保育園ってどうなんだろう?
私は合格通知をもらった後、預け始めるまでは、預けて大丈夫なのか不安でした。そもそも初めての子供で、どう子育てしていくべきなのか手探り状態。
後になって思うのは、味方になってくれた保育士さん、ママ友達、子供のお友達のおかげで、子供がすくすく育ったんだということです。
保育園に上の子を0歳児から預けて5年以上経ちましたが、預けて感じたメリットや良かったなと思った理由などを挙げてみましたので、ご参考にしてください。
目次
1.育児から解放される時間が作れる
正直なところ、育児から解放される時間を作れるのが、個人的には一番のメリットでした。育児していると自分の時間がなかなか取れません。友達とかと合ったりもなかなかできてないです。
ずーっと育児をワンオペで続けてたら、もしかしたら、そのうちメンタル崩壊していたかもしれませんね。
0歳で保育園に預けることができたので、気持ちを切り替える時間やリフレッシュする時間を作れて、精神を持ち直すことができたと思っています。
仕事が嫌いとは言え、育児から離れて外の人と接することがあるのはメリットかもしれませんね。
保育士さんに怒られちゃうかもしれませんが、休み取って子供預けてリフレッシュしたこともありました。正直これすごく重要だと感じます。
仕事終わった後、すぐに迎えに行かず、預けている間に家事や買い物を済ませたりしてから、時間ギリギリにお迎えに行った時もありました。
保育園としては、「親を楽させるためにあるわけじゃないし、保育士さん達の負担も減るから、早く迎えに来て下さい」って感じでしょうけど、育児から離れられる時間は大変貴重。多少あるのと、ほとんどないのとでは大違いです。
ママ(パパも)に余裕がないから、少子化になったり、女性管理職になりたくないとか思ったりするのでは?
と思ったりします。
私にとっては、自分の状態を整えて、家で育児するために必要な時間です。精神的に少し余裕が生まれるのは、とてつもないメリット。
できる保育士さんは、そこらへん分かってて黙認してくれますね。
上の子をこれまでちゃんと育ててこれたのは、0歳児で保育園に入れた事が大きいです。
下の子はしばらく保育園入れないで育休延長することにしたのですが、結構しんどいと思う時もあります。たまには解放される時間が欲しいなと思ったりするものです。
2.働いてお金を稼げる
当たり前だけど、保育園に預けたら職場に復帰することになります。
復帰するまでは、子供を預けて大丈夫かなー?とか、仕事のブランクがあるし務まるか?とか不安でした。
でも、お金を稼げるのはメリットですね。
超稼げるハイスペックな旦那なら別だけど、うちのは普通のスペックだから旦那だけの収入だけでは、やっぱり生活が苦しくなってしまいます。
共働きでも、子育て中だと金銭的に余裕を持つのが難しいですが、ママも稼げば少しはマシな暮らしができるというものですね。
3.ママ友が増える
保育園で一緒になったママ友が増えるのもメリットです。
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- 子供について悩みを相談・共有
- 自分の知らない習い事の情報、受験情報、イベント情報などを教えてもらえる
- 一緒に遊ぶ仲間ができる
とか、いろいろ良い事があります。
デメリットもあるけど、メリットの方が大きいかなと思います。
4.子供が成長する
保育園や幼稚園に通わせずに、家族だけで子供をちゃんと育てて、質の良い保育や教育をするのは、結構大変です。保育園のサポートがあった方が、よりよい育児ができると思います。特に第一子の場合は自分達にノウハウがありませんからね。
保育園だと、これまでたくさんの子供達を見てきた知見やノウハウがあり、子供達の成長に合わせて、ちょうどいい保育をしてくれます。
なので、全く預けないよりは、預けた方が成長するんじゃないかなーと思います。
生活するためのトレーニングしてもらえる
箸の持ち方はじめ食事のマナー、手洗いの指導、トイレトレーニング、自分でお着換えできるようにするなど、生活のためのトレーニングをいろいろしてくれますので、親が教えなくても、結構できるようになりました。
いろいろな遊びや体験をしてもらえる
初めての子供だと、遊びのレパートリーが少なく、多種多様な遊びができないことがあります。それに、家だとどうしても限られた内容になってしまいますね。
でも、保育園だと子供達の成長に合わせて様々な遊びや体験をしてもらえるので、ありがたいなと思います。
例えば、こういう体験って子供にとって、結構貴重だと思います。
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- 家にはないオモチャで遊ぶ
- 大人数で鬼ごっこ(ケガしないように尻尾とりが多い)
- お化け屋敷ごっこ
- かなり大きい紙にみんなで絵具でのお絵描き、足形や手形をとる
- 色水遊び
- お誕生日会
- プールで水遊び
- 講師を呼んでの工作体験、染物体験
- 節分の豆まき、七夕まつり、ハロウィン、クリスマス会などの季節に合わせたイベント
- 演奏会、劇、お歌、踊り、運動会、遠足などのイベント
イベントの前に練習もあったりするし、様々な体験や遊びができるのは、子供のためになるなーと思いました。
子供の社会性が身に付く
