会社では仕事ができる優秀な人もいれば、できない人もいます。私の会社の同じチームに仕事できなさすぎる人が1人いて大変です。
私も仕事できる人ではありませんが。
相当できない人が周りにいると、どうしてもイライラしてしまう事もありますよね。
優しくありたいですし、公平に接したいと思っていますが、なかなか難しかったりします。
そんな時、優しく接するために行った私の対処法を書いてみました。
目次
1.仕事できない人の特徴
仕事できない人ってだいたいこんな感じだと思います。
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- 処理能力が低く成果が低い
- 仕事が遅く締め切りに遅れる
- ミスが多い
- 同じ事を何度も聞いてくる
- 自分で考えない・調べない
- メモをとらない・取ってても後で見て分からない
- コミュニケーション能力が低い
- 残業が多い
- よく遅刻する
- 苦情がよくある
- モチベーションが低い
- 努力しない
- 無責任・責任転嫁する
- 仕事を人に押し付ける
- 苦手な仕事はスルー
- 仕事が自己流・ルールを逸脱する
- ホウレンソウができない・遅い
- こちらが疑問点を聞いても何も解決しない
- 電話、チャット、メールのレスポンスが悪い
- 周囲や顧客に対する態度が悪い
- なぜか自己評価が高くできると思っている
その同僚は、この中の半分以上に当てはまっていますね。
いや~、どんだけクズなの。マジでどうにかならないの……。
以前に高学歴なのに仕事できない人の特徴を書いてみましたが、まあ似たり寄ったりかなと思います。
2.仕事できない人にイライラする理由
仕事できない人に対してはどうしても厳しい目で見てしまいますよね。それどころか、ついイライラしてしまったりもします。
私なりにどうしてイライラするのか考えてみました。
①余計な仕事が増える
残り仕事の処理、ミスのフォロー、分からないところを詳細に教えてあげたり…などなど、本来やらなくてもよかったはずの仕事が増えてしまいます。
実はつい先日、できない人が失敗したせいで、管理職と一緒に部署の責任者に事の経緯を説明して、怒られてしまいました。(なぜ私まで…連帯責任が憎い。当の本人は素知らぬ顔なのがムカつく。)
めんどくさい資料を作らされた分、時間を取られてしまいましたし、とても疲れてしまいました。
それに時間が割かれるという事は、それだけコストも増えてしまいますね。
②利益が減ってしまう
本来の見込んでいた仕事ができなかったりして、売上が減ってしまう事もありました。
みんなで稼いで利益を出すわけですが、足を引っ張る人がいると、周囲の人のパフォーマンスが下がりますね。
売上が下がってコストが増えますので、利益が下がります。
③待ちの時間が発生する
お願いした仕事、やると言った仕事が遅いと周囲の人に待ち時間が発生してしまいます。その人に聞いてみたら、仕事が放置されて、止まっていたりします。
チームで進めている仕事でその人だけが終わっていないせいで、みんな待っている状況になると、ストレスたまりますね。
④予定が狂う
急に残業になってしまったり、スケジュールの変更があったりで結構振り回されてしまいます。
子供の送迎もあるし、今日は残業できないって時に限って、その人のフォローを頼まれたりして、発狂しそうになります。
この前もトラブルがあって、上の子のサピックスのお迎えにも遅れたし、日曜出勤になったりしました。
娘の新3年生1月の組分けテストの結果が微妙だったのは、こいつのせいかもしれないと思うと怒りしか感じません。
⑤残業代で給料が高く不公平感を感じる
これも腹立たしいのですが、あまり貢献してないのに、もらっている給料が高いのです。
なぜかというと、残業が多いからです。
仕事の処理能力が低いため、人よりたくさん時間がかかりますし、難しい仕事はとても任せられません。
なのに、残業代はしっかり出てて、それなりに甘い蜜を吸っているみたいなので不公平感があります。
あと、残業は多いので、他チームの人から見ると一見すごく仕事しているように見えてしまうのが、納得いかないところです。少し長く付き合えば、いかにダメな人か分かるんですけどね。
⑥心理的に負担感が増す
まあ、このような感じなので当然心理的な負担感も増します。
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- せっかく教えても戦力になってくれない
- チーム全体のモチベーションやパフォーマンスが低下
- できるメンバーでやるしかないというプレッシャーがかかる
- 子供の送迎などの時間がせまってきて焦る
3.優しくいるための対処法
仕事できない人に対して、なかなか優しくできないと思います。でも、そこで怒ってしまったり厳しく接したりすると、場の雰囲気が悪くなってしまいます。
イライラしている人が増えると、チームメンバー達の「心理的安全性」が崩壊し、次第に自由闊達な意見が減っていきます。なので、結局チーム全体のパフォーマンスがもっと低下してしまうでしょう。
それに周囲からの自分のイメージや評価も低くなったり、自己嫌悪に陥ったりする事もありますから、良い事はないですね。
仮に、怒ってしまうと「パワハラだ」とか言われて、こちらが悪者になってしまうかもしれません。
なので、グッとこらえて、少なくとも表面上は優しく接した方が良いでしょう。
①管理職や人事に相談する
一番良いのが、管理職や人事に相談する事だと思っています。仕事上で困っている事を事実を挙げながら説明したり、別の適任者を配置してもらうようにお願いすると良いでしょう。
自分で何かできる権限があるなら別ですが、大抵の場合、自分だけで解決する事は難しく、しかるべき人に言わなければ何も変わりません。
②誰かに愚痴る
一時的とは言え、誰かに愚痴を言うだけでも、気持ちが楽になったりするものです。
それに実は同じように思っている人がいるかもしれませんね。
③聞かれても自分で調べたり考えてもらう
何でもかんでも聞かれて対応しているとこちらの負担ばかり増えて、仕事が進みません。最初は手取り足取り教えてあげる事も必要かと思いますが、「もうそろそろ理解してよ」って段階になったなら、なるべく自分で調べてもらったり、考えてもらった方が良いですね。
知っている事だとしても、答えは言わず、ヒントを出すくらいにしています。
自分でやってもらわなきゃ、成長しませんからね。
④あえてミスらせて恥ずかしい思いをしてもらう
その人は変わりませんでしたが、あえてミスしてもらい、反省させてみても良いかもしれません。
⑤期待しない
そもそも人並みの仕事を期待するからいけないのかもしれません。能力以上の仕事を要求してもムリな話です。
どこかで期待しているから、イライラするんだと思います。
会社として雇ってしまった以上、退職するまで面倒をみなきゃいけないのも、企業の社会的責任というやつなのかもしれません。
⑥得意そうな事をやってもらう
人それぞれ得意な事があるはずです。もしかしたら、仕事の内容自体が苦手なのかもしれません。
うちのチームのその人は、誰でもできるような単純作業だけは人並みのスピードがありますし、意外とミスも少なくこなします。
ところが、少し難易度が上がると途端にできなくなります。
なので、管理職の指示で比較的簡単な単純作業をメインにやってもらっています。
⑦できるだけ関わらないようにする
その人と同じ空間にいるとストレスがたまったりしますので、できるだけ関わらないようにしています。
その人が会社に来る日はテレワークにしてみたり、会社で出社日が被った時は別室で仕事をしたり、その人がいない打合せを入れてみたり…。
関わりが減ると、心もリセットできて、次に会った時に優しくできたりしました。
最後に
最近は、同じチームの仕事できない人についイライラする事が多く、いろいろ書いてしまいました。どなたかの参考になれば幸いです。