じで、ネチネチしていません。ママ友から聞く義母の話はもっと酷かったりしますので、他の家の嫁と比べたらまだマシな方なのかもしれません。

義母は私を嫌いなのではなく、鬼上司的な感じでビシバシ鍛えてやろうみたいな昭和な感じです。でも、無駄にプレッシャーだからやめてほしいものです。

 

2.義父が嫌いすぎる

義両親とも、私と考え方が全然違いすぎます。いずれ、タイミングを見て私の考え方を少しずつ話して、少しでもギャップを解消していくべきだと思っています。

ギャップを埋めるにはいくつものハードルがありますが、努力していきたいです。

だけど、嫌いすぎます。義母より義父の方が嫌だなーと思っています。

    • 義父がプライド高すぎて、私の家族や親戚を下に見ている
    • 自慢ばかりで疲れる。家柄自慢、昔はヤンキーだった自慢、過去の栄光自慢。
    • マウンティングする
    • 義父が孫達を遊びに連れて行くと、だいたい誰かがケガして帰ってくる。なのに鍛えてやったぜ、いいお爺ちゃんだろ?って態度
    • 義父が赤ちゃんにはちみつを食べさせようとした(ダメ絶対)
    • 虫歯菌に気を付けない。旦那達が何度言っても気にしない。
    • 水虫で不潔そう。その足で素足のままウロウロしないで~(うつったら恨む)
    • 妻3人の中で私以外は褒めるのに私はほとんど褒められない
    • 性的ないやらしい目で見てくる
    • 義父に対して何かと気を使うから
    • 跡取り息子産め、男産めとうるさかった
    • うちに娘が産まれたらガッカリしてた。特に二女の時

次に書く跡継ぎ問題や孫差別も納得いきません。これを助長しているのは義父なのです。

 

3.跡継ぎ問題&孫差別

旦那が長男で、旦那家の跡取りだの跡継ぎだと言われて育ってきました。でも、うちは子供が娘2人。

それでも、旦那の兄弟に子供が産まれるまでは、義両親や親戚達が、うちの旦那や長女のことを跡取りだの世継ぎだの持ち上げていました。お婿さんに来てもらえばいいよね~って。

でも、旦那の兄弟の一番末の弟に息子(私からしたら甥)ができたら、変わりました。手の平返したように、弟が旦那家の跡継ぎにと義父から指名され、甥も世継ぎだの跡取りだの言われるようになりました。

義父は「この家の財産はいずれ、お前の物になる。旦那家を頼むぞ!」と孫息子の甥に言います。すると、親戚達も「これで旦那家は安泰だ」と盛り上がります。

唯一の孫息子である甥が一番可愛いらしく、うちの娘達含めたそれ以外の孫娘達は、義父から差別されているようにしか思えません。

    • お年玉、お小遣いの額に差がある
    • 甥ばかり褒められる
    • 甥は何をしても怒られない

同じ孫なのに、露骨な差別は、いかがなものかと。子供達への遺産も平等に分ける気ないらしく、私には理解できません。

長男である旦那も多少は不満そうでしたが、「遺産をもらえない変わりに、介護は三男夫婦がやってくれるから、オレもお前もやらなくていいんだよ」と言って納得しようとしている感じでした。

まあ、確かに介護するのイヤですけどね。しかし、その義務は旦那達兄弟にあるのであって、私にはないのに、これまで当てにしていたのね、まったく…という感じです。

というか、私が女ばかり産んだのが悪いのかと、みじめな気持ちです。

だけど、決定要因は旦那によるところが大きいのではないかと…私は旦那のが小さいからだと思っています。

ということは、元々義両親が原因だと思いたい。

 

4.小姑がうざい

旦那の妹の小姑は、私より年上だから下手に出ているのですが、いろいろとムカつくのです。会いたくありませんが、長期休暇には我が物顔で帰省してきます。独身ですからね。

    • 上から目線で兄弟の妻達3人を仕切る
    • 姑から注意されていると、「これも、こうしてよ」「あれもやり方違う」と追加攻撃
    • 舅が何か言うと同調して援護射撃
    • ほとんど家事しないでつくろいでいるのに、少し手伝うと威張る
    • 昔からこの家の事知ってますアピール
    • わがままで、兄(うちの旦那)の言う事を聞かない
    • 両親や兄に、これ買って~とおねだり