保育園通って、同じ園のお友達や親以外の大人との関わりを通して、社会性が身に付いたと感じます。
例えば、
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- 電車やお店など公共の場であまり騒がない
- 道路の右側を歩く、信号を渡るときは手を挙げる
- 挨拶したり御礼が言える
- 順番を守れる
- 公園で初めて会う子とも遊具を譲り合って遊べる
- 自分の意見を言って、周囲とコミュニケーションをとる
など。
保育園も年中や年長になってくると、お当番もあったりして、どんどんできる事が増えていきます。
子供には子供の世界があって、その中でどうお友達と関わっていくか、子供ながらに考えるんだなと思ったりしました。
お友達と切磋琢磨・刺激を受ける
お友達から刺激を受けて、「よし、私も(僕も)できるように頑張るぞ」となったりします。
いいライバルができて、自分も頑張ろうと切磋琢磨すると子供も成長するものです。
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- ブランコ乗れるようになったお友達を見て、自分もブランコ乗れるように頑張る
- お絵描き上手なお友達のマネをして、自分も描いてみる
- お友達とお手紙のやり取りしたいから、文字を書けるように頑張る
例えばこんな感じで頑張るので、成長につながります。お友達との関わりって貴重ですね。
子供の成長度合い・得意不得意・特徴が分かりやすい
周りの子を見て、自分の子の成長度合いや、得意分野や不得意分野が見えたりします。
例えば、うちの子だと、文字の読み書きできるようになるのは比較的早いほうだったけど、足し算や引き算は少し遅い方でした。絵や工作は上手ですが、歌は下手です。かけっこは早い方だけど、すぐ疲れるから持久力はなさそう…とか、他の子と一緒にいる我が子を見ると、得意不得意が分かりやすいですね。
保育参観で親達が隠れて子供の様子を見てみると、家とは全然違うこともあります。我が子の場合、家だとふざけたり、甘えたりしてるけど、園ではしっかり者のキャラで、そのギャップにビックリしました。
まさか、外ではあんなにちゃんとしているとは…、園で頑張っているので、家で甘えるのは仕方ないのかなと感じました。
5.育児についてアドバイスをもらえる
育児していて困った時に、保育士の先生に質問すると、保育の経験や知識に基づいて、保護者に様々なアドバイスをいただけたりします。
トイレトレーニングの方法、歯磨きの方法、家での遊び、アレルギーについてなど、いろいろ教えていただきましたし、いろいろと不安になった時にもアドバイスをいただきました。
例えば、育児書に書いてある子供の成長具合と比較して、うちの子がどうも成長が遅い(言葉が遅い)ように感じて、「もしかして何か発達障害?」とか思って不安になったことがありましたので、保育士さんに相談してみたことがありました。
そしたら、
「育児書によっては、成長が早い子を基準に書いてあったりしますので、ご参考程度にしていただくといいですよ。かなり個人差がありますから。喃語でいろいろお話しますし、全く問題なく育ってると思います。気になるようでしたら、絵本の読み聞かせしていただくといいかもしれません。これがいいトレーニングになりますよ。」
といったようなご回答いただきました。
今となっては、あの頃の悩みは何だったんだ?って感じですが、当時は初めての子供だったし不安でした。子育てする上で、身近に相談できる保育士さんといるのは大変心強いです。
6.育児関連の情報が入手しやすい
保育園に預けると、保育士さんやママ友から情報を入手できるだけでなく、子育て中のパパ・ママ向けのイベントのポスターが貼ってあったり、子供向けのイベントや遊び場などのパンフレットが置いてあったりして、育児関連の情報が入手しやすかったです。
時には、保育園からのお便りと一緒にご案内が入っていることもあります。
区でやってるイベントとかの情報が多かったです。
あと、入場料取られるイベントや遊び場の割引券を入手できたりもするからお得ですね。
7.給食を食べてるので栄養バランスがいい
給食を食べられるというのは、メリットとして結構大きいです。ランチでたくさんの品目が入った、栄養バランスがいい食事を提供してもらえます。
それに、おやつも手作りでいいモノだったりしますね。
人の体って、食べたモノでできています。成長期の子供なら、尚の事バランスよく食品添加物などが少ない、きちんとした食事を食べた方がいいはずです。
これが自宅でみていると、3食子供の食事を用意しなきゃいけません。ママにとっては全部手作りしていると、ムリがくるので、どこかで手抜きしたりします。
土日とか、ついつい、ランチは適当なモノになったり、外食したりで、炭水化物中心になってしまうことがよくありました。
なので、ランチ1食分だけとは言え、保育園で提供してもらえるのは非常にありがたいです。
最後に
このような感じで、保育園の預けるメリットはいろいろあると思いました。デメリットもいろいろありましたが、上の子が問題なく、すくすくと育ったのは保育園の力も大きいと思うので、感謝しています。
主なデメリットについては、過去記事の中で書いたので、合わせてご覧いただけますと嬉しいです。
いい面も悪い面もあるものですね。