仕事のチャットが大嫌いすぎる~もっと低ストレスで稼ぎたいのに~

テレワークが多くなって、チャットを使う機会が増えました。

チャットは便利ですが、仕事で使うとなると疲れますし、なにかとストレス感じたりします。

なんとなくSNS疲れと似ていますよね。”チャット疲れ”とでも言うべきでしょうか。特にチームスというのがイヤでイヤで…。

個人的には仕事の質が下がった感が否めません。

時代の流れで働く環境が変化していきますが、それに対応していくのは大変ですね~

 

1.チャットは便利

チャット機能はあると便利ですね。会社でもいつしか導入されて、しばらく経ちますが、これがあったから効率よく仕事できた面が少なからずあります。

何か問題があったり、分からない事があったりした時に解決までの時間が短くなったように思います。

 

①複数人でスピーディーなコミュニケーションが可能

これが一番便利なところだと思います。グループ内のメンバー間で、非常に早く円滑なコミュニケーションが可能です。

”あの件、今どうなってますか?”、”これ、誰か知ってますか?”

といった事をすぐに解決できたりして、効率よく仕事を進めることができたりします。

 

②手軽に短い文章でやり取りできる

メールのように長い文章を作るのも、結構手間がかかります。相手からの返事が遅くなったりする場合もありますね。

かしこまりすぎず、手軽に短い文章でやりとりできるというメリットがあると思います。

 

③他の人に知られずにこっそり聞ける

ちょっとした基本的な事を確認したいけど、誰かに聞かれて、「そんな事も知らないの?」と言われそうで「恥ずかしい」あるいは「カッコ悪い」といった場合でも、周囲の人に知られないように、知ってそうな人にこっそり聞けたりします。

送った相手か自分がバラさなければ、普通バレません。

 

④既読したか入力中かが分かる

相手が既読したか、返事を入力してくれているところかが分かるのも良いところですね。入力中である事が分かると安心できます。

 

2.チャットが嫌いな理由

プライベートのSNS疲れて辞めちゃった身としては、仕事にSNS的なモノを多用されると、非常にストレスを感じてしまいます。

コロナでテレワークが増えたのはいいのですが、チャットがすごく増えたので辛いものがあります。

仕事上のチャット疲れの理由、聞いてください。(ご覧ください。)

 

①テキストだけだと感情が伝わりにくい

普通に会社で話すと人当たりの良い人なのに、チャットだと短いテキストだけになったりして、冷たい人なのかなーと感じる事もあります。

文章だけだと感情が分かりにくいので、本音のところが見えにくかったりもしますね。

モヤっとする事が度々ありますね。

 

②仕事が中断するので作業効率が悪くなる

いろいろな人からいろいろなメッセージが入ってきて、その度に仕事が中断されると、作業効率が悪くなります。あとミスも増えやすくなります。

昔、”電話はお互いの時間を奪うツール”だとか言われたりもしましたが、SNSも時間泥棒だったりするわけで、チャットもSNSも電話も似たようなモノかもしれません。

文字を打つより、口頭の方が速いですからね。

忙しくなった割には、仕事の質が下がった感じがします。

 

③グループが乱立してメッセージを見落としがち

最近、気が付いたらいろいろなグループがたくさん乱立していて、どれがどれだか分かりにくくなってきました。

メンバーも似ていますし、グループ名も似ていると混同してしまいます。

実感として、メッセージを見落としやすくなりました。

私の処理能力が低いからだと言われればその通りなのですが、あれもこれもと、おばちゃんの能力では正直つらいです。

 

④緊急案件なのにチャットで送ってくる

緊急案件は急遽ミーティングするとか、電話するのが基本だと思いますが、チャットでさらりと送ってくる人もいますね。

うちの部長さんがチャット好きでこれなんですが、見落とすと困りますし、意思疎通に齟齬があると危ない感じの案件でのチャットはやめてもらいたいものです。

なのに部下が重要案件についてチャットで連絡すると、『こういうのは電話じゃないとダメでしょ』ってご立腹な部長殿。

忙しいんでしょうけど、自分はいつもチャットのくせに「それはないんじゃないの?」って感じです。

 

⑤短文で詳細が分からない

メールだと基本的に丁寧な文章でのやり取りになりやすく、情報の抜け漏れも少ないと思いますが、チャットだとフランクすぎて雑ですし、簡単な情報しか書いておらず、詳細が分かりにくいことがあります。

確認のために質問しなきゃだと、何往復か余計なやり取りが生じるのがイヤなところです。

 

⑥関係ないグループの話も入ってくる

『情報共有』とやらで、自分には関係ない他のグループの仕事の情報が送られてくることが結構あります。これは結構邪魔ですね。

別に見なくてもいいような内容ばかりで、見るだけ時間をロスします。もし、自分に関係ある大事な事が書いてあったら…と思うと見ないわけにもいきません。

 