嫌いな順に並べると、舅>小姑>姑って感じです。年齢からして、一番長く付き合わなければならない年上の親戚が小姑。

早く結婚しろっ!! そして、どっか行け~

 

5.義実家が汚い

義実家は、旦那が子供の頃に建てた家だから、古くて汚いです。トイレもお風呂も部屋も水回りもです。

掃除してないわけじゃないのですが、ところどころ汚らしいと感じます。

子供の哺乳瓶洗うのとか離乳食作るのとか、衛生的に大丈夫かと心配になりますし、部屋の中もハイハイとかさせたくないなーと思いました。

 

6.義実家の家電や設備がショボい

義実家の家電、設備がショボいのも行きたくない理由の1つです。例えば、食洗器もなければ、洗濯機に乾燥機もついていません。

なので、家事が結構大変。食器も手でゴシゴシ洗わなきゃだし、洗濯物も外に干さなきゃです。

「今時、こんなものスイッチ1つですよ!お母様!!」と言いたいところですが(嫌われたくないので言えない)、家の構造上、置き場が狭すぎて、それらの家電を設置できなかったりするのです。

最近の家電は昔のより大きいですから、リフォームしないとムリみたいです。

あと、エアコンも古いし、加湿空気清浄機もないので、部屋の空気が淀んでいる感じがします。空気の乾燥も心配ですが、イヤな匂いがするのが不満です。

 

7.小さな子供にとって危ない

普段、義両親が暮らしやすいように住んでいて、小さな子供がいないので対策をしていないため、義実家は危険がいっぱいです。

    • 子供の手が届くところに、ボールペン、ハサミ、カッター等がある
    • ガラス製の花瓶が床の間に飾ってある
    • ポットが床の上にある
    • 炊飯器も手の届く場所にある
    • テレビ台の上にも赤ちゃんが飲み込みそうな小さな置物がある
    • 仏壇のお線香などが1~2歳でも届く高さ

例えばこんな感じですので、いつもより子供を注意して見なきゃいけませんし、旦那に言って、少しは対策しましたが、結構大変です。

 

8.旦那が偉そう

旦那にとっては、ホームに帰ってきた感じなのでしょう。周りに味方も増えるし、かなり態度が偉そうになります。

ゴロゴロして命令するばかりで、私ばかり働くことになるのが不満です。

 

9.交通費などお金がかかる

東京からは結構遠いため、交通費がかかるのも悩み。もっと近ければ少ない出費で済みますが、4人で往復すると、数万円飛んでいきます。

あと、甥、姪達へのお小遣い、お土産も買ってかなきゃなので、お金がかかります。

 

10.帰省する時間もかかる

帰省するために半日は使います。その間、上の子が飽きて暴れないように、下の赤ちゃんも泣かせないように移動するのも、結構気を使いましたね。

帰省ラッシュのピークをなるべく外しますが、やっぱり混んでて大変ですね。

 

11.荷造りが大変

帰省前に旦那、私、子供達の着替えとか日用品とかを宅急便で送ったり、キャリーバッグにつめるのが大変です。下の子(赤ちゃん)の、持ち物が多くてつらかったです。

忘れ物でもして、義両親や小姑に、お小言言われるのもイヤですので、ミスは少なくしないと…と思うとこれも結構ストレス感じます。

 

12.地元のローカルな話についていけない

旦那の両親や親戚らの話が地元の話とか内輪ネタが多くて、少なくとも妻3人はついていけないので、つまらないです。

 

13.お店が少なくてつまらない

少し離れたショッピングモールまで行かなければ、お店がほとんどありません。あとは、近所に1つコンビニがあるのと、スーパーくらいのもの。

モールまでは車でなきゃムリですし、遊べるところが少なすぎてつまらないなーって感じです。

 

14.義実家の近所の人に声かけられたくない

道でばったり会うと丁寧に挨拶を交わす文化があります。世間話もしてきて、いろいろ詮索もされます。

悪気があるわけじゃないですし、害もないのでしょうけど、東京では、近所の人と出くわしても挨拶しない人も多く、仲良くなければ世間話とかならないので、戸惑ってしまいます。

田舎の人達は優しそうな人が多いですが、私はよそ者ですから、陰でどう思われているのか分からないので、多少警戒してしまいます。

でも、旦那家の人達と結びつきが強そうだし、あまり邪険にできないのが少し悩みです。

 

