小学校に入学したばかりの小1の4月から、1人で登校させるのは心配だからとお友達と約束してグループで登校するようになりました。
最初は良い事だと思っていました。しかし、これが意外にストレスやトラブルの元になったりしたので、今は1人で登校するようになりました。
下校はお友達と一緒に帰ってくる事もありますが、登校は1人の方がいいかもしれませんね。
目次
お友達と一緒に登校させて良かった事
グループで登校させることになったきっかけは、上の学年の親子が声をかけてくれた事でした。「もし良かったら一緒にいかがですか?」と。
入学してしばらく経ち、もう1人で登校できるとは言え、やっぱり不安です。
入学したての頃は、学校まで子供に付き添っていましたが、共働きですと付き添うのも結構負担です。
お断りするのも、なんか角が立ちそうだったのもあり、お言葉に甘えて、OKしました。
登校グループは、保育園の頃、娘と一緒に遊んでくれた上級生を筆頭に、娘の同級生が何人かいました。
良かった事は2つかなーと思います。
①1人で登校するよりも安心できる
登校において心配していたのは、主にこの2点でした。
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- 変な人がいないか
- 交通事故は大丈夫か
特に不審者対策は気になっていました。やっぱり誰かと一緒に登校なら、安心して登校させられます。下の子を保育園に送迎もしなくちゃですので、助かりました。
交通事故についても、ルールやマナーを守って気をつけて登校しなきゃだと思いますが、集団だと車の運転手からも目に付きやすいですし、注意して見てくれると思いますので、1人よりリスクは低下するかなと思いました。
②朝の準備がスムーズ
時間が決まっているので、同じ時間に準備するようになり、生活のリズムが整えやすくなりました。娘も「集合に遅れないように」との意識を強く持ってくれたので、準備でもたもたする事もそんなにありませんでした。
お友達と一緒に登校して良くなかった事
お友達と一緒に登校してもらえるなら、良い事の方が多いだろうと思っていたのですが、意外とデメリットもあることに気付きました。
①遅れると置いてきぼり
基本的には時間になったら出発というルールでお約束する事が多いと思います。
時間どおり集合しているメンバーが、遅れたメンバーを待っていると遅刻してしまうので、時間が来たら先に行ってしまいます。
その場合、遅れてきた子が1人で登校する事になってしまいます。
あと、遅れてきた子が1人でずっと待っているなんて事になったら大変ですね。このグループでは無かったですが、まだまだ小さな子供ですからそういう事もあり得ます。
②子供達だけだと時間の管理が心許ない
子供達だけだと、時間の管理が心許ありません。上級生がついているとは言え、まだ時間になってないのに、出発してしまう事があったみたいでした。
それで集合にギリギリ間に合ったのに、置いてきぼりになってしまった子もいましたね。
③ケンカすることも・合わないお友達も一緒
方向が一緒というだけで、合わないお友達もいます。たまにケンカしてしまったり、上の学年の子が下の学年の子に意地悪したりという事もありました。
人数が多くなれば、合わない子もいたりするものですね。
まあ、普段どんなに仲が良くても、6年間ずーっとケンカもせず…なんてまずないでしょう。ケンカの1つや2つしますよね。
朝のケンカが原因で、学校についてからもケンカしてしまい、その子達の親御さんが呼び出されてしまった事もありました。
④上の学年のママさんの不満
上の学年のママは専業主婦ですが、それ以外のママさんは兼業で共働きです。
まさかここで、専業主婦VS共働き主婦になるとは思いませんでしたが、上の学年のママさん的には「下の学年の子達の面倒を見てやっているのにお礼も何もない」と不満があったみたいでした。
というのも、そのママさんは時々小学校まで送迎してくれていたのです。他のママ達は仕事があるので、それができませんでした。
大きなトラブルになる前に、風の噂で早めにそれを知る事ができたのは良かったです。
⑤毎朝ピンポンされる
そのグループの中に、同じマンションの子がいました。高層階に住むその子は、みんなで集合する前に、低層階の我が家にピンポンして、我が子と一緒に階段で降りていくという感じです。
が、毎朝ピンポンは結構ストレスです。日によっては朝の準備でバタバタしていたりもしますし…。
逆に娘の友達が誰も訪問してこないのも、寂しく思うのかもしれませんが、毎日は何気に疲れますね。
1人で登校する事にした
意外とデメリットの部分がいろいろあって、トラブルになる可能性もあると思いましたので、1人で登校する事にしました。
言い訳としては、
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- うちの子の準備が遅くて、そのうち迷惑かけそう
- 仕事の関係で両親とも早めに出なきゃいけない日もある
- うちの子が早めに学校に行って育てている植物を観察したい日もある
という感じでした。
上級生のママさんには、今までありがとうございましたと御礼を言いつつ、上記の理由(言い訳)を伝え、事なきを得ました。
トラブルにならずによかった!
うちが抜けた後しばらく経ちましたが、最近はみんなバラバラに登校させていますね。他のママさん達もそれぞれ思うところがあったのかもしれません。
1人で登校する事になりましたが、特に困りませんでした。
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- 同じ時間帯に児童達が登校してくるので、誰かしらお友達や知り合いと会う
- 通学路に立ってみてくれている当番の保護者がいる
- 通勤時間と被るため、周囲の目がある
- 自分のペースで朝の準備ができる
なるべく大きな道路を通るようにしているので、不審者については、まあ大丈夫かなと思います。
子供に気をつけてもらいたいのは、交通事故ですね。
ここはしっかり交通ルールを守らせつつ、なかなか難しいかもしれませんが、危険を避ける行動を日頃から教えていくしかないかなと思います。
下校はお友達と一緒が多い
登校は1人で行くようになりましたが、下校はお友達と一緒が多いようです。
保護者としては、登校と違って毎朝ピンポンのストレスにさらされることもなく、時間に縛られることもないため、特に負担は感じません。
放課後、学童がある日はお迎えが必要なので、お友達と帰ってくるのは学童に行かずに下校する日。
下校の時間は朝と違って人の目が減ります。通学路に立って見ててくれる当番の保護者もいません。
不審者に関しては放課後の方がリスクが高いと思いますので、誰かお友達と一緒の方がいいと感じます。
しかし、お友達と一緒であることにより、様々なトラブルの可能性もありますね。
例えば、友達同士のケンカ、ダラダラ帰ってきて習い事に遅れないか、帰宅せずお友達とそのままどこかに遊びに行ってしまうかも…などの懸念はあります。
何事もなく、ちゃんと帰って来ればいいのですが。
今のところ、幸い大きなトラブルはなく、学校で同じタイミングで帰る子達や仲の良い子達と帰ってきたりしているようです。
ただ、子供の世界がありますので、しばらく見守るのが吉かなと感じます。(う~ん、やっぱり、仕事辞めたくなってきた…。)
最後に
通学のトラブル等は心配ですが、約束して毎日一緒に登校は、結構大変ですね。高学年にもなれば違うのかもしれませんが。
上記に書いたような感じで、登校は1人になりましたが、人の目が比較的あるエリアでは、リスクは低いかなと思いました。