⑦仕事と雑談が混ざっている

仕事の情報だけならいいのですが、中には雑談も混ざっている事がよくあります。多少の雑談も、スムーズに仕事をするためには必要かなと思いますが、雑談が多いチャットは勘弁してほしいですね。

興味のない話も入ってくるとうんざりしてしまいます。

 

⑧何でもかんでも聞いてくる人がいる

自分で調べもせずに、調べればすぐ分かるような事でも、なんでもかんでも人に聞こうとする人がいるとめんどくさいです。

 

⑨すぐ反応しなきゃいけない感じがする

SNSと同じような感じかもしれませんが、すぐ反応しなきゃいけないような気分にさせられます。

それに、反応しないとサボっているかと思われるのもイヤですので、多少反応しなきゃいけない雰囲気もありますね。

あと、やり取りが速いとプレッシャーになりますね。

もっと、ゆっくり&じっくり仕事に取り組みたい…。

 

⑩グループ宛ての連絡には反応しない人がいる

”誰かがやってくれるでしょう”という感じでグループ宛ての連絡には無反応な人がいます。

仕事を拾わない系の人というか、無責任というか。

そういう人がいると、モチベーションが下がりますね。

 

⑪♡マークが不快

これ付けちゃうおじさん結構いますが、不快な気分になります。

『♡マークなんであるの?いらないでしょ。』って日頃から思っています。

 

⑫「いいね」しなきゃな同調圧力を感じる

これ、私生活でのSNSと同じですね。

上の人とか、お局様とか女性の先輩が何か送ってきたら”いいね”しなきゃな雰囲気があり、同調圧力を感じます。

全くいいと思わなくても、自分にうそついて「いいね」するのも積み重なると心が擦り切れそうになります。

 

⑬イジメや嫌がらせが起きやすい

既読スルー、1人にだけいいねしないとか、嫌がらせやイジメが起きやすくなりますね。

社員の個性を大事にとか、個性を伸ばすとかが難しい環境のように思います。

同調圧力によって、殻を破って育つはずだった人材が育ちにくくなるのではないかと懸念しちゃいます。もし、そうなれば、いずれは組織の衰退につながってしまいます。

 

3.チャット対策でしている事

チャットは便利な反面、いろいろなデメリットがあると感じていますが、そのデメリットの部分に対して、対策している事について書いてみます。

焼け石に水状態で、そんなにすごい効果があるわけではありませんが、若干ストレスを軽減できたと思っています。

 

①対応不可の表示にしておく

取込中のためメッセージが来ても対応できない状況である事を示すため、対応不可などの表示があれば、そうしておくといいでしょう。

 

②スケジュールの予定は長めに入れておく

1人だけで行う仕事のスケジュールがある場合、少し時間を長めにスケジューリングしておくといいと思います。

そうすることで、ちょっと時間的ゆとりができます。

 

③見る時間を決める

メッセージが来てすぐに見ちゃうから大変になると思うので、見る時間を決めておき、その時に目を通すと楽です。

その時間が来るまでは作業に集中することが可能になります。

 

④メンバーは最小限にしとく

やり取りするメンバーが増えれると、やり取りも増えてしまうと思います。

自分からメンバーに送る場合は、できるだけメンバーを厳選して最小限にすると、少しは減らす事が可能になります。

 

⑤めんどくさいのは「いいね」だけする

文字を打つのが手間だったりするので、時には「いいね」だけして1秒で済ますのもアリだと思います。

雑談を切りたい時とかよくやります。

 

⑥敢えて電話やメールを使う

期限が長めの仕事や、少し説明しなきゃいけない感じの仕事は、敢えて電話やメールを使うことにしています。

 

⑦敢えて時間を置いて返す

すぐ返すと大変になるので、緊急性が低ければ少し間をおくとゆとりが生まれます。

 

⑧時にはスルー

スルーしても差し支えない場合は、もちろんスルーでいいでしょう。

 

⑨反応しなくてOKなチャットは通知オフ

一応メンバーには入っているものの、自分にほとんど関係ないチャットは、見るだけムダなので通知をオフにしています。

 

4.最後に

チャットのストレスになるところは、上記のように対処しています。少しは効果があったかなと思っていますが、チャットが導入されたせいで、最近ちょっと働きにくくなったかなと感じます。

上の人達は、チャットを導入したことで、すごく”やった感”があるのかもしれません。

しかし、チャットで非常に多くの様々なやりとりが発生するせいで、忙しくなった割には、仕事の質が少し下がって、稼ぐ力が削がれているように思います。

つまり、弊社は、チャットによって内部で消耗している状況と言えそうです。

本当は「チャットやめません?」って言いたいですが、それはムリでしょうから、この会社にしがみついてる以上は、チャットとうまく付き合っていくしかありません。

これでは本末転倒なので、皆でチャットの使い方を見直したりして、もっと低ストレスで少ない労力で稼げる環境にしていきたいものですね。