15.男尊女卑を感じる

男は偉い、休暇中はゆっくり休むのが当然で女が家事をするのが当たり前…というのを感じます。男の子の孫は跡取り認定され、可愛がられていますが、それ以外の孫娘は全員格下扱いです。

前時代的な男尊女卑な感じがしてイヤなものです。

 

16.妻の中で私が一番ショボい

旦那兄弟の妻3人の中で、私が一番ショボくて劣等感を感じます。

旦那の弟、次男さんの奥さんは、いいとこのお嬢様。次男さんはお婿さんなのです。金持ちで、仕事もバリバリやって稼いでいます。

それに、性格も優しすぎるくらい優しくて、よく気が利くのです。

あの舅もマウントできない程、ズバ抜けています。というか、車をプレゼントされたり、金銭的な援助をしてもらったから頭が上がらないのでしょう。

三男さんの奥さんは、背が高くてスタイルが良く、美人で若い。料理も相当な腕前だし、家事スキルが全般的に高いのです。

あと、跡取り産んだこともありますが、始めから義両親から気に入られていました。あの誰からも好かれる才能はすごい。コミュニケーション能力が高く甘え上手。

私が優れている事は、ほぼありません。3人の中だと、一応学歴くらいのものでしょうか。

 

17.疲れる

上記の1~16のような感じなので、義実家に帰省すると疲れてしまいます。

そして、東京に帰ってくると、当然大量の家事が待っています。休み明けには疲れ果てて心身ボロボロ。

何のための休暇なのか、分からなくなってしまいます。

 

 

田舎にある義実家帰省のメリット

デメリットがたくさんある一方、義実家に帰省するメリットもいろいろあります。

 

1.自然豊か

水も美味しいし、空気もキレイな気がします。東京で生まれ育った私にとって、とても新鮮。

花がたくさん咲いてますし、野鳥もたくさんいます。カブトムシ、カマキリ、てんとう虫とかもたくさんいます。

小川には魚が泳いでいて、田んぼには、オタマジャクシやホタルも。

常々、もっと自然を身近に感じることができる環境で子供を遊ばせたいなーと思っていましたが、たまに帰省することで、その思いが叶いました。

 

2.子供達の面倒を見てもらえる

義兄弟夫婦か義両親のうち、誰かが、子供達の面倒を見てくれます。少しは子育ての重責から解放される時間があるのは嬉しいものです。

 

3.家が広い

義実家は一軒家でとても広いです。庭も部屋も広いので、走り回って遊べるますし、都内のマンションと違って、ドンドンしても平気。

 

4.畑がある

義実家の敷地には畑もあって家庭菜園してて、近所の農家では果物を栽培しています。

少し時期をずらして帰省すると、大根、じゃがいも、トマトなど作っているところや、木になっているリンゴ、桃、ナシなどの果物を間近で見られたりします。

こういう経験は貴重ですね。

 

5.子供達がいとこと遊べる

年の近いいとこ達と遊べるのもメリットです。会うと兄弟姉妹のように、遊んでいます。

いつもの幼稚園や保育園の子供達とは、少し違った遊び方をするので、違う場所で違った育ち方をしている、いとこ達と遊ぶのも新鮮です。

 

6.家事を分担できる

旦那兄弟の妻が3人と、姑、小姑と家事できる人員が5人もいます。でも、小姑はあまりやらないし、次男くんの奥さんは、婿取りで割とお客様扱いだけど、0.5人分くらいやってくれるので実質3.5人。

家電のスペックがショボいため、作業量は多いものの、3、4人もいれば分担してサクッと終わらせることが可能です。

1人で全部やるよりは、家事負担は少ないのは良い事ですね。

 

7.田舎なので混んでない

初詣に行った神社もあまり混んでなかったですし(でも、ここにしては、すげー混んでるみたい)、スーパーやショッピングモールに行くと空いてるので、買い物するのが楽です。

少し離れたところにアスレチックがあったり、大きな公園があります。そこも混んでないので、東京と違って、遊具を順番待ちしなくても、存分に遊ぶことができます。

都内だとボールを使って遊べるような場所は限られてしまいますが、ボール遊びもたくさんできます。

人が少ないため低ストレスだし、場合によって効率よく生活できると思います。

 

8.人が優しい

東京にいる人って高ストレスにさらされ、余裕がなく冷たい人も結構います。人にわざとぶつかってくるヤツ、そっけない対応して客を大事にしない店員、態度の悪い保育士、電車でケンカするサラリーマンなど。

都内では、ストレスが更なるストレスを産む、ストレスの悪循環サイクルみたいなものがあるなーと時々感じます。

一時的にストレスを解消しても、どんどんストレスを受ける環境にあると思います。

でも、田舎だと人が優しくて温かみがあります。義両親と小姑を除いた対人関係では、非常に低ストレスです。

冷たい人もいるでしょうけど、基本的に穏やかな人が多くていいなと思いました。

 

9.物価が安い

モノにもよりますが、スーパーに行くと、美味しいモノが安く買えます。加工食品は値段が変わらなかったりしますが、生鮮食品は品質が良くて、値段が安いですね。

 

10.旦那兄弟の妻達とお話しできる

旦那の兄弟の妻達は、いい関係を作れたと思っています。ラインもするし、たまに東京で子供達も一緒にランチしたりします。

帰省した時は、3人で話すのが一番の楽しみです。

 

 

父子帰省のメリット

最近、父子帰省が流行っているみたいでしたので、うちもやってみました。旦那と上の子で、義実家に帰省し、私と0歳の赤ちゃんは行きませんでした。そしたら、これがなかなか良くて、みんなハッピーになれると思いました。

 

1.義実家でのストレス回避

義実家に行ったら受けるであろう、あらゆるストレスを回避できました。義両親や小姑と合わずに済むのが大きいです。

義実家に行かないと決めたら、肩の荷が降りて、重責から解放された気分になりました。

 

2.義両親も楽

義両親が会いたいのは、血がつながっている息子と孫娘でしょう。私がいると言いずらい事も話せるでしょうし、いない方が義両親も気を使わなくてすむでしょうし、楽だと思います。

 

3.自分の実家に帰省できる

近いから月に1回くらいは子供と実家に帰っていますが、盆とか正月には義実家ばかり帰省して、自分の実家には、帰省できないでいました。

久しぶりに自分の家の親戚達とも会えて嬉しかったですし、両親もとても喜んでくれました。子供の頃楽しかったお正月を思い出して、懐かしかったです。

嫁に行ったからと言っても、たまにはお盆とか正月に実家に帰省するのもいいですねぇ。

そもそもお婿さんを貰えるように頑張れば良かったかもしれません。そしたら、私の実家メインに帰省できるわけですから。

旦那の弟の奥さん(義妹)のように。婿取りの義妹は、義実家との関係での悩みとはおそらく無縁です。羨ましいものです。

って私が逆玉の環境を用意できるはずがないのですが…。

 

4.自由な時間をノビノビと過ごせる

実家の母に赤ちゃんを預け、久しぶりに1人で自由気ままに過ごせて、とてもハッピーでした。

旦那と上の子は義実家にいるので、家事もそんなにしなくていいですし、好きな事して楽しく過ごせました。

なかなか会えない友達と会ってランチしたり、1人でカフェでくつろいだり、買い物したり。

年末年始、たくさんの人が地方へ帰省して、人が減った都内もいいものです。普段混んでるところが、すいてて快適すぎます。

あと、副業も。誰にも邪魔されないから作業が進みます。

 

5.疲れない・疲労回復

子育て中だと、普段なかなかゆっくり休めないのですが、しっかりと休めたのが良かったです。義実家に帰省しないので疲れませんし、疲労回復が可能です。

やらなければならない作業が圧倒的に少なくてすむからですね。

 

6.交通費を節約できる

お金の節約にもなります。私1人分の交通費だけではありますが、節約できました。

 

7.義母が気を使って連絡くれた

父子帰省したら、義母が気を使って連絡をくれました。上の子の様子とか、今日何して過ごしていたかとか、下の子は元気?とか…。

おそらく私が義実家に行くのイヤがっているとか、”夫婦関係がうまくいってないのかな?”とか、心配してくれたのだと思います。

もしかしたら、嫁失格だと怒られるかも(そしたら二度と行かない)と思ってましたけど、優しい言葉をかけてもらえました。

次に帰省した時は、少しは優しくしてくれるといいなーとちょっと期待してます。あー、でもちょっとコワいかも。

 

最後に

我が家の場合、義両親や義兄弟達との関係上、毎回父子帰省にするわけにもいきませんが、たまには父子帰省もいいと思いました。

せっかくの休みなので、楽しんだ方がいいですよね。